耳の下を押すと痛いような違和感の原因は?注意したい病気4つ!

耳の下を押すと痛いような違和感の原因は?注意したい病気4つ!

耳を押す


耳の下というのは頬杖をついたり、横を向いて寝たりしているときなどに、手のひらや枕によって圧迫される部分です。


この部分が押して痛いということになると、これらの姿勢を取るのが難しくなってしまい、ストレスも溜まってしまいます。


このように生活の質を低下させてしまうものは早く取り去ってしまうのが良いので、この記事では耳の下を押すと痛いと感じるような病気について紹介していきたいと思います。

粉瘤

粉瘤というのはあまり聞き慣れないものだと思いますが、これは皮膚の組織の一部が袋状になって、本来であれば剥がれ落ちていくはずの角質などといった老廃物がその袋に溜まっていってしまう疾患です。

そのため、皮膚があるところであれば頻度の違いこそあっても、どこにでも発生する可能性があります。


通常粉瘤があるだけでは痛みは発生してきませんが、粉瘤に細菌が感染して炎症を起こしたり、神経の近くに粉瘤ができたりした場合には痛みを伴うこともあります。

細菌感染があった場合に特徴的なのは粉瘤の内部にドロっとした膿が溜まってくるということです。


これは侵入してきた細菌に対して白血球の一部である好中球が闘った後の死がいで、通常のケガでも細菌に感染した場合はこのような膿が出てくることがあります。


ですので、小さな腫れがあってそこから膿が出ていると言うだけでは粉瘤への感染だとは、言い切ることができません。

そのため皮膚科などの医療機関できちんと診てもらう必要があります。

粉瘤自体は取ってしまうことができますが、完全に取りきることができていないと再発してしまうことがあります。

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耳下腺腫瘍

耳下腺というのはその名の通り耳の下方にある腺組織のことで、唾液を分泌している器官です。

おたふく風邪の時に腫れる所というとイメージしやすいと思います。

そして、ここに腫瘍が発生すると痛みを引き起こすことがあります。

これには神経の走行が関係していて、耳下腺を貫くようにして顔面神経が走行しているためです。


教科書的に言うと顔面神経は耳下腺を浅葉と深葉とに分ける、となりますが、このような位置関係にあるために耳下腺に発生した悪性腫瘍が神経を圧迫したり神経に浸潤したりすると痛みが出てきます。


「押すと痛い」というような場合には、神経の近くに腫瘍ができて押されることで腫瘍が神経を圧迫する形になると考えることができます。

また、この神経の走行は手術にも影響してきます。


良性でも悪性でもそうですが、腫瘍を取り除く際に顔面神経を傷つけてしまうと顔面神経麻痺を引き起こしてしまいます。


芸能人だと北野武さんが顔面神経麻痺があると言われています(彼の場合は交通事故が原因のようですが)。

顔面神経は運動神経の一部なので、麻痺を起こすと顔の筋肉などを動かすことができなくなってしまいます。

そのため手術を受けられる際には、そのようなリスクも有るということを十分に把握しておくことが重要です。


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脂肪腫

脂肪腫とは脂肪細胞が腫瘍化してしまった疾患です。

意外かもしれませんがヒトが蓄える脂肪は細胞からできていて、ある種の化学物質(ホルモン)を分泌していると言われています。

脂肪腫は良性の腫瘍なのでただ大きくなるだけで、他の臓器に転移したりすることはありませんが、神経の近くに発生してしまうと神経を圧迫して痛みを伴う場合があります。


脂肪腫は先程も言ったように、脂肪からできているものなので触った感じは柔らかく、可動性があるように感じます。

小さければ経過観察ということになりますが、「急激に大きく」なったり「あまりにも大きい」場合には悪性腫瘍である可能性もあるため皮膚科などを受診する必要があります。


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リンパ節腫脹

リンパ節というのは一言で言うと免疫関係の器官です。

基本的には全身に分布していますが、わきの下(腋窩)や脚の付け根(鼠径部)、首(頸部)に多く見られ、耳の下はリンパ節がたくさんある部分になります。


この部分のリンパ節は主に鼻や耳などに炎症が起こり、それにともなって腫れてくることが多いです。

他にもウイルス感染症でリンパ節が腫れてくることがあります。

また、風邪がきっかけでリンパ節が腫れることもあります。


この場合は発熱や鼻水、咳などのリンパ節腫脹に先立って現れる症状(前駆症状)があるためわかりやすいですが、リンパ節が腫れるのには悪性腫瘍が原因であることも少なからずあるので、素人判断で様子を見るのではなく早めに医療機関を受診したほうが良いでしょう。


関連記事:リンパの腫れが気になったら、放置は危険!今すぐ確認したいこと!!

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は4つの病気(疾患群)を取り上げました。

耳下腺腫瘍やリンパ節腫脹というのは原因となっているものがさらに細かくたくさんあるため実際は4つどころの話ではありません。

ですので、きちんと病院へ行って医師の診断を受けたほうが良いです。

早め早めの受診が早期発見につながって、より治しやすくなるので、違和感がある場合にはすぐに病院を受診しましょう。


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