リポビタンDを飲むタイミングで空腹時はOK?成分も気になる!
風邪をひいたとき、忙しいとき、もしくは普段から栄養ドリンクを飲む人も多いかと思います。
今やドリンク剤は簡単にいつでも誰でも手軽に飲むようになりました。
しかし、意外とその用法や用量は確認して飲んでいない事が多いです。この記事では栄養ドリンクの中でも代表的な「リポビタンD」にスポットを当てて解説していきます。
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目次
成分と効果・効能
リポビタンDに期待できる効果
リポビタンDを飲むことで、肉体疲労、食欲不振、病中病後の体力低下、発熱による虚弱体質、滋養強壮などに効果が期待できます。特徴としては、
- 風邪などで免疫低下をしている時に体力を回復する補助作用がある。
- 無水カフェインで眠気を覚ましてくれる。
- 錠剤と違い、吸収性が早く即効性がある。(30分ほどで効く)
成分
中に入っている成分についても見ていきます。
タウリン
魚介類や貝類に含まれている成分ホメオスタシスで、1000mg配合されています。一日の摂取制限は3000mgです。体や細胞を正常な状態に保つ作用があり、高血圧、高コレステロール、肝臓の働きをよくするなどの効果が期待できます。
私たちの体内(筋肉、脳、心臓、肝臓)に高い濃度で含まれている成分です。
イノシトール
果実や穀類に多く含まれる成分で、ビタミンに似た作用を持つので別名「抗脂肪肝ビタミン」と呼ばれています。50mg配合されていて。一日の摂取制限は500mgです。
イノシトールは、脂肪肝や動脈硬化の予防や神経細胞の働きを助ける作用、健康な髪を保つ作用、血流を良くしてくれる、神経細胞を正常に働かせる(集中力や記憶力精神安定)などの作用があります。
カフェイン
50mg配合されています。一日の摂取量は400mgです。カフェインについては、よく知られていますが、覚醒作用、利尿作用、骨格筋を刺激して筋肉力を上げる作用、筋肉疲労効果などがあります。
ニコチン酸アミド
20mg配合されていて、一日の摂取制限量は200mgです。ビタミンB群であるニコチン酸アミドは、血行を良くしてくれます。
チアミン
5mg配合されています。一日の摂取制限量は100mgです。ビタミンB1の別名で、糖質の代謝を助けエネルギーに変える効果があります。
リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2)
5mg配合されています。ビタミンB2の一日の摂取制限量は200mgです。活性酸素を分解して疲れにくくする作用、皮膚や粘膜を正常に保つ作用が期待できます。
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飲むタイミング
成分の中にカフェインが配合されていますので、寝る前に服用すると眠れなくなる可能性が高いです。逆に、朝や昼間に服用すると集中力がUPすることを期待できます。
リポビタンD飲むのに適している時間はやはり朝・昼で、飲むのに適していないのは夜になります。食前食後に関しては特に決まりはありませんが、胃に負担をかけたくない場合は食後がベストかもしれません。
関連記事:リポビタンフィールに期待出来る効果は?飲むタイミングは?
副作用と注意点
コンビニやドラックストアでも手軽に買えるリポビタンDですが、服用には注意したい副作用などもあります。
以下に副作用と注意点を見ていきます。
副作用
副作用として考えられることは- タウリンの取りすぎは胃に負担をかけます。下痢や嘔吐の原因となる可能性があります。
- タウリンの取りすぎは、必要以上に肝臓を働かせるため、肝臓を傷める可能性があります。
- 一日一本飲んでも良い成分が配合されております。
しかし、保存剤も配合されており、毎日保存剤を飲んでいることになります。それが腸内細菌に影響する場合もあります。 - カフェイン中毒になる可能性があります。
代表的なものはこれらですが、これ以外にも体に異変を感じた場合はすぐに服用を止めるようにして下さい。
関連記事:ユンケル黄帝液の効果や値段は?他の栄養ドリンクとの違いは?
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注意点
服用の際の注意点としては- 15歳未満は小児ですから成人量摂取は過剰摂取になりますので、飲んではいけません。
- 妊婦は飲んでも大丈夫ですが、ノンカフェインをお勧めします。
- 風邪薬との併用は好ましくないです。
風邪で免疫力が低下し、肝臓の機能が低下しているのに、風邪薬で肝臓に負担をかけるからです。
風邪薬の成分で副作用としてアレルギーを起こす方もいらっしゃいます。薬剤アレルギーには肝臓の機能が関係していることがありますので注意してください。 - アルコール成分が含まれているドリンクと抗生剤の併用により、副作用のリスクは高いです。
風邪をひいて飲むときは、ノンアルコールのものを選ぶ方が良いのかもしれません。 - 糖分19gが含まれており、カロリーに換算すると、76Kcalです。糖尿病の方は医師に相談してください。
- ドリンク剤は吸収性が良いので、糖分の補給を速攻で行うので、体は心地よくなり、それを欲するようになります。
これが依存性です。
毎日これをイライラした時や疲れている時に飲む習慣性をつけると、少しの疲労でも安定剤的な役割を示してきます。 - カフェインの量は一日に400mgです。
ドリンクとコーヒーを合わせて飲むと、不眠や興奮作用があり、昼夜逆転してしまう可能性があります。
風邪薬との併用はお勧めしませんが、風邪っぽい感じの時に早めに飲むのは良いと思います。
出来ることなら食事から摂取するのが好ましいとは思います。
関連記事:ユンケルと風邪薬の併用はOK?効果的な飲むタイミングは?
まとめ
いかがでしたでしょうか、手軽に買える栄養ドリンクは仕事や勉強で忙しい私たちには欠かせない飲み物となってきています。しかし、飲むタイミングや量を間違うと体に悪影響を及ぼす危険性もありますので、注意が必要です。
買ってすぐに飲むのではなく、瓶にかかれている説明をよく読んでから飲むようにしましょう。
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