動悸がして息苦しい症状が続く原因は?特に気をつけたいのはコレ!

動悸がして息苦しい症状が続く原因は?特に気をつけたいのはコレ!

胸の痛み、動悸


緊張をすれば胸が鼓動を打ち心臓がバクバクして、心配や不安などで胸がシクシクします。

胸の違和感と一言に言っても、その痛みや場所によって原因はさまざまです。


その胸の違和感や痛みを感じるときは、安静時起こるのか?身体の動作時に違和感や痛みを感じるのか??

また、違和感がある時は具体的にどのような感じなのでしょうか?


この記事では、胸の違和感の中でも、痛み、圧迫感、息苦しさ、動悸に関連することについて書いていきますので、参考にして下さい。

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胸の違和感

胸の違和感を引き起こす、原因は心臓なのか胃なのか、肺なのか、違う場所なのか様々なことが考えられます。


心臓や肺といった臓器は胸の辺にあり命に直結しています。心臓から出ていく大動脈、食道、肋骨や肋間神経、筋肉などもあります。


横紋筋という筋肉でできており、全身に血液を送り出すポンプの働きをするのが心臓です。

違和感の症状は大きく分けて、代表的な症状である、胸の痛みや圧迫感と動悸や息切れの2つに分けることとできると思います。


そして、胸の違和感から考えられる病気は、心臓、血管、肺、胸膜、神経・筋肉・骨、消化器、心因性など原因があげられます。



関連記事:胸の圧迫感と息苦しい感じが続く!原因を解説!

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心臓・血管

胸部中央から左側にかけて締めつけ感や圧迫感があり、しばらくすると痛みがなくなる症状の狭心症。

突然の引き裂かれるような激痛亀裂が進むと、胸部から頸部、喉、顎、背中、お腹へと痛みが移動する大動脈解離といった「心臓や大きな血管の病気」

肺・胸膜

突然の胸の痛みと息苦しさや呼吸困難を起こし、肺の一部が敗れて肺が縮んだ状態になる気胸


足、骨盤内の静脈に血液の塊である血栓ができ、肺の血管を塞ぐことによって起こる飛行機の搭乗が原因で起こる血栓塞栓症ロングフライト

血栓症である通称エコノミークラス症候群を起こす急性肺血栓塞栓症。

細菌感染が原因で発熱や悪寒を伴うといった胸膜炎など「肺や胸膜の病気」

神経・筋肉・骨

外傷や過度の運動、激しい咳で肋骨が折れたり、呼吸や咳でひびが入ったり押した時に痛みが増強する肋骨骨折

水ぶくれの発疹が、肋骨の内側の肋間神経に沿って帯状に広がり鋭く激しい痛みの帯状疱疹

腫瘍が胸壁まで浸透し持続性の強い痛みが出る悪性腫瘍といった「神経・筋肉・骨の病気」

消化器

胸骨の真ん中辺りの胸痛で嚥下困難や胸焼けの症状逆流性食道炎や、胆嚢疾患などで胸部に痛みが放散する急性膵炎など腹部臓器の病気である「消化器の病気」

心因性

検査では何も異常ないが精神的負荷がかかったときに胸痛を感じる過換気症候群でも同様の症状がみられる心臓神経症は「心因性による病気」があげられます。

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心臓or胃

話を少し掘り下げて、心臓か胃なのか肺なのかを追求したいと思います。


2015年厚生労働省の調べで死亡率2番目に心疾患が多いのは気になります。

心疾患は欧米人に多く見られる病気でありましたが、日常生活の食生活が欧米化に変化しました。

日本人での発症率も増加し女性より50代~60代男性に多いと言われていますが、あくまで統計です。

狭心症・心筋梗塞

胸の違和感の症状は胸の真ん中に締め付けられるような痛みや圧迫感があり、痛みが左右や上下など広がり、痛みや息苦しさの症状がある場合は狭心症の可能性が高いです。

このような症状を感じたら注意が必要です。


狭心症は冠動脈が動脈硬化で狭くなって心臓に十分な血液が送れなかった為に起こります。


数分間の短い発作で繰り返すこともあり、階段を上がった時や坂道など血圧や脈拍が上がった時など過度の緊張時に起こります。

同じ痛みでも15分以上激しい痛みが伴う場合は心筋梗塞の恐れがあり、狭心症よりも激しい痛みを伴い非常に重篤な事態です。


自己判断せずにすぐ救急車を呼ぶ、近くの人に助けを求めることをお勧めるなどの対応が必要です、1分1秒を争いますので、迷うことなく決断しましょう。


心筋梗塞は突然発症することもあり、安静時でも起こる病気です。特に高齢者は冬場や急激な気温の差には注意しましょう。

予防策は食生活、喫煙、睡眠不足、運動不足を食活や生活習慣の改善が必要となります。


異常がなくても情緒不安定など気持ちのバランスの崩れで心臓に違和感が生じることがあります。心臓は「心」という字が使われていますが、精神的影響を受けやすい部位でもあります。

関連記事:左胸が痛い原因は?ズキズキする5つの病気を詳しく解説!

まとめ

胸の痛みや不快感は身体の警報サイレンといっても良いでしょう。

やはり、心臓に近い部分であるため、痛みや不信感を感じた場合は様子見は危険でもあります。

すぐに救急車を呼ぶ程では無くても、早い段階で病院に行かなくてはなりません。


病院に行った結果、それ程心配する病気ではなかったとしても、それはそれで安心できますので、やはり早期の受診を強くお勧めします。


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