脇の下がつるような感じがする!ピリピリする痛みの原因6つ!

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脇の下がつるような感じがする!ピリピリする痛みの原因6つ!

女性


脚がピリピリと痛んだり、ふくらはぎがつったりする、手がピリピリとしびれる、ということはよくありますが、脇の下にこの様な症状がるのは珍しいかもしれません。


しかし、実際に脇の下がつるような感じの違和感が続くと気持ちが悪いですし、もしかしたら重篤な病気なのでは?と心配になります。

そこでこの記事では、脇の下につるような違和感がある場合に考えられる原因について紹介していきたいと思います。

リンパ節炎

リンパ節というのは多くの方が聞いたことのあるものだと思いますが、ここは細菌や異物が侵入してきた時の処理場となっている場所です。

全身のいたる所にありますが、まとまった数が集まっている部位には特別に名前がつけられており、例えば首のところでは頸部リンパ節、脇の下では腋窩リンパ節と呼ばれています。


細菌感染などによってリンパ節に炎症が起こった状態をリンパ節炎と呼び、リンパ節の痛みや腫れを起こしてきます。

治療としては元の感染症を治療するのが最も重要で、リンパ節の腫れに対しては冷やすなどして炎症の治まりを良くします。


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汗腺炎

体液や消化液、ホルモンなどを分泌する器官を「腺(せん)」と呼びます。

そして腺の内、血液中に分泌するものを内分泌腺、身体の外(消化管内を含む)に分泌するものを外分泌腺といいます。


汗腺というのはその名の通り汗を出す外分泌腺の一つで、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2種類があります。


エクリン汗腺は蒸発することで運動などによって上昇した体温を低下させる汗を分泌し、この汗はほとんど水でできているためサラサラしています。

これに対してアポクリン汗腺はピルビン酸やアンモニア、脂といったものが含まれているため体臭の原因となります。

そして、アポクリン汗腺こそが脇の下に多く存在している汗腺になります。


汗腺は基本的に毛穴の深い所に開口しているため、毛穴が詰まってしまうと細菌感染を起こして炎症が引き起こされることがあります。


これを汗腺炎といいます。

細菌が原因となっていることから、身体の中の白血球が細菌と戦った死がいである膿が出てくることもあります。

基本的には抗菌薬を使って治療していきますが、治りにくくなってしまった場合は手術によって皮膚を移植するということも行われます。


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肝炎

肝炎は現代において、最も多い感染症ということができるかもしれません。

かつては輸血によるC型肝炎などが問題になりましたし、注射針による針刺し事故などで肝炎ウイルスに感染してしまうということもあります。


輸血による感染は減ってきたとはいえ、献血してもらった血液にウイルスがいても検査で発見できない期間(ウインドウピリオド)というものがあるため、ゼロになることはないでしょう。

さらに、肝臓は「沈黙の臓器」と言われているほど自覚症状に乏しい臓器です。

そのため日頃から健診を受けて肝臓の状態をチェックしていくことが重要です。

肝がん

肝がんについてよく耳にするのは「アルコールがまずい」ということだと思います。

過剰なアルコール摂取によって肝臓にダメージが加わっていく場合、その結末は2種類あります。

1つ目はアルコール性肝炎を引き起こし、肝不全へと至るケースです。

こちらはどちらかというと欧米人に多いと言われています。


2つ目は脂肪肝を引き起こし、肝硬変、肝がんへと進行していくケースです。

こちらは日本人に多く見られます。

もちろんこの2つのケースは独立しているというわけではなくアルコール性肝炎から肝硬変に移行するという場合もあります。


肝不全にしろ肝がんにしろ最悪の場合は命に関わりますが、肝がんの場合は転移をすることも少なくなく、全身状態としてみるとこちらのほうが重症だということができるでしょう。


また、肝臓には消化管からの静脈が集まる「門脈」というものがあり、肝硬変によって肝臓への門脈の流れが悪くなると、へその周りの血管が浮き出てきたり(メデューサの頭)、食道の静脈が膨れ上がって出血しやすい状態になったり(食道静脈瘤)します。

ですので、普段からお酒の節制をすることが重要です。


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乳腺炎

乳腺炎にも種類があり、細菌感染による「化膿性乳腺炎」と母乳が詰まることによる「うっ滞性乳腺炎」の2つがあります。

どちらも通常は乳房全体に張りや痛みが出てきますが、部位によっては脇の下辺りまで広がります。


予防としては乳房を清潔にしておくことと、乳汁をこまめに出すことです。

細菌は基本的に乳頭や乳輪から入ってくるため、ここを入念に手入れしましょう。

また、赤ちゃんがなかなか飲まないということもありますがその場合は搾乳をして乳汁を溜め込まないようにすると良いでしょう。


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肋間神経痛

あばら骨の内側には肋間神経という神経が通っており、あばら骨とあばら骨の間の筋肉(肋間筋)を動かしたり、体幹の皮膚感覚を支配したりしています。

この肋間神経が何かしらの原因によって圧迫・刺激されることで起こるのが肋間神経痛です。

あばら骨は背中の方からお腹の方までぐるりと回っているため、脇の下にも痛みが出てくるということになります。


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まとめ

いかがだったでしょうか。

脇の下がつると言っても、まさにその部位に原因があることもあれば、他の場所の痛みが神経を伝わってあたかも脇の痛みとして感じていることもあります。

ですので自分で判断するようなことはせず、よくならない場合は医療機関を受診するようにしましょう。


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