右の肋骨の下が痛い原因!それは内臓からくる違和感かもしれない!

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記事を参考という形で読んでいただき、病院を受診する際の参考にしてください。

右の肋骨の下が痛い原因!それは内臓からくる違和感かもしれない!

肋骨の下が痛い原因


人の体は、痛みを感じることがたくさんあります。

頭やお腹、運動した後など、だいたい経験したことのある痛みなら,なんとなく原因や対処法がわかると思います。

しかし普段、痛くならないところが急に痛み出すと、なんだか不安になります。

たとえば、胸。

胸には、たくさんの内臓が詰まっています。でも、どこに何があるのか詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。

今回は、この「胸」の右側にある内蔵や痛み、その原因と対処法をご紹介します。

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胸にある内蔵は

みなさんがよくご存知なのが、まず心臓です。

心臓は「だいたい胸の左側にある」ということもご存知だと思います。

では左胸のどこでしょうか?と聞かれると、難しいかもしれないですね。

「心臓」は、『肋骨(ろっこつ)の一番下の骨を両脇から中心に向ってたどり合わさったところ(みぞおち)から、指2本分上の左側辺り』にあります。

「左側辺り」というのは、人の体の大きさによって心臓の大きさも変わるので「だいたいその辺り」になってしまいます。

「心臓マッサージをするときは、ここを中心に圧迫すればいい」ということになります。

では、その他に胸の内臓は、何があるでしょうか??

心臓以外では肺、肝臓、すい臓、胃、胆のう、脾臓(ひぞう)、気管支、食道などがあり、

その他、大動脈、大静脈という大切な血管など、だいたいこれらのものが収まっています。


ちなみに、「五臓六腑」とは漢方の考え方で
五臓とは、肺・心・脾(ひ)・肝・腎(じん)
六腑とは、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦
これらのことを指しています。




関連記事:左の肋骨が痛い原因は?チクチクするその痛みは内臓の病気かも!

内臓は痛くならない?

肋骨の下が痛い原因


よく「胃が痛い」といいますが、実際に胃が痛みを感じているわけではありません。

胃の異常な動きや病気のために、その周りや胃に関連する「神経」が痛くなるのです。

なので、胃に不調があっても腰や胸が痛むこともあります。

人が生きるために、重要な内蔵ほど「神経」が張り巡らされていて、たくさんの痛みを感じることになります。



関連記事:背中の違和感の原因7つを解説!息苦しい圧迫感に要注意!

胸の右側にある内蔵

右側半分の内臓をあげると、右肺、右気管支、肝臓、胆のう、右肋骨です。

肝臓はほとんど痛みを感じない

とても大切な内臓なのにどうしてでしょうか??

肝臓は、体の中でもっとも大きな内臓です。そしてとても強く重要な役割をしています。
 
肝臓は、再生する!
実は、肝臓は全体の約8割を失っても、元の大きさに戻ることができます。

人の体の内臓で、唯一といってもいいでしょう。

なので、移植しやすく「生体肝移植」というものが行われます。

そんなこともあり、あまり痛みを感じないようになっているのかもしれません。

しかし、痛みを感じないこともあり、病気の初期の段階では自覚症状がほとんど無いため、大変重篤な状態になって、やっと病気が発見されることが多いのも事実です。

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胸の右側の痛みの原因とその対処法

では、右胸の痛みを引き起こすものはなんでしょうか。
 

肋間神経痛

右胸の痛みの多くの原因が「肋間神経痛」です。

これは、肋骨と肋骨の間に通る神経が、疲労やストレスなどが原因で痛みだすものです。

肋骨は左右12対ありますが、上から5番目から9番目に痛みが出やすく、そのうち7番目までは、神経が直接胸骨(胸の中心にある骨)につながっているため特に「胸が痛い」という症状に繋がりやすいのです。


肋骨は、息をすると動くため、呼吸に合わせて痛みが強くなる場合があります。

そのため、初めて痛み出したときは、「心臓になにか問題が?」と思われる方が多いです。

対処法は?
神経自体が痛みを引き起こしているため、そっとしておいても痛みが治まりにくいのが特徴です。

何度も痛みを経験している方は、痛みを感じたらすぐに痛み止めを飲みましょう。

「神経」とは、不思議なもので「痛みの原因がなくなっても、痛みを覚えておく」ことができます。

そのため、痛みが長引きやすい傾向にあります。

あまり長引いたり、市販や処方された飲む痛み止めでは効果がない場合は「硬膜外神経ブロック注射」という方法をとることもあります。



関連記事:脇の下の「しこり」、痛い?痛くない?早期の対応が必要な病気は?

硬膜外神経ブロック注射
肋骨の下が痛い原因


背骨の中に走る神経は、硬膜という膜に包まれていて、頭からお尻辺りまで走っています。

痛みを感じる部位の近く(腰や胸、尾てい骨)に、注射器で麻酔薬を入れることで、神経の興奮や痛みの伝わりを抑える効果があります。

しかし、効果を感じるのも個人差があり、何度試しても効果がない方もいます。

また、硬膜という脳に直接つながっている部分に針を刺すため、ある程度のリスクがあります。熟練したお医者さんとしっかり相談をして、受けてください。

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帯状疱疹(たいじょうほうしん)

痛みの感じる部位に、水泡や発疹ができていたら帯状疱疹を疑います。

触ると「チクチク」するような痛みが特徴です。神経の流れに沿って、帯状に広がるため「帯状疱疹」と呼ばれています。


帯状疱疹は、水疱瘡と同じ水痘ウイルスによるものです。

水疱瘡は、幼いころにかかれば二度とかからないといわれていますが、ウイルスに対する抗体が体の中に作られただけで、ウイルスのそものは体の中(神経節:神経の集まった場所)で、潜んでいます。

体力が低下したり、抵抗力が弱まったときに再び帯状疱疹として出てきます。

対処法は
病院で、水疱瘡と同じお薬をもらいます。これを最後まできちんと飲んでください。

水泡がなくなっても、神経のウイルスは活発であることも多くあり、神経にのみ痛みが残ってしまう場合があります。

また、帯状疱疹は、水疱瘡にかかったことのない子供や、免疫の下がっている大人に、水疱瘡として移ることがあります。

水泡がきれいに乾き、かさぶたになるまでお風呂のお湯やタオルの共有はやめてください。



関連記事:帯状疱疹は人にうつる?学校は休むべき?対処法や治し方はコレ!

打撲、肋骨のヒビ、骨折

肋骨の下が痛い原因


どこかにぶつけた覚えがあったり、ぶつけた所に内出血がある場合打撲や骨折、ヒビが考えられます。
  
その場合、熱が上がったり、ぶつけたところがひどく腫れ上がるでしょう。
  
対処法は?
整形外科を受診します。救急であれば、かかりつけのクリニックでも大丈夫です。

胸のレントゲン写真を撮れば、ひと目でわかります。ひどい骨折でなければ、湿布と痛み止め、コルセットを出してもらい安静にします。

肋骨は、周囲に支えてくれる骨がないため、固定することができません。

骨折した骨が「ずれている、肺に刺さっている、または表に出て見えてる」以外であれば手術のしようがないのです。

もちろん、手術が必要な状態であれば、すでに病院に入院していると思います。



関連記事:肋骨と背中が痛い原因は?左右で異なる病気もある!

内臓の痛み

内臓が悪いために、その周囲の神経を伝って、肋骨辺りまで痛むことがあります。

これは肋間神経痛と非常に見分けにくいのですが

「肋間神経痛は、横に長く1本が痛い」
「内臓の痛みは、丸く何本も痛い」


と、考えたほうがいいです。

しかし、軽視できない痛みですので、かかりつけの病院を受診されることをお勧めします。

その他

気管支炎や肺炎、食道炎でも胸の痛みを感じることがあります。

骨や胸の表面より、奥のほうが痛い、思い。

と感じ咳や呼吸困難、ゼイゼイする感じ、嘔吐、脂っこいものを食べた など他にも自覚症状がある場合が多いです。

かかりつけの病院を受診してください。



関連記事:あばらを押すと痛い!絶対に気を付けたい7つの原因!

まとめ

いかがでしたか。胸にはたくさんの内臓がつまっており、その内臓を肋骨が守ってくれています。

肋骨がなければ、胸はつぶれ姿勢を保つこともできません。ちょっとぶつけただけで、内蔵が損傷し、すぐ入院、手術になってしまいます。

肋骨(あばら骨)はとても大切なです。そして、ぶつけたり、ひねったりした覚えがないのに肋骨付近に痛みが続く場合は、内臓の疾患の可能性も高くなりますので。

我慢しないで、病院にて医師の診察を受けるようにして下さい。



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