足の甲の疲労骨折の症状は痛い?完治までの対処法も気になる!
みなさん学生の頃スポーツをしていて疲労骨折になったことはないでしょうか?
あるいは周りに疲労骨折になったという人はいなかったでしょうか。
疲労骨折とは軽い負荷を同じ体の部位に与え続けることでなります。毎日トレーニングを行なうスポーツ選手や運動部に所属している学生に起こりやすい症状です。
初めは痛みも少なく、疲労骨折による骨のひびは細かくレントゲンにも写りにくいことから自覚するまで時間がかかってしまう事もあります。
今回は足の甲にスポットを当てて疲労骨折とはどのようにして起こるのか、その原因や症状、応急処置などを紹介します。
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足の甲が痛くなる疲労骨折
疲労骨折は負荷がかかる部位により身体の様々な箇所でなります。その中でも足の甲が痛む原因として考えられるのは二つ、中足骨疲労骨折とJones骨折です。
この二つの疲労骨折の原因と症状については以下の通りです。
中足骨疲労骨折
中足骨疲労骨折(ちゅうそくこつひろうこっせつ)とは足を踏み込むときに、足の甲の中足骨に負荷がかかることで起こる疲労骨折です。マラソンやサッカーなど、走ることの多いスポーツをしている人がなりやすいとされています。
主な症状として運動時または運動後に患部が痛むことが多く、腫れる場合もあります。
腫れが出始めたら症状が進行しているため、早急に運動を中止して病院で診てもらいましょう。
関連記事:足の指を骨折したらどうする?症状や対処法を徹底解説!
Jones骨折
Jones骨折は中足骨疲労骨折に比べて足の小指側、つまり外側の中足骨に負荷がかかることで起こる疲労骨折です。
急な方向転換や急停止する運動で足の付け根辺りに負担がかかることの多いサッカーやラグビー、バスケットボールなど様々なスポーツをしている人に起こりうる疲労骨折です。
足の小指辺りは他の患部と比べて血行が悪いことから、骨の修復が中々進まず症状の治りが困難とされるため、「難治性骨折」とも呼ばれています。
足の外側に負荷がかかると痛み、また重い荷物を持ったときなどにも痛みます。
強い痛みとともに腫れてきますが、腫れるほどまで症状が悪化すると手術が必要になることもあります。
また、足の側面の痛みと腫れは「痛風」である可能性もあります。
再発することも多いとされるので初期の段階で気付けたときは自分で判断せず、すぐに病院で診てもらいましょう。
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足の甲が痛むときの応急処置方法
足の甲が痛み出して「疲労骨折かな?」と感じたらすぐにできる応急処置方法を紹介します。
テーピング
患部をテーピングで固定しておくことで歩行時の衝撃や痛みを抑えることができます。しかしテーピングをしているからといって、激しい運動やトレーニングはNGです。
冷やす
患部が熱を持つこともあるのでまずは冷やしてください。冷やしすぎると返ってよくないので10分くらいを目安に氷水を入れた袋を患部に直接当てないよう、タオルなどを当てて冷やしましょう。
湿布を貼るなどの効果的です。
以上の応急処置で症状が軽減されることがありますが、疲労骨折は完治までに長い時間がかかります。
運動量やメニューを変更し、足に負担をかけすぎないよう注意してください。
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まとめ 疲労骨折を早く治すために
疲労骨折は繰り返し一定の箇所を酷使することで、本来筋肉が吸収するべき衝撃が骨にまで達してしまうことで起こります。足の甲ともなると毎日歩行するときにどんなに気をつけていても衝撃が加わってしまうので完治までは時間がかかってしまいます。
ですが、症状を放置して無理な運動を続けると骨が歪んだまま接着してしまうこともあるので注意が必要です。
スポーツ選手や部活などで練習やトレーニングを休むことは中々できない、という人もいますが、焦る気持ちを抑えて今自分に出来る範囲のメニューで運動を行なうようにしましょう。
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