内くるぶしが腫れて痛い!原因として考えられることは?

内くるぶしが腫れて痛い!原因として考えられることは?

内くるぶしの痛みと腫れ


内くるぶしが腫れてズキズキ痛む場合、どこかで捻挫でもしたのかな?と思いがちです。


確かに、捻挫や打撲という可能背は高いかと思われますが、くるぶしが痛むのは単なる捻挫や打撲だけが原因ではありません。

油断して放っておく前に、一度何が原因なのかを考える必要もあります。

この記事では、くるぶしが腫れたり痛くなる原因や対処法を解説していきます。

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内くるぶしが腫れる、痛む原因

くるぶしが痛む理由と言っても様々で、足への衝撃や負担が重なってなるものもあれば、病気の症状として現れるものもあります。


しかし、くるぶしの「内側」とすると一体どんな理由が考えられるのか、その腫れと痛みの原因を追究してみましょう。

足の筋力不足と姿勢の悪さによるもの

内くるぶしの腫れと痛みの原因の中で一番多いのがこれです。

肥満気味の人や運動不足、偏平足の人に良く見られる症状ですが、特にもともと「外反母趾」や「指上げ足(浮き足)」となっている人は要注意です。


踏み込んだときに足の親指で踏ん張る事ができず、足の外側に負担がかかることで足首がねじれる原因となります。

ねじれた足首で歩き続ける事によって体重が負荷となり、くるぶしにダメージが蓄積されていくのです。

外反母趾と指上げ足のチェック方法
自分が外反母趾や指上げ足であるかどうか、すぐに知りたい方は簡単な方法があります。

まず外反母趾ですが、足の親指が小指のほうに向かって15度以上傾いていれば外反母趾の可能性が高いです。


そして指上げ足は、床で三角座りをして地面に足をつけた状態で足の親指を手前に引っ張ったとき、90度以上反り上がることができれば指上げ足の可能性が高いといえます。

ご自宅で簡単にできるので気になる方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。



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捻挫

足を挫いたことに心当たりのある人は捻挫である可能性が高いです。

捻挫とは足首の関節に無理な力を加えられる事で靭帯を痛めてしまっている状態です。

内くるぶしよりも外くるぶしが痛む事が多く、市販の湿布などでも応急処置が可能です。

しかし、足首は歩行する際に力が加わる箇所ですので、痛みが気になる方は足に負担のかかる運動は控え、早めに医師に相談してください。



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骨折

骨折には2種類あり、骨に衝撃やダメージが与えられてなる「圧迫骨折」と、同じ箇所に同じ動きを繰り返す事でなる「疲労骨折」とがあります。

どちらも自分の力で治そうとしないで医師に診てもらいましょう。

痛風発作

内くるぶしの痛みと腫れ


痛風(高尿酸血症)といえば「左足の親指の関節」に症状が出ると多くの人が思ったかもしれませんが、

痛風の原因となる尿酸を含む血液は全身を巡っているため、痛風はどこの関節で症状があらわれても不思議ではありません。


「風が吹くだけでも痛い」というほどの痛みに伴い患部が熱を持つこともあります。

痛風かも、と思ったらすぐに医師に相談し、適切な治療と処置をしてもらいましょう。また、痛風は食生活や生活習慣の見直しも治療に必要となってくるでしょう。

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内くるぶしが痛いときの対処法

内くるぶしが痛み出したけどすぐには病院に行けない、そんな方も中には多いかと思います。

しかし、二足歩行で生活する私たちにとってくるぶしは歩くときや立つときなど、様々な場面で負担のかかる箇所であり、他の動きでカバーする事は中々できません。

そこで、すぐにできる簡単な対処法を3つほどご紹介します。

内くるぶしを冷やす
患部を冷やす事で痛みを和らげ炎症も抑える事ができます。

激しい運動を行わず安静にする
患部に負担や衝撃を与えないようにしてください。

サイズの合った靴を履く
小さすぎる靴やヒールの高い靴は、足に必要以上の負担を与えてしまいます。



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まとめ すぐに始められる予防

内くるぶしの腫れと痛みの原因をいくつか紹介しましたが、症状が出るほとんどの人は最初に紹介した「筋力不足」や「姿勢の悪さ」が原因です。


足の筋力は運動する事で鍛える事ができます。

30分運動をしたら10分休憩するなど、足を休めながら運動すると効果的です。

また、足指じゃんけん(足の指でグー、チョキ、パーをする)をすることで足の内側の筋力が鍛えられます。

毎日酷使している足ですが、これからいくつになっても自分の足で生活していくために「足の健康」についてもしっかりと考えてみましょう。

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