つま先がジンジンしびれる原因5つ!治らない違和感に要注意!

つま先がジンジンしびれる原因5つ!治らない違和感に要注意!

つま先


正座をしたときはつま先や足全体がジンジンと痺れます。

この様な症状が特に正座などをしていないときも常にあり、しかも治らない場合はどこかに異常があります。

この症状の原因は多岐にわたり、時には痛みを伴う場合もあります。


こちらの記事では、その様な足のつま先がジンジンとしびれる原因についてお伝えしていきます。

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しびれと神経の関係

すぐに治る一過性のものから、ずっと続いているものまでしびれの症状は色々ありますが、どの症状でもしびれの症状は神経が関係して起こるとが多いです。


しびれの出方や、随伴症状によりすぐに治療を必要とする病気から、様子を見ても大丈夫な病気もあります。

神経は脊椎を軸に全身に張り巡らされており、つま先はその末端の神経ということになります。

ということは、神経が通っている道でなんらかの障害がおきれば、それがしびれという形になって脳に伝わっていき、私達がしびれを感じる結果となるわけです。

障害となっているものが何かによって病気が変わりますので次項から説明していきます。

圧迫性神経障害

圧迫性神経障害とは、神経を長時間圧迫することで、末端の神経障害をおこし、しびれを感じます。

例えば、硬いベンチに座っているとふくらはぎの外側から足の裏にしびれを感じます。


また足を長時間組んでいると腓骨神経という膝の外側にある神経が圧迫され、足の甲にしびれがおこります。

きついハイソックスなどでこの神経を圧迫した時も同様です。


圧迫性神経障害は、一晩くらいで完成してしまいますが、回復するには3ヶ月くらい時間を要すことがあります。

しかし、これには大きな病気が潜んでいることは考えにくいです。


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絞扼性神経障害

圧迫性神経障害と似ていますが、この場合は神経の通り道である筋膜や骨と靭帯部分で神経が締め付けられた時に起こる神経障害の事をいいます。

つま先のしびれに関しては、足根管症候群中足骨痛があります。


足根管症候群は足の裏、中足骨痛は人差し指と中指の間がしびれます。

限局的でしびれが広がることはないので、思い当たる症状があれば整形外科や皮膚科に相談してみてください。


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脊椎・神経根障害

私達が立っていられたり、色んな姿勢を保てたり、運動ができるのは体の軸であるいわゆる背骨があるからです。

背骨は脊椎と言われ、首の部分に7個、胸に12個、腰に5個とお尻に1つ、それぞれ別れ、間に椎間板という柔らかい組織が入っています。

その中に太い神経である脊髄が入っています。


一番端にある神経はここに合流することで脳へ様々な感覚を伝えています。ここが障害されることで足先にしびれを感じることがあります。


代表的なのは椎間板ヘルニアです。

ヘルニアは腰痛から始まりますので、腰痛があって足のしびれが出ている場合はこの病気を疑います。椎間板ヘルニアの場合、足のしびれは片側にでます。


もう一つは脊柱管狭窄症です。

この病気には脊髄性間欠跛行と呼ばれる特徴的な症状があります。

個人差はありますが、人によっては50メートルほど歩くとお尻から足にかけてジンジン焼けるような感覚が起こり、歩けなくなります。

多くの場合両方の足におこり、腰をかがめて数分すると治まります。

この症状がでたらこの病気を疑います。

どちらかの症状があれば整形外科に相談してください。

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腫瘍によるしびれ

腫瘍とは全身のどんな組織からも発生します。

神経組織も例外ではなく、末梢神経にできるものから脊椎管内、脊髄に腫瘍ができることで足のしびれを感じることがあります。

多くはしびれだけにとどまらず、足のツッパリ感や歩くのが不自由になるといった症状が出てきますので、思い当たることがあれば脳神経外科に相談してください。


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脳の病気によるしびれ

脳の病気によってしびれだけがおこることはほとんどありません。多くは運動麻痺や痛み、感覚麻痺がおこります。

しびれのみでなく、このような症状や呂律が回らないといった症状がでてきたときは脳の病気を疑い、脳神経外科に相談してください。


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まとめ

つま先のしびれが治らない原因について説明してきました。

しびれという症状は人によって、感じ方も様々で病気が特定しにくい症状のひとつです。


病気が潜んでいる場合もありますので、医療機関にかかる場合はしびれの部位や程度、他の症状が随伴しているときはその症状を説明し、適切な治療が受けられるようにしましょう。

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