足がブルブル震えるのは病気?4つの原因と注意したい症状!
人前で緊張したり、運動をしたりなどで脚がブルブル・ガクガクと震えることはよくあります。
しかし、中には何もしていなくても脚が震えてしまうことがあります。その様な症状が続き中々治らない場合は何か重篤な病気なのではないか?と心配になってきます。
そこでこの記事では、足がブルブル・ガクガク震える場合でも、よくある震えや注意したい震えをいくつか紹介していきたいと思います。
筋肉の疲労
激しい運動をした後は筋肉が疲労しきってしまい、持続的に筋力を発揮できないほど筋力が低下してしまうことがあります。多いのは長距離のランニングや山登りをした後で、これらの運動においては主に大腿四頭筋という筋肉が使われています。
この筋肉は太ももの前面にあってハムストリングスと対をなしており、膝を伸ばす働きをしています。
そのため大腿四頭筋の筋力が低下してしまうと膝を伸ばせなくなってしまうのでいわゆる「膝が笑う」という状態になって脚がガクガクと震えるようになります。
対処法としては筋肉を鍛えるというのが有効で、大腿四頭筋のトレーニングにはスクワットが効果的です。
スクワットを行う際の注意点としては、脚を曲げた時に膝がつま先より前に出ないようにすることと腰を反らせすぎないようにすることです。
自分ではフォームのチェックが難しいのでトレーナーや家族にみてもらうようにしましょう。
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子どもの痙攣
子どもに痙攣が起こった場合には注意が必要です。呼びかけに反応がなく、白目をむいて身体全体が震えるというのは初めて目の当たりにすると誰しもが驚いてしまいます。
しかし、この時の子どもの様子が診断に役立つことも多いので、難しいとは思いますが落ち着いてしっかりと観察することが大事です。
特に熱があったりする場合には、そのことを必ず医者に伝えるようにしましょう。
他にも痙攣に伴って吐いているということがあれば、吐いたものが気道に詰まって窒息してしまうこともあるので冷静な対処が必要です。
とはいえ初めはなかなか落ち着いていられないので、判断に迷ったら以上の点に注意しつつも救急車を要請しましょう。
また、同じような発作が何度も続くようであればてんかんである可能性も否定出来ないため、可能であれば発作の様子をビデオに撮るなどして医療機関に持参することをおすすめします。
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スポーツ後の痙攣
夏になると一気に増加してくるのがこのような痙攣です。先ほどは筋肉の使いすぎによる痙攣を紹介しましたが、こちらは主に脱水とミネラルの喪失が原因となります。
我々が筋肉を動かす時には、脳からの司令が筋肉に伝わることで筋肉の収縮が起きています。
この司令の伝達に使われているのが神経で、脳からの命令は電気信号で伝えられています。さながら電線のような感じです。
電気信号の正体はナトリウムやカリウム、カルシウムといったミネラルが神経線維細胞に出入りすることで発生する「活動電位」というもので、これが筋肉に到達すると筋肉の中でカルシウムが貯蔵庫から放出されて収縮が始まります。
ですが、暑い中運動して汗をかき、水分とミネラルが失われると筋肉の収縮が制御できなくなって、痙攣を起こします。
汗を舐めてみるとわかりますがしょっぱいです。これは汗の中にナトリウムが含まれていることを意味しています。
そのため、汗をかいた時には水分だけを補給するのではなくミネラルも補充する必要があるということがわかります。
そういう観点で見るとただ水を飲むだけでは逆効果で、スポーツドリンクや塩飴などが重要だということになります。
筋肉の疲労を軽減するという意味ではクエン酸の入った飲み物も良いでしょう。
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緊張による震え
人前での発表や部活動の大きな試合の時などは緊張で脚ガクガク、ブルブルと震えてしまうというのは多くの方が経験のあるところだと思います。プロのアスリートでも試合の時は何回も出場しているのにもかかわらず、脚がガクガクとしてしまうことがあると聞きます。
このように精神的な緊張が身体の症状として現れているものを「あがり症」と呼んでいます。
精神的に緊張すると体の中の交感神経が活発となり、身体がいわゆる「戦闘態勢」になります。
この時には血液中のアドレナリンも増加しており、自分の意識しないところで筋肉が動いてしまうということになります。
この反応は、もともと人間に備わっているものなので病気ということではありません。
しかし、あがり症のせいでパフォーマンスに影響が出てしまうと困るので、対処法が大事になってきます。
交感神経が活動的になっているということなので、大きく深呼吸をして気分を落ち着けることが最も簡単で効果のある方法です。
また、緊張する原因として「失敗したらどうしよう」という不安を抱いているということもあるので、自分がうまくできているというポジティブなイメージトレーニングをしたり、リハーサルをしたりすることも有効です。
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まとめ
いかがだったでしょうか。病的な震えは1つしか紹介しませんでしたが、運動に伴うけいれんは夏場はもちろん、冬にも発生します。
適度な休憩と水分・ミネラルの補給を心がけましょう。
また、精神的なストレスからくる足の震えに対してはやはりストレスを取り除くのが有効です。
自分自身がどの様な場面でプレッシャーを感じやすいかを見直してみましょう。
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