足がだるい!寝られないぐらい症状がひどい3つの原因と対策!
1日も終わり、布団に入って休もうとした時、足に不快を感じたことはありませんか?
一言で言えば「足がだるい!」となりますが、それはむくみだったり、ムズムズとした違和感だったり、痛みだったりと症状は様々だと思います。
どの症状であったとしても足の違和感は睡眠の妨げになりますので、厄介な症状です。
そこでこの記事では、足がだるいと感じる原因について解説をしていきます。
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疲労からくるむくみや筋肉痛
足がだるいと感じた場合、一番考えられる原因は疲労です。座りっぱなしや立ちっぱなしなどで、疲労が蓄積することで足の血液循環が滞り、むくみにつながります。
また、運動をした後に筋肉が数日間痛いのであれば筋肉痛である可能性が高いです。
もし何日間も痛みが続くだとか、むくみのレベルを通り越して腫れているというのであれば、肉離れなどが疑われますので整形外科を受診しましょう。
むくみや筋肉痛への対処法
ただのむくみ・筋肉痛であるならば、入浴の際にお風呂に浸かって筋肉をもみほぐすようにマッサージするのが効果的です。入浴後はボディローションなどで保湿をしながら再度マッサージをします。
できれば足先から太ももに逆なでするようにマッサージをすると循環を促すことにもなりますのでおススメです。
そして就寝時には就寝用の着圧ソックスを履いて、薄めのタオルケットを折りたたんで足元に置き、足を少し高くして眠ると良いです。
就寝用ではない着圧ソックスは締め付けがきついので、眠るときに使用するのはおススメできません。
関連記事:こむら返りの痛みが治らない!注意したい症状と治し方を徹底解説!
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内科系の病気の可能性
心機能の低下や腎機能の低下があると、必然とむくみが生じてきます。この場合は、足のむくみだけではなく、顔や腕といったあらゆる所にむくみが出ます。
心臓・腎臓は血液の循環に大きく関与している臓器ですので、これらの臓器の機能が病気により低下すると、むくみだけでなく色々な症状が出ます。
心機能の低下の場合は上腹部の痛みや体重増加・むくみ、吐き気・おう吐、息苦しさなどの症状が出ます。
腎機能の低下の場合は泡立った尿(たんぱく尿)や血尿が出たりすることもあります。一時的にトイレの階数が増えることもあります。
足のむくみだけではなく、これらの症状も出ている場合には内科を受診しましょう。
心臓や腎臓の病気が原因かも知れません。
関連記事:尿が泡立つ原因は?これは病気の症状なの?何科に行けば良いの?
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下肢静脈瘤
下肢静脈瘤とは足の静脈の逆流防止弁が壊れ、重力に逆らって足から心臓に上手く血液を返せなくなったことで起こる病気のことを言います。一般的に女性に多い病気だと言われています。
弁が壊れてしまってきちんと閉じなくなったため下流の静脈に血液がたまってしまい、静脈がこぶのようにぷっくりと膨れてしまうのです。
心臓に返れなかった血液が足にたまるため、むくみやだるさも生じてきます。
40歳以上の約半数が下肢静脈瘤になると言われています。
下肢静脈瘤が生じる原因としては、立ち仕事やデスクワーク、妊娠・出産、加齢、脂質異常、遺伝と様々です。
妊娠によるものは妊娠中のホルモンの増加が原因で生じることが多いので、一時的な症状で済む場合もあります。
下肢静脈瘤は足の皮膚への循環も悪くなりますので、湿疹や色素沈着など皮膚炎を起こすことがあります。痛みも出てきます。
診断方法としては、エコー検査ですぐに診断がつきます。痛みがない検査ですので安心です。
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治療法や受診や、何科に行けば良いのかについて
治療方法としては、生活習慣の改善や弾性ストッキングなどで症状を改善したり進行を予防する「保存的治療」、静脈瘤に注射をして固めてしまう「硬化療法」、静脈を切除する「手術療法」、ラジオ波やレーザーを使用して静脈を焼いてしまう「血管内治療」があります。できれば下肢静脈瘤を専門に行っているクリニックへ行くようにしましょう。
血管外科でも良いのですが、血管外科では動脈疾患の症例の患者の方が多いですので、静脈の疾患である下肢静脈瘤は専門の方が良いかと思います。
日帰りで手術が行えたり、手術痕も2mm程度で済むこともありますので、勇気を出して受診してみましょう。
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まとめ
快適な睡眠環境を整えるということは、明日への活力にもなります。足のだるさが原因でなかなか眠れないというのは辛いです。
マッサージなどをして足の血液循環を良くして、深い眠りにつくのが重要だと思います。
何日も足のだるさが続くだとか、痛みが出てきた、他の所にも症状が出てきたという場合は何かしらの病気かもしれませんので病院を受診するようにしましょう。
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