歩くとすねに痛みが出る!4つの原因と悪化させない方法!
脛(すね)に違和感を覚えたり、痛みが出たりすることはあるかと思います。
そのすねの痛みも、安静にしていても痛いのか?歩いたり走ったりした時に痛いのかによって考えられる原因が多少違ってきます。
原因が違えば、対処法も変わってきますのでまずはすねにいったい何が起こっているのかを見極める必要があります。
そこでこの記事では、歩くとすねに痛みがでる場合に着目して、考えられる痛みの4つの原因と悪化させない方法についてご紹介したいと思います。
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歩き方の問題
足に合わない靴や履きなれていない靴、歩きにくい靴を履いていませんか。例えば、足に合わない、大きめの靴を履いていたとします。その場合、靴が脱げないよう、無意識に足の指を不自然に上げて歩いていることが考えられます。
また、地面を引きずるようにベタベタと歩いたり、爪先から地面に着地するような歩き方をしている場合も問題ありです。
歩き方にこのような癖があると、足の裏の筋肉が必要以上に伸ばされてしまいます。
これらの不必要な動きが、脛(すね)の筋肉の負担となり、痛みが生じてしまうのです。
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シンスプリント
運動不足やダイエット目的で最近運動を始めたばかりという人も要注意です。その場合、シンスプリント、別名 脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)が痛みの原因と考えられます。
脛(すね)の内側が痛くなったり、内側の骨を押すと激痛が走るのが特徴で、悪化すると何もしなくても痛くなってしまったり、疲労骨折を起こすこともあります。
運動初心者の方は筋肉が固くなっています。
運動することによって脛(すね)の骨を覆っている筋肉が縮んだり伸びたりする際、固くなった筋肉ではこの動きに耐えられず、炎症が起きることによって痛みが生じてしまうのです。
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坐骨神経痛
持病で椎間板ヘルニアなどをお持ちではありませんか。その場合、痛みの原因として坐骨神経痛が考えられます。
脛(すね)以外にも、お尻や太もも、ふくらはぎなどに痛みがあることが特徴です。
坐骨神経痛は背骨の腰の部分(腰椎)に異常が起こることによって坐骨神経が圧迫されることによって起こります。
悪化すると、歩行そのものも困難になってしまうこともあります。
関連記事:お尻の横の窪みの部分が痛い!原因5つと対処法をチェック!
下肢静脈瘤
足の血管が浮き出ていたり、夕方になると足がむくんだり、だるくなったりしませんか。その場合、下肢静脈瘤が考えられ、それが原因で痛みが生じている可能性があります。
立ち仕事をしていると発症しやすい病気です。悪化すると皮膚炎になってしまうこともあります。
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悪化させない方法
それでは次に、脛(すね)の痛みの原因別に、悪化させない方法をご紹介していきます。歩き方
まずは靴選びから見直してみましょう。なるべく自分の足のフィットした靴を履くようにしましょう。また、新しい靴を履く場合には短い距離の歩行で馴らしてから、長く履くようにしましょう。
足にフィットした靴を選んだら、次に正しい歩き方について見直す必要があります。
歩く時には姿勢を正し、ひざを今までより1~2cmあげることを意識して歩いてみましょう。
そうすることで、足裏全面を使って着地する安定した歩行となります。筋肉に負担がかかることもなくなり、痛みを感じることも無くなるでしょう。
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シンスプリント
シンスプリントの痛みの原因は筋肉の炎症なので、まずは痛みが治まるまで安静にし、悪化させないようにしましょう。痛みが治ったら、次は予防です。
固くなっている筋肉をほぐすマッサージやストレッチを日ごろからするようにしてみましょう。
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坐骨神経痛
坐骨神経痛は日常生活の姿勢や生活習慣を見直すことで改善が期待できます。脊柱管の神経が圧迫されることによって起こる症状なので、まずは正しい姿勢を保つことを心がけましょう。
さらに適度なストレッチを行うことによって筋肉のこわばりをほぐすことも有効です。
また、冷えや肥満にも注意しましょう。
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下肢静脈瘤
下肢静脈瘤は静脈の弁が壊れて、うまく血液が循環しなくなることが原因で起こる病気です。従って、足の血流をよくする簡単なストレッチや足を少し上げて就寝すると悪化を予防することが出来ます。
また、足を締め付けることによってふくらはぎの筋肉運動を助ける弾性ストッキング着用も効果的です。
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まとめ
脛(すね)の痛みの原因と悪化させない方法をお伝えしてきました。ただし、悪化させない方法を実践しても痛みが少しもよくならない…痛みが酷すぎる…、そんなときはやはり病院を受診したほうがよいでしょう。
もしかしたら何か別の炎症が起きている可能性も考えられます。
足の痛みくらいで病院なんて、と思われるかもしれませんが、医師の的確な処置を受けたほうが早く快復するかもしれません。
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