お尻の横の窪みの部分が痛い!原因5つと対処法をチェック!

お尻の横の窪みの部分が痛い!原因5つと対処法をチェック!

お尻


お尻や腰の辺りが痛むことはよくあります。

慢性的な腰痛に悩まされている人も多いかと思います。

もう少し痛む箇所を絞っていくと、お尻の横の部分が痛む(丁度お尻の横の窪みがある辺りが痛む)ということはありませんか?


その痛みは、どのような時に現れるでしょうか。立つときや座るときに痛む場合や、歩くと痛む場合など、いろいろな状況が考えられます。

この記事では、お尻の横の窪みの部分が痛い場合に考えられる原因とその対処法を解説していきます。

お尻のくぼみが痛いのは?

お尻のくぼみが痛むときに考えられるものとして、坐骨神経痛があります。

坐骨神経とは、腰から骨盤を通ってお尻の筋肉の間を通過し、太ももの後ろに行きます。

それがそのまま足先にまで伸びている神経を言います。

この坐骨神経が何らかの異常により刺激を受けたりしていると、お尻に痛みを生じたり、酷い時には太ももの裏側が痛んだり、痺れたりすることもあります。


痛む状況によっては、坐骨神経以外の部分で異常があるのかもしれません。

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お尻のくぼみが痛む状況別に考えられるもの

お尻のくぼみが単に痛むだけでも、その痛みがどのような時に痛むのか、状況により症状や対処法が大きく異なります。

歩くときに痛い場合

股関節の位置ずれや歩行姿勢が悪い
お尻のくぼみが痛む場合として、その痛みが歩行時に生じるときは、股関節の位置がずれていたり、歩き方に問題があることが多いです。


股関節の位置ずれや、歩行姿勢に問題があり痛みが生じるときは、股関節周辺の筋肉が、緊張して硬くなることで姿勢を維持して守ろうとするために痛みが生じます。

変規制股関節症
歩行時の痛みが特に酷い場合、太ももの骨の付け根が変形している可能性もあります。

これを変形性股関節症と言います。


股関節部分が痛くなることが非常に多く、お尻というよりも、どちらかと言えばお尻から足の付け根にかけて痛みが生じることが多いです。


関連記事:お尻の骨が痛いのはナゼ?座り方や歩き方など原因を徹底解説!

座っているときに痛い場合

梨状筋症候群
梨状筋症候群とは、お尻の深い部分にある筋肉が緊張してしまい、それが坐骨神経を刺激していることから起こるものです。


お尻のくぼみだけでなく、お尻の骨の部分も痛むことが多くあります。

梨状筋症候群の原因は、尻餅をついて転倒した時や、股関節を捻挫した時、慢性化している腰痛がある場合に発症すると言われます。

特にスポーツ時に多く原因がありますが、時にはストレスにより発症することもあります。

痛み以外にも、ピリピリとした痺れを伴う時も多く、単なる坐骨神経痛と間違われやすい症状です。

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立ち上がる時に痛み場合

骨盤捻転
椅子から立ち上がる時や横になっていて立ち上がる時に、お尻のくぼみに痛みが生じるときは、骨盤がねじれている可能性があります。


骨盤がねじれていると、股関節周辺の筋肉が過剰に緊張してしまい、立ち上がるなどの動作を行う際に、一時的に痛みが生じます。

しばらくすると痛みは軽減し、無くなることが特徴的です。

仙腸関節痛
骨盤捻転が酷い場合だと、関節がずれてしまうことがあります。

この骨盤捻転が原因で関節がずれて痛むが生じることを仙腸関節痛と言います。

仙腸関節痛は、女性に多くみられ、その症状は腰痛からお尻の痛み、足の痛みが生じ、時には酷い痺れを伴う時もあります。


関連記事:右のお尻が痛い3つの原因!片側だけに起こるのはなぜ?

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お尻のくぼみが痛いときの対処法は?

お尻のくぼみが痛い場合で、それが坐骨神経痛の場合は坐骨神経痛の原因となっていることに対して、対処する必要があります。

坐骨神経痛の対処としては、腰椎椎間板ヘルニアや変形性腰椎症、梨状筋症候群や仙腸関節痛といった元々の症状を緩和させる必要があります。


これらについては、整形外科へ行けばしっかり治療を行うことが出来ます。

一番多い治療方法は、コルセットやサポーターを使用した保存治療です。

坐骨神経に刺激を加えているものが筋肉である場合は、筋肉をほぐすためのストレッチなどを行います。


お尻周辺が腫れている場合などは、炎症を起こしている可能性がありますので、炎症を鎮めるために冷湿布を使用したり、痛みが酷い場合には鎮痛剤を服用します。


神経の痛みが酷い場合には神経ブロック注射を打つこともありますが、神経ブロック注射は、注射しても痛みが和らぐことが無い場合もあり、また時には症状を悪化させてしまう恐れもあるリスクを伴うものです。


どうしても痛みに耐えられない場合や、痛みよりも炎症の症状などがあまりにもひどい場合などでやむを得ずブロック注射をすることはありますが、基本的にはしない方がいいのかもしれません。

どうしても痛みが改善されない場合は、手術を行うことがあります。

病院以外での対処法は、接骨院へ行ってリハビリを受けたり、マッサージに行ったり、筋肉の緊張が原因の場合は、温泉などで身体をゆっくり温めてリラックスすることで症状が緩和されることもあります。

意外な方法で、坐骨神経痛の症状緩和が期待できます。


関連記事:おしりの上の痛みが治らない3つの原因!簡単な対処法はこれ!

まとめ

お尻の痛みは、痛みが強く感じやすく、一度痛むとその痛みを忘れにくいです。

また、お尻は日常生活でも使用頻度が高い部位です。座っているだけでもお尻を刺激しているとも言えますので、お尻の横が痛むと支障が出てきます。


お尻の横の窪みの部分が痛い場合は、その痛みが神経痛から来ているものなのかを一度病院で確認しましょう。

自力で治そうとすると、いつまでも症状が治らなかったり悪化させてしまう恐れもありますので自己判断は注意が必要です。


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