ものもらいの原因と治す方法を解説!人にうつるかも心配!

ものもらいの原因と治す方法を解説!人にうつるかも心配!

ものもらいの原因と予防法


「ものもらい」は一度は耳にしたことがある病気かと思います。

実際になったことがあるかどうかは別として、一度は耳にしたり、眼帯を付けている人を見て「ものもらい」なのでは?と思った事はあると思います。

地方によって様々な方言で呼び方があり、「めばちこ」などは関西地方では有名な呼ばれ方です。

実際に出来ると、まぶたの上や下に米粒くらいの大きさのできものやしこりができます。

できものの中には膿がたまっているのですが、大きなものもらいになると眼科で切開して膿を出してもらわなければなりません。

この記事では、ものもらいについてその原因や治療法を解説していきます。

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ものもらいとはいったい何?

一般的に呼ばれている「ものまらい」は医学的には「麦粒腫」(ばくりゅうしゅ)とか「霰粒腫」(さんりゅうしゅ)といいます。

麦粒腫

人間にはもともと潜在的に身体に菌を持っています。

黄色ブドウ球菌などが有名です。

身体が健康で免疫力があるときはぜんぜん問題にはならないのですが、免疫力がなんらかの原因で落ちた時に黄色ブドウ球菌が目に感染し、炎症を起こし、まぶたが腫れます。それが麦粒腫です。

これを一般的な呼び方で「ものもらい」とか「めばちこ」といいます。

霰粒腫

まつ毛の生え際の内側には「マイボーム線」という線があります。

医学的な詳しいマイボーム線の説明はここでは割愛させていただきますが、簡潔に申し上げると、目の健康のためになくてはならない線です。

この機能が低下するとドライアイとかになったりします。

このマイボーム線に老廃物がたまり、しこりができた状態もものもらいみたいになるので、同様にものもらいと言ったりします。


どちらかとえば「麦粒腫」のほうが圧倒的に、ものもらいといわれることが多いです。

「麦粒腫」と「霰粒腫」は発症メカニズムも全然違います。前者は細菌の感染による炎症、後者は老廃物堆積によるしこりです。



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人にうつるの?

ものもらいの原因と予防法


ものもらいが人に、うるるかどうかも気になる所だと思います。子供が学校で人にうつしてしまうのでは?と心配になっている親御さんもいるかと思います。


気がかりなところですが、ものもらいは基本的に感染が主な原因ではない疾患です。

ですので人から人へうつるというケースはあんまりありません。


「ものもらい」に似た症状の「はやり目」という疾患があり、こちらはうつる病気ですので、こちらと勘違いされている場合も多いです。


しかし、タオルの使いまわしや、ものもらいを触った手で相手の顔を触るなどをした場合はうつる可能性はあります。

やはり、ものもらいの症状が完治するまでは、ある程度の注意は必要です。

ものもらいになりやすい人

ものもらいに、なってしまいやすい人やタイミングについても見ていきたいと思います。

  • 身体の抵抗力が比較的弱い、お年寄りや子供など
  • 過度のストレスや肉体疲労困憊で抵抗力が低下している人
  • コンタクトレンズの不衛生な使用、または使用方法が正しくない
  • 前髪が長くて目にかかっている人
  • メイクを頻繁にする人、とくにアイメイクが派手な人
  • 目をしょっちゅうこすったり、触ったりする癖のある人

などが注意したい人や、状況です。

体力が弱っている時には注意が必要です。これは「ものもらい」に限った事ではありません。

また、目の周りを清潔に保っておくことも大切です。コンタクトを使用している人や女性の場合はメイクなどに注意が必要です。



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ものもらいの治し方

栄養バランスのとれた食事、特にビタミン重視のものを摂取し、十分休養すれば自然と治りますが、早く治すにはやはり眼科の診察を受けましょう。

また、ものもらいが肥大化すれば外科的な処置も必要になりますので油断はできません。


一般的には、処方された目薬と抗生物質の服用で治ります。

市販の目薬を使用していただいても大丈夫ですが、スカッとするメンソールの効いた目薬は使用しないでください。目の水分のphを変化させたりするので、症状がひどくなる可能性もあります。

ものもらいの予防

ものもらいの原因と予防法


基本的には抵抗力が低下したときに発症する病気です。ですのでそういう環境に身体を置かないことです。

ふだんから不規則な生活は避けて、夜更かしはせず睡眠を十分にとったり、適度な運動習慣をつける、栄養バランスの取れた偏りのない食事を心掛け外食はなるべく避けましょう。


ストレスを溜めこむことも良くないので、出来るだけストレスを発散することを考えましょう。

ものもらいに限らず、万病防止のために以上のことは語られてもおかしくはないです。


加えて、手をよく洗い、正しい洗顔メイク落としは入念にし人のタオルやハンカチは使いまわししないなどの事項も守ることが大事です。



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まとめ

いかがでしたか?

子供の頃よく「ものもらい」が出来ている人を見たことがあるかもしれません。子供やお年寄りは注意が必要な疾患です。


基本的には目の周りを清潔に保つことによってある程度の予防はできます。

異常を感じた場合は、むやみに擦ったりしないで、すぐに病院に行くようにしましょう。

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