片目の視界がぼやけるのは病気?6つの原因と治療法を解説!

片目


視界がぼやけるということは、視力が低下している可能性があります。


しかし、通常視力が低下するという場合には両目が同じように低下していきますので、片目の視界がぼやける症状がある場合には普通の視力低下とは違い何か重篤な病気なのではないかと不安になる人も多いかと思います。


視力低下と一言に言っても、いくつかの視力低下は片目だけに起こることもあります。

そこでこの記事では、片目だけ視力が低下する原因について紹介していきます。

横になって液晶画面を見る

これは比較的若い世代の人に起こりやすい原因です。

寝っ転がって携帯ゲーム機で遊んでいたり、テレビを見ているなどすると上になっているほうの眼ばかりを使ってみてしまうため、片目だけ視力が低下してしまうことがあります。

また、片目だけ使ってしまう習慣は乱視の原因ともなるので注意が必要です。

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白内障

我々が普段見ている光は角膜や水晶体を通って網膜まで到達することによって映像として処理されていますが、白内障はこの水晶体が白く濁ってしまう病気です。

原因としては加齢によるものが多く、これは老人性白内障と呼ばれています。

また、そのほかにも先天的に白内障を発症していたり外傷、アトピー、薬剤などが原因になりえます。


水晶体には光が通過する部分と通過しない部分があり、光の通らない部分から白内障を発症した場合には自覚症状は乏しいですが、瞳孔を開かせて観察する検査では早ければ40代から白内障を発見することができます。

白内障によって濁ってしまった水晶体は元には戻りませんが、初期の白内障であれば目薬を使うことによって進行を遅らせることができます。

ある程度進行した白内障に対しては濁った水晶体を取り除き、眼の中にレンズを挿入するという手術が行われます。


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緑内障

緑内障は日本における失明の原因として最も多いといわれています。

眼球の中には「房水」という液体が循環しており、眼の圧力を保っています。

この圧力のことを「眼圧」といいます。

眼圧がないと眼球の形が保たれなくなってしまいます。


しかし、眼圧が高すぎると視神経が障害されやすくなり、緑内障を発症するリスクが高くなります。


ただ、緑内障の定義は「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常眼圧を十分に下降させることで、視神経障害を改善もしくは抑制しうる面機能的構造的異常を特徴とする疾患」とされており、眼圧が高いからと言って必ずしも緑内障となるわけではありませんし、むしろ日本においては眼圧が正常な緑内障が過半数を占めています。


治療としては定義にもあるように眼圧を下げることが基本です。

目薬を用いたり、レーザー治療、手術が選択されたりすることもあります。

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網膜剥離

よく眼はカメラに例えられますが、水晶体がレンズだとするならば網膜はフィルムに相当します。

網膜剥離には「裂孔原性」と「非裂孔原性」の2種類があり、裂孔原性が網膜剥離で最も多い種類になります。


これは網膜に穴が開いてそこから網膜がはがれていくというもので、はがれてしまった網膜はフィルムとしての役割を果たすことができません。

非裂孔原性は網膜に穴は開いていないものの様々な原因によって網膜がはがれてしまうものです。


網膜剥離の症状としては、視力低下のほかにも視野の一部が欠損してしまう視野欠損が起こってくることもあります。

治療としては手術が基本となり、大きく2つの術式があります。

1つは網膜に開いた穴付近に眼の外からあて物をして穴の周りに熱凝固や冷凍凝固を行って網膜をはがれにくくします。

もう1つは眼の中に手術器具を入れて内側から剥離網膜を押さえます。

これら2つの術式はいずれも手術後にうつぶせになって安静にしている必要があります。


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黄斑変性

片目


これは加齢に伴って発症してくることが多い疾患です。

黄斑とは網膜の中心にある部分で、黄斑が障害されてしまうと視力が著しく低下してしまいます。

カメラのフィルムはどこでもよく写りますが、網膜は黄斑以外の部分ではあまり視力は得られないという特徴があります。


黄斑変性は網膜の層の下にある「網膜色素上皮」という一層の細胞のさらに下に老廃物がたまってきて、それが直接ないし間接的に黄斑が障害されてしまう病気です。

症状としては視野の中心部が歪んでみて、さらに中心部が黒く抜けたような感じ(中心暗点)になります。


もちろん視力低下が著しいので免許更新の際に引っかかってしまいます。

治療としては薬物治療、レーザー、手術などがあります。

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脳腫瘍

眼で受容した光の刺激は神経を伝わって脳の後頭葉に伝えられます。

この経路のどこかに脳腫瘍ができると視野や視力に障害が出てきます。

また、視野の右側の景色は左脳の後頭葉に、左側の景色は右脳の後頭葉にそれぞれ投影されますが、この交差が起こる部分を「視交叉」といいます。

この視交叉があるのは脳下垂体のすぐ上であるため、下垂体に腫瘍ができた場合、視交叉を圧迫してしまい視野障害が起こることがあります。

これらの治療としては腫瘍摘出手術がもっとも一般的です。

ほかにもガンマナイフを使用することもあります。


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まとめ

いかがだったでしょうか。視力は両目そろってこそよく見えるようになります。


緑内障は進行してしまうと、失明してしまいますし、脳腫瘍は命の危険がある病気です。

単純に視力が低下しているだけだと自己判断はせずに、できるだけ早く病院に行き原因を突き止め、治療を開始するようにしましょう。


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