目の周りのかゆみと、腫れてしまう原因を5つ徹底解説!

目の周りのかゆみと、腫れてしまう原因を5つ徹底解説!

まぶたの腫れと痒みの理由


「朝目覚めたら、まぶたが腫れて赤くなっていた」「目をこすっているうちに、まぶたが腫れてきた」
「なんだ目の周りが痛い」

このような不快な症状は誰でも経験したことがあると思います。

今回は「まぶた」に関する困った症状についてご紹介いたします。

日々の生活において、まぶたに異常が生じることは、意外と影響が大きいものです。

いちはやく改善するためにも、原因を特定し対処することが必要となります。

まぶたの腫れや痛みに関して、考えられる原因と症状そして、その解消法をご紹介します。

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目の周りの違和感の原因は?


むくみ

まぶたの皮膚は非常に柔らかく薄いのが特徴です。

その為、体の健康バランスが崩れると何らかの症状が出やすい場所でもあります。

特に塩分の摂り過ぎ、メイク落としが不十分なことによる清潔保持不足、まくらが低いことによる血行不良、涙を流した時などにまぶたを強くこすることも大きく影響しています。

むくみの対処法
睡眠時の枕が合わない場合に多く見られますが、これにより血行不良が起きたことでまぶたのむくみにもつながります。

この場合は、蒸しタオルを載せ温めることを積極的に行い、併せてマッサージをするなどでの血行促進をすると時間の経過とともにむくみは解消されます。

花粉性皮膚炎

まぶたの腫れと痒みの理由


花粉症の方にとっては、花粉の時期は何もかもが辛い時期ですよね。

特に目の痒みが強い方にとっては、擦ることがよくないことを分かっていてもつい擦ってしまうものです。

眼を擦ることによりまぶたが腫れる場合もありますが、実は花粉によるアレルギー反応が原因で皮膚炎も可能性として考えられます。

花粉性皮膚炎の対処法
対処方法としては鼻や目といった他の器官に対する対応と同じで、抗アレルギー剤の内服および、軟膏等の外用薬にて対応することが一般的です。


日常的に行う予防策としましてはクリームなど、花粉が触接肌に触れないよう塗ることが効果的と言われています。

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霰粒腫

眼を保護するための脂を分泌するマイボーム腺のつまりによって発症します。

痛みはさほどありませんが、炎症を起こしてしまうと痛みが発生します。


まばたきをする度に異物感を覚えますので、日常過ごすうえでは、かなり不自由さもあります。

霰粒腫
その時々の症状や進行具合により対処法も変化してきます。

抗生物質の点眼やステロイド剤の点眼により炎症を抑えます。

切開を必要とする場合でも、炎症がひどい時には麻酔が効きにくい場合もあり、まずは炎症抑えることを最優先に行われます。



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ものもらい・麦粒腫

まぶたの腫れと痒みの理由


まつ毛の根元や分泌腺などが細菌感染し炎症を起こして化膿し、腫れて痛みを伴う場合は麦粒腫が考えられます。


上で紹介した、霰粒腫よりも腫れや痛みが強く、目が充血し、ゴロゴロするといった症状がでることもあります。

ものもらい・麦粒腫の対処法
基本的には細菌感染なので抗生物質により治療、時には切開が必要となります。


病院に行く前にできることは、まぶたの清潔保持と冷却です。目を洗うなどをしながら極力清潔を保つことが症状悪化を防ぎ、改善も早くなります。



関連記事:まぶたの「ただれ・かゆみ」の原因は?赤いカサカサの治し方は?

帯状疱疹

帯状疱疹はウィルスによる感染症です。

左右どちらかの上まぶたから痛みだし、徐々に発疹や水泡が額部分まで広がったり、むくみを伴ったりします。

水泡部分には膿がたまりますが、2週間ほどで改善します。

同じように下まぶたにも発症する場合がありますが、上下同時に発症することはほとんどありません。

その理由は、帯状疱疹は1本の神経に沿って広がるのですが、そもそも上まぶたと下まぶたの神経は別物ですので、同時に発症することは考えにくいとされているからです。

帯状疱疹の対処法
発疹の出方が特徴的で、かなりの痛みを伴いますので早急に病院受診をします。


診療科は皮膚科または眼科を受診してください。

原因が帯状疱疹と判明した場合には、抗ウィルス薬やステロイド薬の投与が行われます。

神経に関する病気であり、まぶた周辺の神経は三叉神経になります。

これは眼神経も含まれる為、早期に治療しなければ失明などに至る場合もありますので、出来るだけ早く受診することをお勧めします。



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まとめ

いかがでしたでしょうか?

通常、目の周りの出来ものは「ものもらい」と端的に決めつけて対応することが多いと思います。

しかし、場合によっては視神経に関わる病気である可能性も潜んでいます。

まぶたは顔の中でも特に表情を作り出す大きな役割をもった部分です。


人との関わり、コミュニケーションにおいて言葉以外で意思を伝えることを「非言語的コミュニケーション」と言います。


実は私たちの日々のコミュニケーションは言葉による「言語的コミュニケーション」以外の「非言語的コミュニケーション」の方が非常に多くを占めていると言われています。

“目は口ほどに物を言う”ということわざはまさにこれを指しているものだと思います。

安心して日々の生活を送る為にも、目の清潔をしっかりと保ち、病気に強い体作りを心がけましょう。

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