寝起きに目が充血している!朝から真っ赤な原因は?
鏡を見たとき目が充血しているこがありませんか?
日常生活の中ではよくあることではないでしょうか?
夜や夕方なら疲れ目の影響が出ていると、納得も出来ますが、朝目が覚めたときにいきなり充血して真っ赤になっている場合は疲れ目以外の原因も気になってきます。
この記事では、そんな気になる目の充血について考えられる疾患を幾つか取り上げていきますので、参考にして下さい。
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目次
白目が充血する原因は?
この目の充血ですが、片目だけの時と両目の時が考えられます。片目だけのときは単純に、目にゴが入っているだけや、コンタクトレンズの影響などをまず疑うべきです。
この場合に市販の目薬を使うだけで、症状が治まることもありますが、数日点眼しても良くならない時は眼科に行く必要が出てきます。
次に考えるべきは、目が痛いか痛くないかです。
この痛いか痛くないかで、原因もさまざまに分かれてきます。
ただ、目が充血する共通の理由は、眼球やまぶたの裏側を覆っている膜が細菌やウイルス、雑菌などにより炎症を起こすことにあります。
これにより色々な病気を引き起こしてまうのです。
それでは、炎症の原因となる病気を幾つか見ていきます。
関連記事:ネバネバした目やにが多い!黄色や黄緑になる原因を解説!
気になる病気
結膜炎
白目やまぶたの裏が赤く充血し、目やにと涙が出る。これらの症状でまず考えられることが結膜炎です。白目を覆ってる幕と、まぶたの裏側の赤い部分を覆う膜に炎症が起きたものを結膜炎といいます。
原因はさまざまですが、細菌や微生物の感染のより起こることも、花粉やダニなどアレルギーにより起きることも有ります。
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細菌性結膜炎
主な症状は目の充血、目やになどで、さまざまな細菌や微生物が感染となりますが、有効な目薬があるため比較的早く治ります。関連記事:瞬きをすると目が痛い原因は?注意したい5個の病気を解説!
ウイルス性結膜炎
主な症状はやはり、目の充血、涙や目やにが多く出るなどで、細菌より小さい微生物の細胞内への進入が原因で、特に夏場は流行しやすいため注意が必要です。
よく聞かれる、はやり目はこのウイルス性結膜炎のひとつで、人から人への感染力が常に高く短期間で、集団的に発生します。
学校に登校したり、職場に出勤すると周囲の人にうつす可能性が非常に高いため注意が必要です。
はやり目に感染してしまう原因となるウイルスは、アデノウイルスと言われるウイルスで有効な目薬が無いことも特徴的です。
更に、アデノウイルスは感染力が比較的高いため、周囲の人にうつさないために、注意しなくてはなりません。
注意点としては
- 症状がある目を手で触らない(こすらない)
- こまめに手洗いをする
- 使用するタオルを分ける
- お風呂などでもうるるので、お風呂に入る時は、感染している人が最後に入るようにする
などの工夫が必要です。
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アレルギー性結膜炎
その原因物質に接触するとすぐに症状が現れ、かゆみが強く、目の充血や腫れを伴います。花粉やハウスダクトと言ったアレルゲンが原因となる場合が多いです。
又、目だけに症状が現れるのではなく、鼻や喉の症状と併発することも多々あります。
人から人へは感染しませんが、ハウスダクトは季節性の花粉と違って一年中室内に発正しているため、掃除や換気をこまめにして
ハウスダクトを減らす工夫をする必要があります。空気清浄機などを使用するのも対策として有効かと思います。
上記以外にも、結膜炎には他にも
- 慢性結膜炎
- 濾胞性結膜炎
- 乳頭性結膜炎
- 偽膜性結膜炎
- カタル性結膜炎
- 化膿性結膜炎
など様々な病気があります。
目には外部からの刺激を感じ取る感覚器の一つで、視覚を通じて脳に情報伝達しています。
脳の情報の約80%が目から集められているといわれ、「脳の出場所」と呼ばれることもあります。
関連記事:まぶたのかゆみがある赤い腫れはストレスやアレルギーが原因?
その他に目に関するこんな症状で気になっていませんか?
- 目がかすんで見える
- 光がまぶしい
- 目がしょぼしょぼする
- 視界がぼやける
- 視界の一部が欠ける
- 物が二重に見える、ゆがんで見える
- 目がかゆい
- 目やにが出る
- 目が乾く、乾いた感じがする
- 涙が出る
- 目が痛い
- 目がゴロゴロする
- 目が腫れている
- 充血がひどい
目の充血とは直接関係のない症状もありますが、これらの症状はさまざまな目の病気につながる可能性があります。
「目が疲れただけ」「目薬を差しておけば大丈夫」と言った自己判断は禁物で、気になる症状がある場合は医師に相談しましょう
関連記事:目が重い感じがする!気になる違和感の原因を徹底解説!
まとめ
目の定期健診を受けていますか?目の病気の予防には、定期健診が不可欠で、正しい検査を定期に受けることが大切です。
目の検診では「視力検査」や「視野検査」が行われますが、目の病気を確認するだけでなく、他の病気が見つかることも少なくありません。
たくさんの血管や組織が集まっている目は、体の縮図とも言われるほど全身の各器官とつながっています。
だからこそ、眼科検診は定期に気に受けたいもので、健康な成人では2~3年に一度、糖尿病などの持病がある人や
眼病を経験している人は少なくても一年に一度の検診を受けましょう!!
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