頭と目の奥の方が痛い場合のは危険な症状?吐き気やめまいもある!

頭と目の奥の方が痛い場合のは危険な症状?吐き気やめまいもある!

一言に頭痛と言っても、痛む場所や発熱を伴なう頭痛、しだいに強くなる頭痛、急で強い頭痛、繰り返す頭痛、絶えず続く頭痛など様々な症状があります。


風邪のように特に心配のないものもあれば、脳卒中の様な重大な病気の場合もあります。

頭の奥の方が痛むときや急に起きた頭痛には、要注意です。


今回は、しだいに強くなり、吐き気やめまいも伴う場合の頭痛について書いていきますが、注意点としてはこの記事を読んで自分はこの病気だと自己判断をする事は避けて下さい。

あくまでも、自己判断のためではなく、自分の症状を医師に伝える時の参考にして下さい。

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くも膜下出血

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くも膜下出血は脳卒中の一種で脳卒中の中でも、くも膜下出血の割合は約10%で脳梗塞や脳出血と比べると頻度は高くは成りませんが、生命にかかわる危険が高い病気です。



くも膜下出血の大半は、脳動脈のこぶの破裂によって起こり、40~50歳代に多く今までに経験したことが無いような頭痛(割れるような激しい頭痛)と吐き気や嘔吐が伴います。



20~40歳代でも脳動静脈奇形の破裂やもやもや病が原因で出血を起こす事もあります。

場所としてはうなじの付近が痛み、硬くなります。

発作の原因としては、過労やストレスなどが引き金となる事が多いです。

発作の前ぶれとして、頭痛が繰り返されることがある。

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髄膜炎

髄膜炎は、脊髄を取り巻く髄膜が細菌やウイルスに侵される急性の炎症で、症状としては激しい頭痛、吐き気、嘔吐、が怒ります。


症状としては、後頭部から頸部にかけ強く突っ張ったようになり、首が曲がらなくなり進行すると手足に痙攣が起こることもあります。


侵されたウイルスや細菌によってその症状が異なります。

・化膿菌や真菌による場合は、38~40℃の高熱が出て、放置しておくと意識障害を起こしたり最悪の場合数日から一週間ほどで死亡してしまう事もあります。

・結核性髄膜炎の場合には、初めの二週間ほどは微熱が続きそれから高熱が出て、意識障害を起こします。

・ウイルス性の場合は高熱が出ますが、数日から一週間で良くなることが多いです。

子供の細菌性髄膜炎は注意!!

子供が細菌性髄膜炎にかかってしまうと、重い後遺症(知能障害・難聴・発達のおくれなど)が残ってしまうことがあります。


細菌性髄膜炎の主な原因は、インフルエンザ菌b型と肺炎球菌で、それぞれワクチンがありますのでワクチンを接種することで、子供が細菌性髄膜炎にかかることを予防する事が出来ます。

(予防接種を受ける年齢やスケジュールについては、医師の診断の元接種をうけてください!!)

緑内障

緑内障の中でも、閉塞隅角緑内障は頭痛や吐き気、嘔吐が伴い眼痛もおこります。閉塞隅角緑内障は急激に始まり、特に60歳以降の女性に多く、血圧が高い状態の人は危険度が高くなります。


頭痛・眼痛、吐き気・嘔吐の他に、電燈の周りに虹の様な物がみえるなどの症状もあります。この時に目を開けてみると、緑内障を起こしている方の目はほとんど見えず、充血して瞳孔が散大しています。

まとめ

頭痛を伴なう病気には、危険なものが多いです。また、一時的に頭痛が治まってもそれが重病のサインである可能性も大いにありますので一度病院で検査を受けてみましょう。


また、くも膜下出血で触れました脳卒中ですが、脳出血や脳梗塞は頭痛などの症状がなく徐々に病気が進行する事が一般的ですので、定期的な検診を受けておくことも大切となります。


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