首筋から後頭部が痛い原因は?季節の変わり目に気をつけて!
頭痛はよくある症状で、日ごろから悩まされている方も多いのではないでしょうか?
頭痛が起こった場合は市販薬の鎮痛剤などを服用して、横になるなどして頭痛が治まるのを静かに待つといった対処療法を取る方がほとんどだと思います。
では、その頭痛の原因となっていることは一体どんなことがあるのでしょうか??
肩こりや首の歪みなどでも頭痛はおきますし、風邪をひいたり体調を崩しているときも頭痛がおきます、何かの病気である可能性もあります。
今回は、そんな頭痛についての記事となります。
スポンサーリンク
片頭痛
頭痛と聞いてまずこの片頭痛を思いつく方も多いのではないかと思います。片頭痛は成人の約8%が悩ませている症状で、男性より女性に多く10~20歳代に最初の頭痛がおきて、それ以降、繰り返しおこってしまうようになります。(一般的に言われる、頭痛持ちです)
片頭痛は、脳の周辺の血管の周りにある三叉神経という神経から出される物質や、血管の拡張などが影響して起こると言われています。
片頭痛には、頭痛の前兆があるタイプと、ないタイプがあり、それぞれ
前兆のあるタイプ
頭痛が始まる数分~数十分ほど前に、チカチカする光が目の前に現れ、視界が部分的に見えなくなります。この事を閃輝暗点(せんきあんてん)と言い、閃輝暗点が治まったあとに頭痛が起こり出します。
症状としては、ズキズキと痛み特に目の奥辺りが痛くなり、心臓が脈を打つとそれが響くように痛いです。片側だけが痛くなることもあれば(右のことも、左のこともある)、
両側が痛くなることもあり、その時々によって痛みの出方が異なります。(吐き気や、嘔吐が伴うこともあります)
疲労や不眠、ストレス、頸椎の歪み、温度変化などがきっかけで頭痛が誘発されます。
閃輝暗点が起こっているときに頭痛薬を服用すると、頭痛が軽減されます!!
関連記事:閃輝暗点とは?頭痛や吐き気の前兆のギザギザについて!
スポンサーリンク
前兆がないタイプ
痛み方や、痛む場所、好発年齢や女性に多いことは前兆があるタイプの片頭痛と同じですが、前兆がなく突然頭痛の発作が起こります。関連記事:偏頭痛が右側だけに起こる?原因として考えられる5つのこと!
後頭神経痛
第2頸椎から出ている神経が刺激されておこる神経痛で、片側の後頭部、頭頂部、側頭部に痛みがでます。
首を動かしたとき、くしゃみ、咳などちょっとした動きの時に神経を刺激して痛みが誘発されることが多いです。
痛みが治まっているときでも、後頭部の中央にある隆起部の1~2cm外を押すと痛むのが特徴としてありあます。
比較的、高齢者に多くみられる症状で、頸椎の歪みやむち打ちが主な原因として考えられます。
関連記事:首の後ろが痛い!朝起きるのがツライ症状の原因を解説!
緊張型頭痛
肩こりや首こりと呼ばれているもので、うなじの部分や肩の筋肉が緊張しておこる頭痛で30~50歳代の人に多く出る症状です。関連記事:首の後ろが痺れる感じがする!ピリピリする症状の原因3つ!
スポンサーリンク
偶発頭痛
季節の変わり目などの、ある期間に頭痛が毎日のようにおこり、その期間が終われば治まりますがまた同じ頭痛を繰り返す症状です。20~50歳代の男性に多く、特にヘビースモーカーに多く見られる症状です。
症状としては、片方の目の奥が激しく痛み、夜間に起こることが多く痛みで目が覚めることもあります。
頭痛とともに、顔面の紅潮、目の結膜、充血、涙目、鼻水、鼻づまりなどの症状を伴なうこともあります。
関連記事:寝起きに目が充血している!朝から真っ赤な原因は?
脳内の病気
頭痛の原因として脳内の深刻な病気の可能性もあります。関連記事:横になるとめまいや吐き気がする!ぐるぐる回る症状を解説
まとめ
頭痛はよくみられる症状でストレスが原因の一つでもあります、頭痛の多くは軽症であり生命にかかわるようなものは、少ないですが油断は出来ません。頭痛が起こった場合は、
- 風邪の症状の場合頭を冷やして安静にしましょう。
- 片頭痛や緊張性頭痛の場合は、首筋や肩のこりをほぐしてやはり安静にしましょう。
- 慢性頭痛の場合は、ストレスが基盤になって頭痛を引き起こしていることが多いので、ストレスを上手く発散することも大切です。
そして、市販の鎮痛薬に頼り過ぎないことも大切です。
最後に、いつもと様子が違う頭痛が起こった場合は、すぐに病院に行くようにして下さい。
関連記事:こめかみがズキンとする頭痛!原因となる事をチェックして!
スポンサーリンク