こめかみが重い!ズキンとする頭痛でも種類がある!
頭痛と一括りに言っても、実際のところその痛み方や痛む箇所によってその症状は実に様々ですが、なかでも多い頭痛が発症する箇所の一つがこめかみです。
しかも、人によって左のこめかみだけが痛んだり、右のこめかみだけが痛んだり、あるいは両方のこめかみが痛むこともあるなど、個人差が出やすい箇所です。
では、これらこめかみの痛みは一体何によるものなのでしょうか?
この記事では、こめかみが締め付けられるように痛む頭痛についてお伝えしていきます。
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主な原因
ひとくちにこめかみの辺りの頭痛と言っても種々原因はありますが、今回はなかでも多い原因を三つ挙げてご説明します。片頭痛
こめかみあたりの頭痛において最も多い原因がこの片頭痛です。片頭痛とは、片側、あるいは両側のこめかみあたりが脈打つようにズキズキと痛むのが特徴で、特に女性に多いとされています。
片頭痛は他に吐き気や下痢、目がチカチカするなどの症状も引き起こします。また、体を動かすと痛みが悪化する場合が多いのも特徴の一つです。
片頭痛を引き起こすのは、ストレスや睡眠不足、またその逆の過眠といった生活習慣の乱れのほか、女性の場合は月経時にも起こりやすいとされています。
女性特有の理由を除き、生活習慣の乱れから来るものですから、静かに安静に過ごすこと、またストレスを適度に解消すること、規則正しい生活を送ることなどを心がけることで症状は改善されるでしょう。
また、カフェインの摂取も効果的なので、紅茶やコーヒーなど、カフェインを含む飲料を摂取するのもおすすめです。
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緊張型頭痛
この緊張型頭痛は、よく片頭痛と間違われる頭痛です。こめかみの痛みのほか、後頭部などが重苦しく圧迫されるような痛みが生じるのが特徴です。
また、頭痛のほかに肩こりや首の痛み、眼精疲労なども併発することが多々あります。
原因はこちらもストレスや睡眠不足、疲労などが挙げられるほか、パソコンに向かうなどで長時間同じ姿勢を続けたりすると起こります。
緊張型頭痛の根本原因は、首の筋肉の緊張です。
ですから、ストレッチなどをして首の筋肉をほぐしたり、首周辺を暖めて疲れをとるなどと言った手段が効果的です。
また、デスクに向かって仕事をしている時なども、適度に休憩を取ることを心がけるようにしましょう。
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群発頭痛
片頭痛とは逆に、男性、特に若い世代に多いのが群発頭痛です。特徴としては、こめかみや眼の奥などの突然の殴られたような激しい痛みや、目の充血、鼻水、涙のほか、まぶたが垂れ下がることなどが挙げられます。
群発頭痛の直接的な原因はいまだよく分かっていないのが現状ですが、飲酒や喫煙を控えること、頭を冷やすことなどが症状の改善につながることが確認されています。
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重大な病気の可能性
上に上げた三つは生活習慣などから来る一時的な頭痛ですが、頭痛の中には重大な病気の前触れとして表れるものもあります。とくに注意しなければならないのが、突然の激しい痛みです。
本当に全く前触れなく激しい痛みに襲われた場合は、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの命に関わる重大な病気の症状の可能性があります。
たとえ一時的に治まったとしても安心することなく、たかが頭痛と油断せず、すぐに病院に駆け込むべきです。
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まとめ
睡眠不足や過度な疲労の蓄積といった生活習慣の乱れ、ストレス過多などの精神的な疲労などは、積もり積もるとこめかみあたりの頭痛として表れてくることが分かったかと思います。つまり、頭痛の予防策とは健康で規則正しい生活を心がけることです。そのことを頭に入れて、頭痛とは無縁の生活を送りましょう。
逆に、生活に気をつけていても頭痛に襲われることがあれば、それは重大な疾病を患っているサインの可能性があります。
たかが頭痛と甘く考えずに病院へ行くようにしましょう。
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