横になるとめまいや吐き気がする!ぐるぐる回る症状を解説
リビングでちょっと休もうと横になった時、就寝時に布団で横になった時、ちょっと寝返りをした時などに
突然めまいに襲われた!!
ひどい時は、ぐるぐると視界が回って、吐き気もすることもあり、休みつもりで横になったのにこれで休息どころではなくなってしまいます。
この記事では、立ちくらみや貧血で めまいや吐き気がある場合はではなく、横になった時の「めまい・吐き気」の詳しい症状・原因について書いていきます。
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原因として考えられること
横になったり、寝返りをしたりすると めまい吐き気の症状がでる原因としては下記の3つの病気が代表的なものです。良性発作性頭位めまい症
3つの代表的な病気の中で、最も多い原因だと言われています。症状としては、横になった時や、寝返りをして頭を動かした時、そして起き上がろうとして頭を動かした時や、靴ひもを結ぼうとしたときなど、頭や体の位置を動かした時に激しいめまいを起こします。
1分程でおさまりますが、吐き気を感じる事もあるようです。実際に嘔吐する事はないことが多いです。
この疾患は、特に更年期を過ぎた女性に多くみられることが多く、原因は、内耳の前庭器官に異常があり、頭を動かす事によって頭の位置が変わるという変化をうまく受け入る事が出来ないと考えられています。
それ以外にも、ストマイなどの薬物中毒や頭部打撲の経験などが背景にあることも少なくありません。
良性というぐらいですので、比較的に早く治ると言われています。
良性発作性頭位めまい症の症状は、日頃のストレス、疲れ、生活習慣の乱れがきっかけで起こるともあると言われていますので、自然治癒で治る場合もありますがめまいが起こりにくくするリハビリテーションの治療もあります。
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前庭神経炎
前庭神経炎は良性発作性頭位めまい症とは違って、横になった時に加えて立った時にも 激しいめまいがします。大きな違いは実際に嘔吐することもあり、めまいが終わった後もふらつきがあることが多いです。
めまいは3日程でおさまることが一般的ですが、頭が重くなったり不快感は時々感じる(残る)とされています。
激しいめまいや、嘔吐の症状が重く、入院しなくてはいけないケースも少なくないです。
下で紹介するメニエール病とは違い 耳鳴りや難聴の症状はないのが特徴です。原因は、はっきりとはわかっていないようですがウィルスからの感染や血管障害かと言われています。
とにかく、安静にしている事が大事です。
治療としては投薬治療が主となり、早期に治療をすれば回復することがあると考えられてる疾患なので、早めに受診する事をお勧めします。
関連記事:常にめまいがあるのと、急にめまいがする症状や原因の違いを解説!
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メニエール病
メニエール病の特徴は、めまい吐き気に加え 耳鳴り、難聴の聴覚症状があるという事です。横になった時以外にも テレビやパソコンの画面を見ていられないくらい ぐるぐると視界が回ってしまう事もあります。
メニエール病は 何回も繰り返し症状がでる事も特徴です。原因は比較的 几帳面な性格の人に多いと言われていて、ストレスや寝不足が続くと症状が出るそうです。気圧の変化も原因と考えられています。
その事によって、内耳のリンパが増えて水ぶくれの状態になります。
治療は点滴や投薬治療が一般的ですがメニエール病も睡眠不足、疲労からくるストレスなどの生活習慣が関係していますので忙しい現代社会ではありますが、気分をリラックスさせて身体もゆっくり休ませてあげることが大切です。
参考記事はこちら↓↓
関連記事:寝てる時に耳鳴りが起こる原因は?注意したい病気3つを解説!
まとめ
疲れた身体を休めようと横になった時にめまいや吐き気 ひどい時は嘔吐するといった症状が起こるのは非常に辛いですし、単なる疲れのせいではないか??軽くみてしまう可能性や、逆に突然・不意に襲ってきたこの症状に不安で横になるのも安心して出来なくなってしまうこともあるかと思います。
前庭神経炎はウィルス感染が原因と言われているようですが良性発作性頭位めまい症やメニエール病は
疲労、ストレス、生活習慣に関係があると考えられていますので
普段から 栄養バランスのとれた食事をする事や、充分な睡眠、適度な運動をしてストレスを軽減し めまいや・吐き気から解放された生活を送ってください。
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