痛い!首を後ろに倒すと症状が出る4つの原因と治し方を解説!

痛い!首を後ろに倒すと症状が出る4つの原因と治し方を解説!

首が痛い


目薬をさす時などに上を向くと首が痛い、それ以前に上を向けないなど、日常の中で首の異変に気づくことがあります。


合わせて、頭痛や吐き気、手足のしびれなど別の症状を伴っているケースもあります。

この様に首に痛みが出るのはなぜなのでしょうか?

「ストレートネック」や「むち打ち」などはよく耳にする病名ですが、それ以外に注意したほうがよい病気もあります。

いずれにしても、首を後ろに倒すと痛みが出たり、前に倒すと頭痛が起こる症状は何とかしたいものです。


そこでこの記事では、首に関する痛みや症状の原因と治療方法についてご紹介していきます。

ストレートネック

頚椎は通常、前弯した状態にあります。

正常な場合の前弯角度は30〜40度ですが、これが30度以下になるとストレートネックと言われます。

症状には、首の痛みに加えて、頭痛・肩こりなどがあります。


原因として、日常的にうつむいた姿勢や猫背をとると起こりやすくなります。

特に、一日中スマートフォンをいじっていると、このような姿勢をとりやすく、徐々に首の前弯が減少していきます。


また、ラグビーなどの接触競技で首への負担が大きいスポーツも原因となりやすいです。

加齢による頚椎や椎間板の変性により、誰にでも首の前弯減少が起こることもあります。


対策として、頸部の筋肉のストレッチ、頸部を温め柔軟性を上げるなどの方法があります。


よく猫背になる方は、肩が前方に出た姿勢となっているため、胸を開くようなストレッチも有効です。


また、座る姿勢においても、背中を丸め、お尻が前に滑った状態で座るなど不良姿勢をとっていないか、一度見直してみましょう。

上記のような姿勢を取りやすい方は、腹筋や体幹の筋肉が弱いことが考えられます。普段から下腹部に力をいれる、腹式呼吸を意識するなどの習慣も重要となります。



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頚椎捻挫、むちうち

事故や激しいスポーツで、首が反った状態の時に大きな衝撃が加わると起こります。


症状には、首が回らない、肩が痛むなどがあります。


後遺症が残る方もおり、頭痛や吐き気、耳鳴り、倦怠感が生じ、長期で悩まされます。

治療としては、受傷直後の場合は、炎症を抑えるために、アイシングをしながら安静を保ちます。

炎症が落ち着いた後も痛みがある場合は、温熱療法などで頸部の血行を促していきます。


また、首を動かすことに対し恐怖心が出てしまう方も多いと考えられます。

極端に首を動かさなくなると、可動範囲が減少してしまい、日常生活が阻害されます。

痛みの酷くならない範囲で、頸部の運動をすることも大切です。



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後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症

首の症状以外に、手足にも「しびれる」「動かしにくい」などの症状が起きる場合には、後縦靭帯骨化症と黄色靭帯骨化症が疑われます。

これは、50歳以降に発症が多い病気になります。


症状としては、首筋、背骨の動きが悪くなり、体の硬さを感じるようになります。

後縦靭帯骨化症について
後縦靭帯骨化症は背骨に付着する靭帯が肥厚し、骨化することで脊髄が圧迫され、神経症状をきたします。

これにより、手足のしびれが起こったり、細かい手作業が難しくなります。また、足に過剰な力が入り、歩行障害が起こります。

黄色靭帯骨化症について
黄色靭帯骨化症の場合、靭帯の骨化が胸椎で起こることが多く、足が痺れたり、足に力が入らないなどの症状が出ます。

足のみの症状で発症するのが特徴です。


首が痛い


治療としては、保存療法と手術が考えられます。

まず、保存療法では、頚椎の安静が重要となるため、頚椎カラーの装着などを実施します。

また、日常生活において転倒や首を反らすことのないよう注意が必要です。

さらに、消炎鎮痛剤や筋弛緩剤による症状の緩和を図ります。

症状が重度の場合は、手術の適応となります。


神経を圧迫している骨化部位を摘出し、他の部位から取ってきた自身の骨で固定します。

別の方法では、骨化部位はそのままにし、脊髄の通る脊柱管を拡げる方法があります。術後は、リハビリテーションで歩行練習などを行います。

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若い人にも起こる、頚椎椎間板ヘルニア

背骨と背骨の間にある椎間板が、後方に飛び出すことで神経を圧迫している状態を言います。

きっかけがなく発症する場合、スポーツや不良姿勢から発症する場合があります。

これは、30〜50歳代に多く、中には20歳代で発症するケースもあります。


症状には、首・肩・腕の痛み、しびれがあります。

細かい手作業が難しくなります。さらに、足の動きも悪くなり、歩行障害を来たします。場合によっては排尿障害を起こす可能性もあります。


治療法としては、頚椎カラーや消炎鎮痛剤の使用、神経ブロックを実施します。

手術をする際は、頚椎の一部を削り、脊髄の圧迫を取り除きます。削った部分は、別の骨で固定します。


術後は、先に記載した、後縦靭帯骨化症や黄色靭帯骨化症と同様に、歩行練習などのリハビリテーションを受け、日常生活や職場復帰を目指します。



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まとめ

首の痛みには、普段からの姿勢や習慣によるもの、スポーツなどによる負傷、病気の影響があることをお伝えしました。

首の頚椎の中には、人間が生きていくために重要な神経が集まっています。

首の痛みや神経症状がある場合は、一度、医療機関で適切な検査を受け、状態を把握することが重要になります。



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