鼻の奥が痛い感じの頭痛が治らない!吐き気も酷い原因は?

鼻の奥が痛い感じの頭痛が治らない!吐き気も酷い原因は?

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日々生活している中で、頭痛というものは多くの方が抱えている症状です。


頭痛自体の原因としては偏頭痛や筋緊張型頭痛といった軽めのものから脳梗塞といった命にかかわるようなものまで様々ありますが、それらを絞り込むために「どこが」、「どのように」、「どんな時に」痛むのかというのが重要になってきます。


この記事では、鼻の奥が痛むような頭痛から考えられるものについて紹介していきたいと思います。

気温差

気温差がある場合、特に冬場は鼻の中の毛細血管が収縮し、鼻の奥の痛みを引き起こします。

毛細血管の収縮は生理的な反応の一つで、基本的に血管は周囲の温度が低下した場合には収縮するように身体が調節しています。

つまり、冬の暖かい家の中から急に外に出たりすると痛みが発生することがあります。

対策としては、温度差が大きくならないようにマスクなどをして鼻を冷たい外気に直接触れないようにすることが効果的でしょう。

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ドライノーズ

ドライ〇〇というのは色々な部位の乾燥症状を示すような言葉で、代表的なのはドライアイです。

ドライアイは涙の分泌が低下したりすることで目の表面が乾燥して眼を長時間開けるのが辛いといった症状を呈してきますが、このように乾燥するのは鼻も同じです。


なんといっても呼吸をする際の空気の通り道となっているため、吸い込む空気が乾燥しているとよろしくないということになります。

この対策として人体は鼻水を分泌し、鼻の中を潤しておくことで入ってきた空気を加湿するというメカニズムを備えています。


ところが、冬場などは意外と乾燥していて、さらに喉の渇きはあまり感じないがために鼻水を作るための水分が足りていない状況に陥りやすいと考えられます。


手や皮膚の乾燥のケアには多くの方が気を配りますが、冬場の水分補給に配慮している方は意外と少ないです。

夏場は見た目通り汗をかくので「水分を取らないと」となりますが、冬は目に見えない汗の蒸発が主なので、気づかないうちに脱水まではいかなくとも体内の水分量が減ってしまっているという状況が少なくありません。

意識して飲み物を飲むように心がけましょう。


関連記事:鼻の中の乾燥と痛い症状の治し方7選!注意したい病気もチェック!

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慢性副鼻腔炎

いわゆる蓄膿症です。

鼻の粘膜で炎症が起こっていることを鼻炎と言いますが、これが長引いて副鼻腔というところまで波及し、副鼻腔に膿が溜まってしまうという疾患です。

初めの炎症の原因としては細菌が多いです。


通常であれば鼻粘膜上に常在している菌が外部からの最近の侵入を防いでいますが、バランスの悪い食事や疲労、慢性的な寝不足などで身体の調子が悪くなると常在菌や粘膜のバリアが弱くなってしまい、感染を起こしてしまいます。


感染が起こると炎症が起こり、周囲に広がっていきます。


そして、頭蓋骨にある空間である副鼻腔は鼻とつながっているため、副鼻腔まで炎症が広がると副鼻腔炎となります。

副鼻腔はポケットのようなもので中に膿が溜まりやすくなっており、嫌な匂いや頭痛、頭の重さなどの原因となります。


関連記事:鼻の奥がしびれる!痛くはないが違和感がある原因は?

風邪症候群(流行性感冒)

一口に「風邪」といっても、その原因は様々です。

頻度が多いものとしては、ライノウイルスやRSウイルスといったものですが、軽い風邪(風邪は万病の元と言いますが)で原因を特定して抗ウイルス薬を服用するなどは、なかなかできません。


ですので、基本的には対症療法と呼ばれる現れている症状に対する治療が行われています。

逆に抗生物質(抗菌薬)を頻繁に出すという行為は、薬剤に耐性のある病原体の出現を助長してしまうので、よほど重症でなければ行わないほうが良いと言われています。

そのため、「風邪だから抗生物質」といった考えにならないことが多いです。

もちろん、ただの風邪ではなく肺炎や気管支炎であることもあるので医療機関の受診は重要です。


関連記事:耳の上あたりがズキズキする頭痛に要注意!原因となる3つの病気!

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花粉症

春や秋には花粉症患者が増加します。

花粉症は、これまで発症していなかった人でもあるシーズンから突然発症するというケースが少なくなく、転勤や長期出向などで周囲の環境が変わるといのがきっかけとして多いようです。


花粉症はアレルギーの一つで、通常であれば反応しないような物質(抗原)に対して過剰に反応してしまうことが原因です。

そのため、この反応を抑えるのに抗ヒスタミン薬などの薬剤を利用しますが、何より大事なのは抗原を身近に置かないことです。


外を歩いた後はそのまま家の中に入るのではなく、玄関先で服や髪をはたいて花粉を落としてから入ったり、帰宅後すぐに洗濯、入浴をしたりしてできるだけ家の中に花粉を持ち込まないようにしましょう。


関連記事:蓄膿症で顔が痛い!痛みを和らげる2個つの対処法を解説!

まとめ

いかがだったでしょうか。

鼻の奥の頭痛ということで5つの病気、現象を紹介しました。

そのうちのいくつかは自分で対策を取ることができるものがあるので、是非実践してみてください。

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