こめかみのしびれる感じの痛み!原因や対処法を徹底解説!
頭痛と一口にいっても痛む部位、痛み方によって原因もいろいろ考えられます。
そんな頭痛の中でも今回は割と多く厄介なのが、こめかみの痛みです。両方のこめかみが痛むときも、どちらか片側が痛むときもあり、人それぞれだと思います。
今回はそんなこめかみの痛みにスポットを当てて書いていこうと思います。
スポンサーリンク
片頭痛
こめかみの痛みの中でも特に女性に多いのが片頭痛かと思います。片頭痛は漢字の通り片側だけに起こる場合が多いと思いますが、片頭痛でも頭の両側に痛みを訴える方は全体の4割程います。
つまり、両側が痛いからといって片頭痛ではないというわけではありません。また、片頭痛の方の7割半に肩の凝りを伴います。
片頭痛の特徴
片頭痛の痛み方の特徴としては「ズキンズキン」「ドクンドクン」「ガンガン」など脈打つような痛み方です。
また、痛みの場所は主にこめかみから眼のあたり、4時間~3日程度の痛みで月に1~2回、多い時は週に1回程繰り返し起こるという特徴があります。
しかし、痛みがひどくなると片側だけでなく頭全体に痛みを感じ、また特徴である脈打つような拍動感が感じられなくなります。
痛みの程度は個人差がありますが、ひどい方であると日常生活に支障がでる程の痛みで寝込んでしまうこともあります。
また、片頭痛の特徴の中でも重要なものに日常の動作によって頭痛が強くなるというものがあります。そして、マッサージや入浴や運動が頭痛を悪化させます。
頭痛とともに吐き気や嘔吐がおこる事もしばしばみられ、頭痛の最中は光や音に過敏になるといわれています。
また、月経との関係もみられており、月経の前後に頭痛がみられます。
片頭痛が起きてしまった時の対処法としては、暗い静かな場所で安静にすることです。
可能であれば横になって休憩をとります。また、痛みの原因となる血管の拡張を抑えるために冷やすのも効果的です。冷やす部位は痛む場所です。
関連記事:偏頭痛が右側だけに起こる?原因として考えられる5つのこと!
スポンサーリンク
緊張型頭痛
片頭痛と比較される頭痛に緊張型頭痛があります。こめかみだけの痛みではありませんが、頭全体が痛むもので頭痛の原因の中で一番おおくみられるものです。
ひどい片頭痛もこめかみだけにとどまらず頭全体が痛むのでどちらが原因の頭痛か判断に迷うかと思いますが、緊張型頭痛と片頭痛では痛み方が大きく違います。
また、対処方法も違うので、間違った対処法をすると余計痛みを悪化させる事になるので要注意です。
緊張型頭痛の痛み方としては、締め付けられるような痛みが特徴的です。
こちらは血管が拡がることによって痛む片頭痛とは異なり、頭の周りの筋肉が緊張することによって痛みが起こります。
痛みがひきこされる誘因のひとつであるストレスも片頭痛とは逆で、片頭痛ではストレスから解放された際に血管が拡張して誘発されることがあるのに対し、緊張型頭痛ではストレスがたまったことによって誘発されます。
関連記事:こめかみがズキンとする頭痛!原因となる事をチェックして!
対処法
気をつけたいのが対処法の違いです。
片頭痛では温めるたりマッサージをしたりすると頭痛が悪化しますが、緊張型頭痛では温めたりマッサージをすることで痛みが緩和されます。
どのような痛み方なのかを見極めた上で適切な対処をすることをお勧めします。また、どちらの頭痛であっても痛みがひどい場合には頭痛外来を受診することをおすすめします。
関連記事:偏頭痛の前兆は?頭痛薬を飲むタイミングで症状を多少和らげて!
その他の原因
眼精疲労
長時間のPC操作や最近ではスマホの使い過ぎなどの眼を酷使しすぎる事により眼の周りの筋肉が疲労してしまい、結果として血流が悪くなることによって起こる痛みです。緊張型頭痛として扱われることも多いです。
こちらはツボを刺激することで改善する場合があるので効果のあるツボを紹介します。
1つ目は風地と呼ばれる耳の下から内側に向かったところにある首の骨の筋肉のくぼみにあるツボです。
2つ目は天柱と呼ばれるツボで、風地より少し外側にあります。
3つ目は寛骨と呼ばれるツボで、耳の下に手を当てて口を開くと分かりやすいですが、くぼみがあるので、その部分がツボです。
副鼻腔炎
鼻の病気で、鼻づまりと発熱が特徴です。風邪や花粉症などにより長期の鼻づまりが原因となって、炎症が副鼻腔という鼻の奥の方にまで広がってしまう事により起こります。
ひどい場合には手術が必要になる事もあるので、こめかみの痛みに伴い鼻づまりがひどい場合には耳鼻科へ受診することをお勧めします。
噛み合わせが悪い
歯の噛み合わせが悪いことによって頭蓋骨の蝶形骨という部分が圧迫されることによって引き起こされます。まとめ
こめかみの痛み、頭痛といっても様々な原因があります。どのように痛むのか?いつ頃から痛むのか?どの場所が痛いのか?他に気になる症状はないか?などしっかり医師に伝えて相談してみるといいと思います。
スポンサーリンク