目が重い感じがする!気になる違和感の原因を徹底解説!
目や瞼(まぶた)が重い感じがしたり、目の違和感を感じることはよくあります。特に夕方ごろになるとその様な症状が現れることが多いです。
原因として、一番に考えられるのは、目の疲れです。
目の疲れには「眼疲労」と「眼精疲労」の二種類がります。
「眼疲労」は、目を休めることで疲れがとれて回復するものです。しかし、「眼精疲労」は、目を休めても疲れが取れない、重い感じだけでなく目の痛み、かすむ、頭痛がするという症状がでてきます。
「眼精疲労」は「目疲労」の重度のものです。では、「眼精疲労」を引き起こす原因は何でしょうか?
この記事では、そんな「目の疲れ」関して解説をしていきます。
目次
眼精疲労の原因は?
まずはじめに、眼精疲労の原因について見ていきます。中には重篤な病気もありますので注意が必要です。ドライアイ
ドライアイはよく知られている症状で、TVのCMなどでもドライアイに良く効く目薬などが盛んに宣伝されています。眼球の表面が乾燥している状態で、長時間パソコンで仕事をしたり、TVやスマートフォンなど目を酷使することが原因です。
また、コンタクトを使用している人もなりやすいです。ドライアイが原因で「眼精疲労」の症状が出てくることはよくあります。
緑内障
網膜の視神経が障害されて視野が狭くなる病気で、症状が進行していくと失明する恐れもあるとても恐ろしい病気です。眼圧(眼球の内圧)が高くなることが多いため、頭痛を引き起こすこともあります。
目が重たい感じがする場合は、緑内障の可能性もありますので早期に病院に行って検査を受けるようにして下さい。
何度も書きますが、失明の恐れがある病気です。
関連記事:急激に片目だけの視力の低下する原因は?重篤な病気の可能性も!
白内障
水晶体が濁る病気です。
目が重いといった症状よりも、白い幕の様な物が視界を妨げるような感じで、見えにくさを感じる病気です。
徐々に徐々に進行していく病気なので、本人は白内障になっていることに、気がつかない可能性もあります。
斜視や斜位
物を見るとき、両目の視線が一致せずに左右別々の方向を向いてしまうのが斜視です。斜位は、物を見るときに視線は一致しますが、真っ暗なところや目を閉じたときに左右の目が別々の方向を向いてしまうものです。
どちらも眼精疲労を引き起こします。
眼瞼下垂
上まぶた(眼瞼)が垂れ下がってくる病気です。目が開かないという症状が出ることもあります。視野の上の方が見えなくなるため、頭を後ろに反らして物を見る姿勢になるため、眼精疲労を引き起こします。
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重症筋無力症
重症筋無力症の約三分の一は眼筋型といい、目の症状だけが出ます。瞼を支える筋肉が疲れてしまうことで眼瞼下垂になります。また、眼球を動かす細かい筋肉が疲れてしまうため、物が二重に見える(複視)という症状が出ます。
逆まつげ
赤ちゃんや子供に多い逆まつげは、まぶたの皮膚や皮下脂肪が多いためにまつげが内側に押されて眼球にあたってしまう状態です。一方、加齢によるものは、まぶたの筋肉の低下によりまぶたが内側に向いてしまい眼球にあたる状態でほとんどは下瞼に起こります。
目がころころして違和感があり、まぶしさや充血などが起きます。
目以外の病気
虫歯や歯周病、耳や鼻の病気、更年期障害や自律神経失調症、糖尿病、脳の病気、ストレスなどでも目に症状が現れることがありますので、注意が必要です。深刻な病気が隠れていることもあるので、なかなか回復しない目の疲れが続くときは、早急に病院受診しましょう。
また、アレルギー反応の一つにシックハウス症候群がります。
これは、住居の建材に含まれる化学物質などの影響による体調不良が現れる疾患で、目がチカチカしたり、吐き気・頭痛・喉が詰まる・喘息などなど様々な健康的被害が現れます。
最近、引っ越したり家のリフォームを行った覚えがある人はシックハウス症候群の可能性も疑ってみて下さい。
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「眼精疲労」の対策法
コンタクト・眼鏡
コンタクトレンズや眼鏡が自分にあっているかどうか確認しましょう。近視、老眼、乱視の方は、眼鏡やコンタクトレンズが自分にあってないと、物を見るときに姿勢が悪くなったり、ドライアイの原因にもなります。
定期的に眼科受診、視力検査をお勧めします。
目を休ませて、温める
パソコンやスマートフォンで酷使した目を定期的に休ませてあげましょう。たとえば、1時間パソコンを使ったあとに、10分休む。温タオルで、目を温めるのも効果的です。
関連記事:瞬きをすると目が痛い原因は?注意したい5個の病気を解説!
睡眠時間を十分に確保する
寝不足は、目を休ませてないことになります。目が疲れているときは、睡眠で目を休ませてあげましょう。
遠くを見る
「毛様体筋」は近くを見ると緊張し、遠くを見るとゆるみます。近くを見ることと、遠くを見ることをすばやく繰り返すことが疲れ目に効果があります。
マッサージ
こめかみに頭痛や目の充血に効くツボがあります。
1日数回、軽くマッサージしましょう。また、目頭には目の疲れに効くツボがあります。
ここも数秒でいいので軽くマッサージします。眼球を押さないように。手の清潔にも気をつけましょう。
運動
デスクワークで、同じ姿勢が続いたときなどは体操をしたり、少し歩いたりしてみましょう。同じ姿勢が続くと、頭痛の原因にもなります。
食生活を見直す
生活の中で、自分にとって不足しがちな栄養成分は何かチェックしてみましょう。「眼精疲労」の回復には、アントシアニンが効果的です。
なすや赤じそ、紫さつまいもなどが多く含有してます。
にんじんやかぼちゃに含まれるβカロテンも体内で必要に応じてビタミンAに変わりますので、視力の調整に働きます。
また、ほうれんそうは、βカロテンだけでなくルテインも豊富で、水晶体上でフィルター役となり、白内障を予防します。
関連記事:目の充血が治らない!3つの原因を解説!解消法に役立てて!
まとめ
パソコンやスマートフォンなどの普及で、仕事や日常生活において目を酷使する機会が増えています。目が疲れたときは、まず目を休めましょう。
夜寝る時にベットの中でスマートフォンを使用すると目にも良くありませんし、不眠の原因につながります、ベットに入ったら眠れなくても、目を閉じて気分をリラックスさせましょう。
身体の不調は、生活習慣を見直すよい機会かもしれません。
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