ささくれが化膿して腫れた!痛いからすぐに対処法を知りたい!
啓蟄(けいちつ)という言葉があります。
二十四節気と呼ばれるものがあり、一年を24の区分にわけたものです。啓蟄はその中の3番目に当たります。
虫が目を覚まし暦の上では春と呼ばれだすのもこの時期です。
春になれば温かく、開放的になりお花見などが楽しみな時期になります、それ以前は寒く乾燥した時期が続き風邪やインフルエンザなどに注意する日々が続きます。
乾燥と聞くとやはり気になるのが肌荒れです。
顔のスキンケアをしている方は多いと思いますが、意外と年齢が出てしまうのが、首や手です。
今回、紹介するのは手の荒れ!特にささくれについて原因と対処法をご紹介したいと思います。
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目次
ささくれとは
ささくれとは一般的に指先(爪の周辺)の皮がむけてくる症状です。四半世紀前くらいまでは、日本ではささくれができると「親不孝」と言われていました。
いわれとしては、諸説ありますが、代表的なものとして「親の手伝い(家事や洗濯)をしていると自然と指先を使うからささくれができない」=「手伝いをしていない」=「親不孝」と言われてる説や、
「不摂生(夜遊びをしている、朝寝坊をする、食事もろくにしないなど)により体のバランスが崩れる」=「親の言うことを聞かない」=「親不孝」などの説があります。
後者はなんとなく納得できますが、前者はむしろささくれができてしまいそうな気がします・・・。
本当に「親不孝」でささくれができるのか原因についてみていきましょう。
関連記事:爪が白くなる原因は?病気の可能性もあるので注意が必要!
乾燥
ささくれの主要因として乾燥があげられます。肌が乾燥し皮がむけやすくなるため、ささくれになりやすくなります。不適切な甘皮処理
爪のケアの一つに甘皮処理がありますが、爪に負担をかけたりするとささくれになることがあります。ネイルやネイルリムーバー
ネイルやネイルリムーバーにより爪に負担がかかったり、除光液によっての水分や油分が失われるとささくれになることがあります。
生活の乱れ
ささくれ栄養不足や寝不足、ストレスによりできることがあります。ささくれは体からのサインである可能性もありますので、生活習慣を見直すのも一つの手です。
以上、ささくれの原因を4つ挙げましたが、心当たりはありましたでしょうか?
ちょっとしたことでできてしまうささくれですが、放っておくと化膿しとても痛い思いをすることがあります。
ささくれを放っておくと、傷ついた皮膚に雑菌が入り込み炎症をおこし出血を伴う場合などもあるので注意が必要です。
また、ひどい場合は膿がたまってどんどん腫れてしまうので、少しでも「危ないかな?」と思ったら皮膚科に受診するようにしましょう。
関連記事:爪がすぐ割れる・縦線ができる!原因や治し方について解説!
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ささくれの対処法
ささくれができてしまったらまず引きちぎったりしないことが一番です。爪切りやニッパなどで切除しささくれが悪化するのを防ぎましょう。その次にしっかり保湿を行うことです。ささくれができた部分をしっかりと保湿すれば皮膚がむけるのを抑えることができます。
最後に爪先を保護することです。手袋やばんそうこうなどで雑菌が入らないようにしたり、刺激を与えないようにしたりしましょう。
予防法
保湿
今はささくれができていないからと言って手を抜くのではなく、普段から指先の保湿を心がけましょう。特に最近の洗剤やシャンプーは肌に刺激が強く油分や水分を奪うことが多いので、常々ハンドクリームを塗ることを心がけましょう。
爪のケア
ネイルやネイルリムーバーを女性は使う機会が多いと思いますが、特に除光液は皮膚に付着しないようにこころがけ、過度な甘皮除去を行わないようにしましょう。栄養
皮膚の原料であるタンパク質、肌の状態を保つビタミンやミネラルを積極的に取り入れるようにしましょう。生活の見直し
寝不足やストレスなどは体調不良の原因になります。体調不良になるとささくれにつながるので、普段から生活のリズムが乱れないよう心がけましょう。
また、運動不足などによる血行不良がささくれの原因になることもありますので、普段の生活に運動を取り入れるのも一つの手です。
関連記事:ぱっくり割れの治し方を解説!かかとの乾燥に要注意!
まとめ
以上、ささくれの原因とその予防法や対処法をご紹介しました。放っておくと化膿し痛い思いをするので、普段から身体のケアを怠らないように心がけましょう。
また、なってしまっては見た目にも良くありません。特に女性はせっかくネイルで爪を綺麗にしていてもささくれができた状態だと、もったいないです。
ご紹介した予防法を試してみて下さい。
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