ささくれができる原因は?腫れた場合の治し方についても解説!
ストッキングに皮を引っ掛けてしまったり洗剤に手をつけたりしたときに、ピリッと指先に走る痛みがなんとも辛い「ささくれ」。
なりやすい人はその痛みに年中悩まされているのではないでしょうか。
この記事では、まずは「ささくれ」が起こる原因と対処法について解説していきます。
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目次
ささくれが、できてしまう原因
ささくれは地域によっては「さけむけ」ともいい、指先の爪の横の皮が自然と一部剥けてしまうことをいいます。ひっかいたり切れたりした訳でもないのになぜ自然と皮が剥けてしまうのでしょうか、その主な原因を紹介します。
手肌の乾燥によるもの
主婦の方は特にそうですが、手は日常生活の中でも水や洗剤に触れる事の多い部分です。少しの食器洗いやお風呂でのシャンプーなどで手の肌の水分や油分が失われてしまい、乾燥しやすくなってしまいます。
水仕事をするときは手袋をしたり、ハンドクリームを日頃からこまめに塗るよう心がけると良いでしょう。
関連記事:ぱっくり割れの治し方を解説!かかとの乾燥に要注意!
栄養不足や栄養の偏りによるもの
毎日の食事でたんぱく質と、ビタミンの摂取量が不足しがちな人に考えられる理由です。
外食の多い人や好き嫌いなどで偏った食事をしていると、ささくれができてしまう原因になります。
肌を作るたんぱく質や、たんぱく質の吸収をよくする効果のあるビタミンA,血行をよくする効果のあるビタミンEなどをバランスよく摂取しましょう。
- たんぱく質・・・魚介類、大豆製品など
- ビタミンA・・・レバー、うなぎ、緑黄色野菜など
- ビタミンE・・・アーモンド、いわしなど
ネイルや過度の甘皮除去によるもの
ネイル、ジェルネイル、リムーバーや甘皮除去の際のアルコール消毒がささくれのできる要因となることもあります。せっかく綺麗なネイルを施してもその周りの皮膚がささくれでぼろぼろとなってしまっては台無しになってしまいます。
血行不良や体調不良によるもの
ささくれは体調不良などのときのサインとして出ることもあります。最近無理をしたりして疲れが出ていないか振り返ってみましょう。
以上が日常生活の中で無意識に私たちが行なってしまっているかもしれないささくれの原因となる行動です。
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ささくれができてしてしまったら
できてしまったささくれを、「たかがささくれ」と思って放置したり無理に剥いたりしていませんか。
ささくれでできてしまった傷口から細菌が入り込み、化膿して悪化する恐れもあるので要注意です。
指先から細菌やウイルスにより、「ひょうそ」や「カンジダ性爪周辺炎」になってしまう恐れがあります。
そうなると簡単には治すことができなくなってしまうのでその前にささくれができてしまった箇所をケアしましょう。
消毒した眉用ハサミなどで根元の方をカットし、傷口を消毒して絆創膏などで保護しておきましょう。
また、ささくれが悪化し、膿がたまってしまって痛む場合はライターなどで炙って消毒した裁縫用の針などで腫れた部分を刺し、膿を出すことが肝心です。
膿が出た部分は細菌が入りやすくなってしまうため、また化膿して腫れてしまう前に傷口を絆創膏などで保護しておきましょう。
化膿が進んで「肉芽」という、肉の塊のようなものができてしまった方も自宅で簡単に対処することができます。
用意するものはスーパーや薬局などで手に入れることができる“クエン酸”のみです。
入浴後などの患部が清潔な状態のときに肉芽に少しつけて絆創膏で保護しておくだけです。
2~3日続けていると肉芽が少しずつ黒くなり、ぼろぼろになって取れるようになります。
効果的な方法ですが、クエン酸は酸性ですので肌に合わないときは使用を控えるよう注意してください。
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まとめ
小さな子どもから大人まで、誰にでもなりうるささくれですが放っておいてもすぐに治ると思い込んでしまっている人は多いのではないでしょうか。指先は細菌やウイルスに触れやすい場所であり、油断していると痛みや腫れがどんどん悪化していく可能性があります。
自分でできる対処法や予防について紹介しましたが、痛みがひどい場合などは早めに病院で診てもらうようにしましょう。
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