右肩が急に痛くなる!激痛で動かせない原因5つと対処法!

右肩が急に痛くなる!激痛で動かせない原因5つと対処法!

肩


突然肩が痛み「肩こりかな?」と思った経験は誰でも一度や二度はあるかと思います。

デスクワークのように同じ姿勢のまま長時間作業をすると肩や背中、肩甲骨は痛くなったりします。


単純に肩こりなら良いのですが、左側の方だけが痛い、あるいは右側の方だけが痛いという方は要注意です!左右どちらかの方が痛むのは臓器の病気の可能性も出てくるからです。

「今、体にはこんな病気が潜んでいるよ」と痛みとしてサインを送っている可能性があります。

そこでこの記事では、片側の肩が痛くなる場合にどんな病気が潜んでいるのか一緒に原因と対処法やなりやすい人の特徴を解説していきます。

右肩が痛くなる原因

肩こり

冒頭でも言いましたが、デスクワークなどの長時間同じ姿勢での作業を続けると筋肉が疲労し、痛みや重量感を感じることがあります。

これが、いわゆる肩こりです。

肩こりは、僧帽筋という肩にある大きな筋肉が疲労したことなどによって起こります。

また、僧帽筋は首にも繋がっているため首が痛い等のおまけもついてくることがあります。

痛みや重量感が酷く生活に支障をきたすこともあります。


関連記事:肩こりで湿布を貼る場所のベストはどこ?副作用についても解説!

肩関節周囲炎(五十肩)

年齢を重ねるごとに方が痛みだしたり、肩が上がらないという症状が出たります。

それは肩関節周囲炎の可能性があります。好発年齢は40~60歳に多いです。

名前の通り50歳代は多いようです。


肩関節周囲炎は夜間寝ている時にも痛みが強く、睡眠不足になったりする厄介な疾患でもあります。

しかし、肩関節周囲炎になったら治らない!なんてことはなく、6か月~1年ほどで自然治癒するのが特徴です。

進行の程度によって対処の仕方も変わってくるので後ほど解説する対処法を参考にして下さい。


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肝臓の疾患

肩の違和感は肝臓と関係があるかもしれません。


肝臓の疾患と一言で言っても、漠然としていますので思うので、いくつかの病気を紹介します。

しかし、右肩が痛いからと言ってここで紹介する病気なんだと鵜呑みにするのは危険です。あくまでも可能性と疑いという視点で見て頂き、専門家での受診をお勧めします。

考えられる、肝臓の疾患としては

  • 肝硬変
  • 肝臓がん
  • 肝炎(種類がありますがここでは大きく肝炎で紹介します)
などの疾患の可能性がありますが、大きなストレスを感じているときやアルコールによるもので肝臓が悪い可能性もあります。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、症状があまりでないため、右肩や背部に痛みが出たときはある程度進行したときと考えても良いかもしれません。

「じゃ、もう手遅れかぁ…」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。対処法で紹介しますので、一緒に見ていきましょう。


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胆嚢の疾患

胆嚢は肝臓に下に位置する臓器です。

症状は肝臓の時と類似していますが、胸の痛みを伴う場合は胆嚢が炎症を起こしている可能性があります。

この臓器が悪いときは「胆石」「胆嚢炎」などの疾患の可能性があります。

胃腸の疾患

消化機能の低下により、胃に食物が残り胃下垂になります。

つまり、胃が下がることで胃より上にある臓器が引っ張られ、肩や背中に痛みが出ます。

この場合、右肩に限らず、左肩のみ痛みがでる場合があります。


関連記事:胃下垂になりやすい人の特徴!症状や原因を分かりやすく解説!

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右肩が痛くなる人の特徴

右肩が痛くなる原因を見ると、どんな人がなりやすいのかが、おぼろげながら見えてくるかと思います。

臓器の疾患での肩の痛みは生活習慣が関係します。

特に今回紹介した臓器は消化器官を主に紹介しています。


つまり、食生活の乱れによって起きることが多いようです。

暴飲暴食やアルコールンも過剰摂取、脂質の多い食生活などで臓器に負担をかけ続ける生活をしている人に多いので、心当たりがある人は注意したいです。


肩こりや肩関節周囲炎に関しては、主に加齢によって起きるものですが、肩こりは長時間同じ姿勢での作業をされる人に多いので、作業の間に休憩を入れたりストレッチをしたり一工夫するようにすると良いです。


関連記事:左肩の痛みやしびれは危険?絶対に注意したい3つの病気!

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右肩が痛くなった時の対処法

まずは、温めたり冷やしたりしてみてください。

肩の痛みが単なる肩こりである場合は、温熱や寒冷といった方法で改善が見られます。

温熱より筋肉がほぐれ痛みが和らぎます。肩に熱感がある場合は、温めるのではなく冷やすことをお勧めします。


次に食生活を見直しましょう。

肝臓や胃腸に関しては、暴飲暴食やアルコールの過剰摂取をし続けると起きるため、そこから改善していくことをお勧めします。


胆嚢によるものでは、胆嚢は脂質を分解する働きをしておりコレステロールの過剰摂取をし続けると起きます。

特に胆石の場合はとても激しい痛みを伴います。低コレステロールで高たんぱくな食生活をお勧めします。

しかし、過剰になるとやはり体を悪くするため、過剰にならないようにしましょう。

臓器が原因で肩が痛む場合は早めに専門家の受診をお勧めします。消化器内科への受診になると思います。

肩関節周囲炎の3つの時期

肩関節周囲炎の場合、3つの時期があります。凍結進行期、凍結期、解凍期と順に進行していきます。


凍結進行期では痛みが中心であり、三角巾などをして安静にします。

安静時痛や夜間痛を伴うため、病院で処方された鎮痛剤の内服が必要です。

徐々に関節も動かしにくくなります。


凍結期では、痛みが徐々に軽快していきますが、関節の動きに制限が出てきます。この時期に、関節を動かし制限を無くしていきます。

その方法とては

  1. コッドマン体操
  2. 屈曲運動
  3. 内旋運動
などが挙げられます。これらを無理のない範囲で少しずつ行っていきましょう。


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まとめ

肩が痛いというのは単純に肩こりではなく、意外に大きな病気が潜んいることがわかりました。

温めたり冷やしたりしても全く痛みが取れないし、肩だけではなく体全体がなんか疲れやすいと感じたときは、肩こりではなく何かの病気かもと疑った方が良いと思います。


その時は早めに専門家への受診をお勧めします。手遅れになる前に、早期対処が一番良いと思います。


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