右手に力が入らない!突然起きた症状の原因4つと対処法を解説!

手を握る


何かしたわけではないのに突然、手に力が入らなくなると、原因がわからず不安になります。

手に力が入らない他に、「痛み」「しびれ」なども併発しているかもしれませんし、片手に力が入らないのか?両手に力が入らないのか?でも状況は変わってくるかと思います。


また、一時的なものや長く続く症状の場合もあり、中には後遺症が残る、病気が隠れている可能性もあります。


いずれにしても、手に力が入らない症状が続くと日常生活にも支障が出てきます。

そこでこの記事では、手に力が入らなくなった際の原因とその対処法についてご紹介します。

1.内科的疾患、栄養状態

手に力が入らないと、どうしても手や手首などに注目してしまいがちですが、栄養が足りていないなどもふくめた内科的なことも十分考えられます。

低血糖

血糖値が異常に低くなった状態のことです。

脱力感から手足に力が入らなくなります。

それ以外の症状として、発汗・疲労、重度の場合は昏睡状態に陥る場合もあります。

血糖の正常値は約70〜110mg/dlであり、糖尿病治療中の場合は特に気を付けましょう。

カリウムの過剰摂取

体の筋肉は、円滑な神経伝達により適切な収縮が可能となります。

神経伝達のバランスをとっているのが、カリウムとナトリウムになります。

カリウムを過剰に取りすぎたことで、バランスが崩れ、手足に力が入らないという症状をきたします。また、自律神経系の乱れを起こす原因ともなります。


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2.整形外科疾患

手に力が入らない症状を紹介するうえでは、やはり整形外科の分野である疾患を外すわけにはいきません。

橈骨神経麻痺

橈骨神経とは、手の甲の親指側、母子・人差し指・中指の背側(爪のある方)の感覚を支配しています。

また、運動麻痺が生じると、手首が返せなくなる下垂手(drop hand)が起こります。

麻痺が起こる要因として、飲酒や睡眠薬の服用後に腕を伸ばし、枕代わりに横になるなどして、圧迫されることが挙げられます。

基本的には一時的であり、自然回復が見込めます。


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手根管症候群

手根管症候群では、小指以外の指にしびれや痛みが出現します。

また、急性期の段階では明け方に痛みが起こりやすいことが特徴となります。

これは、手首付近にある手根管を通る正中神経の圧迫により起こります。


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肘部管症候群

小指と薬指にしびれや痛みが出現します。

肘付近を通る尺骨神経の圧迫により障害が起こります。肘部管は狭く、手術による治療が必要な場合があります。

胸郭出口症候群

胸郭出口とは首と胸の間にある通路のことで、多くの血管や神経が通っています。

この通路を通る神経が圧迫されることで、手や指の筋力低下や萎縮を起こします。

主に小指側に症状が起こりやすく、他にも腕や肩甲骨、頸部、後頭部に痛みが生じます。


鎖骨下にある動脈が圧迫されると、圧迫された側の手や腕、肩が腫れ、皮膚でチアノーゼが起こり、青白くなります。

重症例では血行不良により、指の壊疽が起こります。

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3.自己免疫疾患

ギランバレー症候群

ウイルスや細菌の感染により、免疫異常を起こすことで発症し、運動神経が障害され手足に力が入らなくなります。

感覚障害も生じることがありますが、運動障害に比べ軽度であること、男性に多いことが特徴です。

重症の場合は呼吸障害まで発展するため、速やかに医療機関を受診し、免疫グロブリンの静脈注射、血漿交換が必要となります。

4.脳・脊髄の障害

キーボード


手に力が入らないぐらいなら、少し様子見をしておこうと考えていると、脳や脊髄の疾患の可能性もありますので注意が必要です。

頚椎症性脊髄症

変形性関節症である頚椎症により、脊柱管(脊髄の通り道)の狭窄や、骨の増殖により脊髄が損傷され、神経麻痺や筋肉の萎縮、腕のしびれや痛みが起こります。

また、麻痺が生じると、筋肉に過剰に力が入った状態で動かせなくなる状態が見られます。

症状の緩和のため、鎮痛剤や頚椎カラーの使用、手術が適応となる場合もあります。


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脳血管障害

脳梗塞や脳出血などがあり、左右どちらかの手足や顔面が動かなくなる、その他には頭痛や嘔吐、呂律が回らないなどの症状があります。

当てはまる症状がある場合は早急に医療機関を受診しましょう。


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筋萎縮性側索硬化症(ALS)

手足の運動麻痺がおこり、動かせなくなる進行性の病気です。

他の症状として、喉や舌など嚥下に必要な筋肉にも障害が起こります。

原因不明の病気であり、多くは60〜70歳以降に発症しますが、若年での発症もあります。

進行すると、呼吸障害のリスクもあり、早期に診断を受け、病気の進行を遅らせる薬の使用も検討することが必要です。

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対処法

突然、手に力が入らないという場合、何かしらの神経症状が起こっている可能性が高いです。

感染症や脳血管疾患など、病気の種類によっては対応が遅れると後遺症が残る、病気が進行してしまう可能性もあります。

まずは、早急に医療機関の受診をし、必要な検査や処置をしてもらうことが重要です。

受診の際には、上記の症状などを参考にしながら、専門の医師に相談してみましょう。


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まとめ

今回は、手に力が入らない原因と対処法についてご紹介してきました。

症状は手に起こっていても、頭や内臓など別の部位の病気のサインかもしれません。

また、手以外にも足や呼吸器に症状が起こるケースもあります。

症状の特徴を把握しつつ、一人で悩まずに医師へ相談することが改善への近道となります。


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