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左肩の痛みやしびれは危険?絶対に注意したい3つの病気!

左肩


加齢に伴って身体の至る所に痛みが出てきますが、中でも左肩の痛みというのは色々な原因が考えられます。

肩が痛いので、肩や腕に原因があると考えるのは当然ですが、体の左には心臓があります。

肩の痛みやしびれからは連想しにくいかもしれませんが、心臓をはじめとする内臓の疾患が原因で左肩に症状が出ている場合もあります。


そこでこの記事では、左肩に痛みやしびれがある場合に、注意しておきたい3つの病気について紹介していきたいと思います。

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胃の不調

意外かもしれませんが、胃の筋肉と左半身の筋肉はつながっています。

そのため、暴飲暴食や飲酒、ストレスなど胃に負担をかけるような生活をしている場合には注意が必要です。

胃の調子が悪くなると胃の周囲の血流が悪くなり、さらに筋肉の血流の低下につながります。

この血流の低下は最終的に左肩の筋肉のコリにつながっていきます。


しかし、食べ過ぎや飲み過ぎ、ストレスというのは中々変えることが難しいです。

特に、人間関係によるストレスは自分でコントロールすることは厳しいですし、また、急に食生活を変えてしまうとそのことで体調を崩したりもします。

そのため、徐々に環境を変えていくということが重要です。


関連記事:胃下垂になりやすい人の特徴!症状や原因を分かりやすく解説!

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肩関節周囲炎

その名の通り、肩に炎症が起こっている状態で、一般的に五十肩や四十肩と呼ばれる疾患です。


肩関節は主に肩甲骨と上腕骨から構成されていますが、腕の大きな可動範囲を見ると分かるようにいろいろな方向へ動かすための筋肉がたくさんあります。

中には骨と骨の狭い隙間を通っている筋肉もあり、このような筋肉が損傷されやすいです。


代表的なものは棘上筋と上腕二頭筋です。


棘上筋は肩甲骨の後ろ上部から上腕骨の外側に付着している筋肉で、腕を水平に90度まで上げるという働きがあります。

この筋肉の走行において肩甲骨自体の構造である「肩峰」というものの下を通っていることからここで棘上筋が損傷されることがあります。


また、上腕二頭筋は肩甲骨の2点から始まり(「二頭筋」と呼ばれる理由です)、前腕の橈骨に付着することで肘の曲げ伸ばしなどの機能を持ちます。


上腕二頭筋には、はじめの付着部によって「長頭」と「短頭」に分かれていて、このうち長頭は上腕骨の細い溝(結節間溝)を通っており、前面を靭帯(上腕横靭帯)で覆われているため炎症が起きやすい筋肉になります。


このように肩関節周囲炎が起こってきますが、症状としては肩や腕の痛みに加えて「可動域が狭くなった」というのが特徴的です。


肩関節周囲炎はストレッチをせずに激しい運動をした場合にも起こってきますが、いわゆる五十肩に関しては「あまり動かさない」ことが発症要因として挙げられます。


特に日本人は右利きが多く、左肩をあまり使わない方が多いので左肩での発症が比較的多いと考えられます。

五十肩と言われるくらいなので中年に多いと思われがちですが、最近では若い世代での発症もふえてきているので注意が必要です。


発症早期は安静にして患部を冷やすことで炎症を少しでも抑えることが重要で、ある程度回復してきたら筋力トレーニングやストレッチを平行して行い、患部を温めることで筋肉が硬くなってしまわないようにします。


関連記事:肩を上にあげると痛い原因は五十肩?注意したい病気2つを紹介!

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心筋梗塞・狭心症

別々の病名がついている疾患ですが、発症要因としてはほとんど似ているのでまとめて紹介します。


心臓には心臓自体に栄養を送るための血管が大動脈の根元から3本出ていて、これらを「冠動脈」と呼びます。

そして、油ものなどが多い食生活を続けることで血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が血管の壁に沈着すると、これを処理しようと白血球が集まっていき、さらにその死がいが沈着していき、血管の内腔が狭くなってしまいます。


このような状態を「動脈硬化」といい、血管の内側に張り出したコレステロールの塊を「粥腫(アテローム)」と呼びます。

粥腫が破裂すると身体は血管が破れたと思ってその穴を塞ごうとします。

このときに作られるのが「血栓」で、この血栓によってさらに血管が狭くなっていきます。


これが冠動脈で起こり、血管が狭くなるに留まっているのが狭心症、完全に詰まってしまった状態を心筋梗塞というふうに呼びます。


心臓


狭心症には他の理由で血管が狭くなってしまうものもありますがここでは頻度の高い「アテローム性狭心症」を扱います。


狭心症の症状としては胸が苦しい、疲れやすい、息切れがあるなどのものが挙げられ、初期には運動時だけに見られていたものが進行するにつれて安静時にも現れるようになります。


心筋梗塞では激烈な胸痛を訴えてその痛みが数十分続くのが典型的な例です。

さらに、放散痛として顎の痛みや左肩の痛みを呈することもあります。


これらの痛みの特徴は「痛む箇所を指差せない」ということで、「ここらへん」と大雑把に説明されるということです。

しかし、中にはなんとなく苦しい、くらいの症状で歩いて病院いける場合もあるので注意が必要です。


これらの疾患は命に関わることも少なくないものなので、日々の食生活に気をつけ、軽いウォーキング程度の運動を続けることが大切になります。


関連記事:胸の圧迫感の原因は?息苦しいと感じる6つの疾患を解説!

まとめ

いかがだったでしょうか。

心筋梗塞で左肩の痛みが現れることがあるというのは意外だったかもしれません。左肩だけに症状が現れている場合は単なる肩の痛みと軽く考えるのは危険です。

いずれの疾患も生活の質を落としてしまうので、早めに医療機関を受診するようにしましょう。


関連記事:肩が動かない!上げると痛い症状の原因と対処法を解説!

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