手の指がつるのは筋肉だけが原因じゃない!対策を確認!

手の指がつるのは筋肉だけが原因じゃない!対策を確認!

手


足がつることはよく耳にしますが、実は指がつることも意外にあるものです。

そもそも手足がつるといのは、筋肉が痙攣して動きが固まり、硬直した状態のことを言います。


単に筋肉が痙攣するだけではなく、そこに至るまでになんらかの原因があります。

そこでこの記事では、手や指がつる原因と対策、更には手の指に力が入らない症状について解説していきます。

手の指がつる原因

まずは、手の指がつる原因について、見ていきましょう。

ミネラル不足

ミネラルは、タンパク質・ビタミン・脂質・糖質と合わせて5大栄養素と言われる重要な栄養素であり、筋肉をスムーズに動かすために必要なものです。

ミネラルは、ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カリウムの4つがあり、特にカルシウムやマグネシウムは筋肉の収縮に大きく関係しています。

激しい運動、多量に汗をかく、食生活の乱れなどにより体内のミネラルが不足している恐れがあります。

内部疾患が隠れている

糖尿病や肝臓・腎臓に病気があると全身の血流が低下し、先に説明したミネラルや体に必要な栄養が十分に送られなくなります。

そのため、手や指の筋肉にも十分な栄養が届かず、筋肉が痙攣を起こします。


このような病気が隠れている場合、手や指がつる以外にも、喉の渇きや疲労感、多尿・頻尿などの排泄時の問題が起こることがあります。

脊柱管狭窄症

この病気は、背骨の中にある神経の通り道がなんらかの影響で狭くなることで、神経が圧迫され手足の筋肉が思うように動かなくなる病気です。

これは背骨のあらゆる部分で起こるのですが、これが頸椎部分で生じると手や指に症状が現れます。

手や指の筋肉につながる神経が圧迫され、筋肉の伸縮が円滑に行えなくなります。

または、一部の筋肉が過剰に収縮し運動を妨げます。

その他には頸部痛や手のしびれなどを訴えるケースもあります。


関連記事:手首がジンジンと痺れる感じが続く!原因と対処法が気になる!

動脈硬化

血管の一部で動脈硬化が生じている場合、血行不良をきたし手や指に十分な血流が送られていない可能性があります。

さらに、動脈硬化は放っておくと、脳梗塞や心筋梗塞などの恐い病気にもつながるため注意が必要です。


関連記事:指を曲げると痛いのはなぜ?ただの腱鞘炎ではない原因と症状!

運動ニューロン疾患

脳からの運動の指令を筋肉まで伝える神経が障害されることで、手足の運動障害や舌のふるえなどが生じる病気です。

運動神経以外の感覚神経や自律神経、認知機能は比較的保たれることが多いです。

代表的な疾患に筋萎縮性側索硬化症(ALS)があります。

手足に力が入らない、筋肉が痩せたという症状が片側から認識されて自覚することが多いです。

徐々に症状は全身に現れ、口や喉の筋肉の障害が生じると、話しにくくなる(構音障害)、ムセ込み(嚥下障害)などを起こすようになります。

病気が進行すると呼吸筋が障害されるため、自力での呼吸が難しくなる可能性もある病気です。

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手の指がつる症状への対策

食事で改善

栄養の偏った食事をしていると、ミネラル不足におちいる可能性があります。

ミネラルの含まれた食事を意識的に取り込むことも大切になります。


参考までにミネラルを含む食品を記載します。

玄米、むぎ、海藻類、バナナ、トマト、大豆製品、牛乳、小魚などがあります。


また、体を温める食材を摂ることで、血行促進を図り、栄養がめぐりやすくすることも大切です。

体を温める食材には、レンコン・ごぼうなどの根菜類、ほうれん草などがあります。

水分補給

ヒトは1日に1.5ℓの水分は摂取しておいたほうが良いとされています。

体内の水分が低下すると、脱水を起こし血流が滞ります。

たとえ、必要な栄養が取れていても血流が低下しているのであれば、手足に十分な栄養が届きません。


脱水を疑い水分摂取をする際は、水だけでなく塩分の入ったスポーツドリンクなどをこまめに飲むことをお勧めします。

できれば、喉が渇く前から飲んでおくと、より効果的です。

ただし、スポーツドリンクはカロリーも高いため、飲み過ぎには注意し、ほどほどに摂取しましょう。

アルコールの摂取を控える

アルコールを摂取すると、脱水やミネラル消費を起こしやすくなります。

特に、肝臓ではアルコール分解のためにミネラルやビタミンを多く消費してしまいます。

いきなりお酒を断つのは難しいかもしれませんが、一回の摂取量や飲む回数を減らす、度数を気にしながら飲むようにしてみましょう。

ストレッチ

凝り固まった、過剰に収縮してしまった筋肉を伸ばして症状を和らげます。

ストレッチする際には、ゆっくりと伸ばすことを意識しましょう。


簡単なストレッチ方法としては、手のひらを前に出して、反対の手で指を自分の方に反らします。

また、指が下を向くようにして同じように反らします。

このとき、前腕部分(手首〜肘まで)も伸びた感覚があると手や指が動かしやすくなります。


ストレッチをより効果的にするためには、手を温めた状態で行うと良いです。

特に冷えは筋肉を固くさせ、血行も悪くなります。入浴後など体が温まった状態で行うとより効果が得られやすいです。

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手の指に力が入らない場合は?

ここまでは、手の指がつる原因について見てきましたが、つりはしていないが力が入らない場合についても原因をいくつか確認していきましょう。

末梢神経麻痺

手にある末梢神経麻痺には、3種類あります。親指側を支配する橈骨神経、手の中心を支配する正中神経、小指側を支配する尺骨神経があります。

それぞれ出る症状が異なります。

ひとつひとつ見て行きましょう。

橈骨神経麻痺
橈骨神経が何らかの原因で圧迫などを受け、手首・手指に力が入らなくなります。

別名、腕枕症候群サタデーナイト症候群とも呼ばれます。

橈骨神経麻痺を起こすと、下垂手と呼ばれる状態になり、手首から手が下がる様な状態になります。

尺骨神経麻痺
尺骨神経は主に小指側を支配している神経になります。

この神経が何らかの原因で圧迫等を受けると鷲手という状態になり、鷲の足のような形になります。

当然小指側の力が入らなくなります。

正中神経麻痺
正中神経は手の中心部を支配している神経です。

この神経が何らかの原因で圧迫等を受けると、人差し指と親指で丸を作ることができなくなります。

この症状をティア―ドロップサインと言います。


人はモノを持つとき基本三指(親指、人差し指、薬指)で行いますので、正中神経麻痺を起こすとモノを持ちにくくなります。


関連記事:右手に力が入らない!突然起きた症状の原因4つと対処法を解説!

脳卒中

脳卒中とは、脳梗塞や脳出血を総称した名前です。

脳卒中は様々な原因により発症します。

脳卒中が疑われる時、突然に片側の手足が痺れたり、力が入らない、言葉がうまく喋れないなどの症状が出ます。

カリウム過剰摂取

カリウムの過剰摂取により、脳からの伝達がうまく行うことができず手に力が入らないという現象が起きる可能性があります。

神経伝達にはナトリウムとカリウムが必要な物質になります。

塩分の過剰摂取により、カリウムが過剰になるとバランスが崩れて神経伝達がうまく行えなくなり、手に力が入らないという現象が起きる可能性があります。

ギランバレー症候群

ギランバレー症候群は風邪とよく似た症状がおこり、放置されることが多いです。

両手足に力が入らなくなり、数ヶ月続きます。

はっきりとした原因がわかっておらず、ウィルスや細菌による感染と言われています。

喫煙者になりやすいと言われてもいます。

約半年程度でほぼ完治する病気ではありますが、その中で1~2割の人が後遺症が残ると言われています。

脊髄損傷(中心性脊髄損傷)

事故やスポーツなどの怪我により、脊髄の中心部が損傷を受けると発症します。

両手足に力が入らなくなりますが、足に関してはほぼ完治し後遺症が残りにくいです。

しかし、手は経過が悪く後遺症が残ることが多いです。

自分ではモノを持っているつもりでも、力が入らず気づいたらモノが床に落ちているということが多々見られます。


関連記事:握力がなくなる病気!突然手に力が入らない症状に注意!

ストレス

過度のストレス状態が長期間になると、カリウムの排出がうまく行われず、濃度が上昇します。

その結果、カリウム過剰摂取でもお話したように神経伝達がうまく行われず、手に力が入らなくなります。


関連記事:自律神経がおかしい(乱れる)原因と整える4つのコツを解説!

自律神経失調症やうつ病

病院で検査を受けても、何も異常が見られないというケースがよくあります。

こういった場合、一概には言えませんが自律神経かうつ病の可能性があります。

うつ病の治療を行ったら治ったというケースがあります。

このうつ病の事を仮面性うつ病と言います。

仮面性うつ病は発見されにくく、罹患した人にとっては原因がわからずストレスが強い生活を強いられます。

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指に力が入らない時の対処法

突然力が入らないという症状が起きた場合は、脳卒中の可能性もありますから、至急受診をお勧めします。

その際は言葉が急にうまく喋られなくなることがあります。この様な症状には特に注意しておきたいです。


末梢神経である場合は、専用の装具等を装着したり等がありますから専門科へ受診した後、リハビリを受けられることが良いかと思います。


ギランバレー症候群のような病気だった場合は自分での対処は難しいです。風邪のような症状で力が入らないと感じたときは神経内科への受診をお勧めします。

ストレスが原因の場合は、できる限り生活環境を変えることをお勧めします。

しかし、ストレスは目に見えないものでもありますから、なかなか気が付くことが難しいです。

何か趣味などで発散させる方法を考えましょう。


関連記事:手のふるえは病気の初期症状?いつまでも止まらない原因はコレ!

まとめ

この記事では、手や指がつる原因や、手の指に力が入らない原因をそれぞれ見ていくともに、対策についてご紹介していきました。

原因には、体内の栄養状態や水分の量も大きく関係しています。


また、内部疾患や神経の病気のサインである可能性があるため、合わせて起こる症状にも気を配ることが大切です。

改善可能なものあるため、食事や水分補給、ストレッチといった方法を試しながら症状の緩和を図りましょう。

また、中には、自分ではどうすることもできないこともありますから、その時は放置をしないで専門科へできるだけ早く受診することをお勧めします。

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