左の肩を動かすと痛い4つの原因!利き腕じゃない方の症状に注意!

左の肩を動かすと痛い4つの原因!利き腕じゃない方の症状に注意!

左肩


「肩こり」や「五十肩・四十肩」などという言葉はよく耳にします。

TVやインターネット上でも「肩」にまつわる情報は沢山あります。それだけ、肩の症状に悩ませれている人が多いとも言えます。


毎日、無意識のうちに猫背気味になっていたり、ディスクワークや勉強などで、どうしても肩が痛むことは多いです。


しかし、右肩が痛む場合は、利き腕であることが多いため、なにか原因があって肩が痛むことが考えられますが、利き手ではない左肩(右利きの人が多いので利き腕を右と仮定してお話をしています)が痛むには、何か大きな病気のサインかもしれません。


この記事では、左肩が痛くなったり、だるくなる原因について対処法と合わせて解説をしていきます。

肩が痛む原因は?

左肩が痛む原因は沢山ありますがここでは、4つの原因について考えてみたいと思います。

肩こり

特に最近は、パソコンやスマートフォンを長時間操作することが多くなっている世の中ですので、当然長時間同じ姿勢でいることが増えます。

長時間同じ姿勢でいると、身体の血行が悪くなったり、筋肉が動かないために固まってしまい、それが肩こりの原因となります。


長時間同じ姿勢でいなくても、運動不足の人や神経質の人、姿勢が悪い人などは肩こりが起こりやすいです。


中でも神経質な人が肩こりを起こしやすいのは、いくつか理由がありますが、神経質の人は特に気を使うことが多く、その分緊張しやすいために身体が無意識のうちに過剰に力が入ってしまいます。

力が入り続けていると当然筋肉は疲労しますし、固まる原因にもなります。そのため、神経質の人も肩こりになりやすいと言われます。

改善方法は?
出来るだけ肩こり解消に向けたストレッチを行いましょう。

肩を軽く大きくゆっくり回したり、腕を身体の前に持ってきて反対の手で引っ張ったり、背伸びをしたりなど無理のない範囲で少しずつ行いましょう。


肩は大きな動作を行えば筋肉が自然と動く部分ですので、肩の筋肉を動かすことは容易です。

その分、肩には力が入りやすく筋肉がかたくなりやすいため、しっかり温めてからストレッチを行うよう心がけましょう。

無理に動かすと、筋肉を傷付けて余計に痛める原因となります。


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胃の調子が悪い

意外かもしれませんが、胃の調子が悪いと左肩が痛くなることがあります。

これは、身体の筋肉の構造と関係があるのですが、胃は身体の左半身の筋肉と繋がっているのです。

例えば、ストレスや飲み会などが続いて暴飲暴食が増えていたりすると、胃は疲労してしまいます。


もちろん胃も活動と休息を繰り返すわけですから、暴飲暴食は胃にとって大きな負担となります。

胃が疲労を起こすと、周辺の筋肉がかたまってしまいます。

周辺の筋肉というのが左半身と繋がっている筋肉ですから、左側の特に左肩や左の肩甲骨周辺に痛みが生じます。

改善方法は?
胃の調子が悪いために左肩が痛くなる場合には、根本的な原因を解決する必要があります。

例えば、胃の調子が悪くなる原因は何でしょう。

ストレスであれば、ストレスを排除するか、ストレスを発散することを心がけましょう。


暴飲暴食をする人なら、食生活を見直しましょう。

飲み会などが続いている人は、お酒を控えたり、時には断る勇気を持ちましょう。


胃が悪くなり左肩が痛むのは、身体が悲鳴を上げています。無理はしないように心掛けることが大切です。


特に胃は、精神的な問題の影響を非常に受けやすい部分ですので、自分でも気が付かないうちにストレスが溜まっていることもありそうです。

そんな時は、無理をせずゆっくり休息を取りましょう。消化器科や内科、胃腸科などを受診して治療を行うことも非常に効果的です。


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四十肩・五十肩

四十肩や五十肩は、その名の通り40代から50代の人に多く起こるものです。

これは、単なる肩凝りとは違い、肩関節部分に炎症を起こしている状態を言います。


腕の可動域が狭くなり、特に肩を動かしたときに激痛が走ることが多いです。炎症を鎮めることが良いですが、ほとんどの場合は、1年ほどで自然と治っています。

ただし、痛みが続いている間は、かなりツラい状態が続きます。

改善方法は?
改善方法としては、安静にすることが一番の改善方法です。

時間が経過すれば落ち着いていき自然と治るので、安静にして出来るだけ痛むようなことをしないことが大切です。


しかし、40代や50代は現役でバリバリ仕事をする世代ですので、どうしても安静には出来そうにありません。

そんな時、整形外科を受診することで、炎症を鎮めるための薬や、回復を早めるためのリハビリなどを行ってもらえます。

整形外科の受診をオススメします。


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心臓の問題

一番怖いのは、心臓の問題です。

特に左肩が痛む場合は、心臓に何らかの問題がある可能性も否定できません。

なぜなら、左肩は心臓に近い部分であるためです。

心臓は身体の左側に位置しているために、心臓に問題がある場合、身体の左側に異常が生じることが非常に多いです。

中でも特に心筋梗塞が一番疑われることが多く怖い病気です。

心筋梗塞について
胸


心筋梗塞とは、血管に異常が生じることにより、心臓へと続く血管が詰まってしまいます。

心臓へと続く血管が詰まるということは、心臓へ酸素や血液を送ることが出来なくなるということですから、当然細胞が死んでしまいます。

一度死んでしまった細胞は再生することも修復される事もありません。

一度限りの細胞ですから、細胞が死んでしまうということは機能がストップするということです。つまり心筋梗塞は死に至る可能性が非常に高い恐ろしい病気なのです。


この心筋梗塞の前兆として起こりうるのが、左肩の痛みです。

実際には心筋梗塞による直接的な痛みが左肩に起こるわけではなく、心筋梗塞によって間接的に左肩に痛みが生じます。

このように、実際に問題が起きている部分とは違う部分が痛むことを「関連痛」と言います。


まさに、心筋梗塞の前兆により左肩が痛むのは関連痛ということです。

心筋梗塞となったら、心臓が痛みを生じさせます。

この痛みは、脳へと伝達され意識的に「痛い」と感じることが出来るのですが、心筋から心臓の異常を知らせるものが脳へと送られるのですが、この伝達するための神経が左肩を通っています。


痛みを伝達する際に神経が「左肩が痛いんだ」と勘違いすることがあります。この勘違いが、心筋梗塞で心臓が痛むはずが左肩が痛むということに繋がります。


左肩が痛むときは、もしかしたらそれは脳が勘違いをしてしまっているだけで、左肩に問題があるのではなく、実は心臓に問題があるのかもしれませんので十分注意しましょう。


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まとめ

左の肩が痛む場合は、心臓の病気の可能性も否定できないため不安な要素が多いです。

そのため、常日頃から右手側だけでなく、左手側もしっかり様子を見て、少しの異常も見逃さないように注意しましょう。


この記事では、右利きの人が多いため利き手を右という前提で話を進めてきましたが、心臓の病気の場合は利き手の問題は関係ありませんので、注意して下さい。


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