腕の血管がボコボコ浮き出る!原因と対処法を徹底解説!

腕の血管がボコボコ浮き出る!原因と対処法を徹底解説!

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腕の血管がボコボコ浮き出ていて目立っている、、、何か大きな病気ではないだろうか、そう思いの方もいらっしゃると思います。

たしかに、腕や手の甲の血管がボコボコと浮き出ていると目立ちますので気になります。


もちろん病気の可能性もありますので、一度病院に行かなくてはならないことは確かです。

しかし、多くの場合、腕の血管がボコボコ浮き出ている原因は病気以外のことが多いです。

この記事では、腕だけではなく下肢の血管にできている場合と合わせて原因と対処法を解説していきます。

そもそも血管には動脈と静脈がある

体中の至る所に巡らされている血管ですが、血管には動脈と静脈があり、それぞれ大きな役割を担っています。

動脈の役割は酸素と栄養の運搬、静脈の役割は老廃物の回収です。


動脈は普通体の内部、深い所を走っているので、腕の血管をはじめとして私達が外から見えるのは静脈であることがほとんどです。

心臓から出た血管が太い動脈からだんだん細い動脈になり、全身に酸素と栄養を届けたら、次は老廃物が静脈を通り、また心臓へ戻っていく、、、これを繰り返すことで私達は生きています。

静脈には逆流防止弁がついている。

心臓は動脈に血液を送り出すときにポンプの役割をして、ギュッと収縮することで血液を送り出しています。

そのため、最初の通り道である動脈は勢いが良く、滞ることなく全身へ流れていきます。


しかし、静脈までいくとその勢いはほとんど衰えており、ゆっくりした流れで心臓まで戻っていきます。

そのため、静脈には逆流しないよう弁がついており、一度流れた血液が元にもどることはありません。

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弁が壊れて血液が滞っている状態が静脈瘤。

逆流防止のためについている弁が壊れてしまうと、戻れなくなった血液が逆流してきて血管が膨らんだように見えてしまいます。

これを静脈瘤と言います。

代表的な疾患は下肢静脈瘤です。

下肢静脈瘤とは

生活している中で多くの時間、足を下に下ろしている状態が長く続いています。

そのため血液は足にたまりやすく、通常はふくらはぎの筋肉と静脈弁の働きで血液を心臓に戻しています。


しかし、静脈弁が壊れた状態で血液が戻せなくなると戻ってきた血管が膨れてボコボコした状態になることがあります。これが、「下肢静脈瘤」です。


加齢で下肢の筋力が弱まる、立ち仕事で血液がたまりやすい、などの要件が加わると血液はどんどん膨らんでいき、蛇のようにうねってみえる状態になることもあります。

静脈瘤は命にかかわるような病気ではありませんが、足がだるい、痒いなどの症状が出てきたときや、外見上の問題で本人が希望された時は手術で治すことのできる病気です。


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腕に静脈瘤ができることはほとんどない。

重力に逆らって血液を戻している足と違い、腕は重力からいっても血液はたまりにくく、静脈瘤ができることもほとんどありません。

ごく稀に静脈瘤ができることがあっても下肢静脈瘤とは違い、重症化することもなく治療の必要もありません。

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腕の血管がボコボコしている他の理由

腕に静脈瘤ができることが無いと上では解説しました、では腕の血管が浮き出る原因は他にどんなことが考えられるのでしょうか?

これから、代表的な原因をいくつか解説していきます。

加齢によるもの

血管も加齢により老化します。

老化により血管の弾力がなくなり、静脈が拡張して太くなります。

また、手の甲や腕の皮膚自体の弾力がなくなり、張りが低下したるんでくることも、血管が浮き出てくる原因になります。

遺伝によるもの

若いうちから血管が浮き出て見える人は、遺伝的な体質によるものである可能性が高いです。

ご家族の中にも同じように血管が浮き出ている人がいることも多くあります。

皮下脂肪の少なさによるもの

元々痩せていて腕の皮下脂肪の少ない人はもちろん、手をよく使う仕事や家事などにより、手の皮下脂肪が低下し、血管が浮き出て見えやすくなることがあります。

紫外線によるもの

紫外線による肌の乾燥や張りを失うことにより、血管が浮き出やすく目立ちやすくなることがあります。


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冷えやストレスによる血行不良

ストレスや冷えなどで血行不良を起こすと、血液は心臓へ戻りにくくなり、血管が浮き出ることがあります。

高血圧による心臓疾患

高血圧は動脈にかかる圧の事を指しますので、一般的には高血圧で静脈が浮き出ることはありませんが、高血圧に伴う心臓疾患により静脈にかかる圧が上がり静脈が浮き出ることがあります。

ドロドロ血液による血行不良

食事や運動不足により、高血圧・高コレステロール血症などの生活習慣病になり、動脈硬化を引き起こすと血液はドロドロになり、血行も悪くなり血管が滞りやすく浮き出ることがあります。

また、同じく生活習慣病である、飲酒・喫煙も動脈硬化の原因となり、血行を悪くさせます。

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対処法

前述の通り腕の血管がボコボコする原因は多岐にわたります。

全くない状態にするのは難しいかもしれませんが、目立たなくさせる方法はあります。

血行不良の改善

運動や入浴などによる血行不良を改善させ、全身の血流をよくすることにより血液の停滞を予防します。

紫外線予防と水分補給

紫外線は手の張りを奪い、乾燥をさせます。

UVカットされている手袋などを活用し、なるべく紫外線に当たらなくします。

また水分が補給された皮膚はふっくらとし、血管が目立ちにくくなるため常にクリームなどで水分補給をします。

生活習慣の見直し

血液ドロドロや動脈硬化の予防のため、食生活の見直しや運動、禁煙・禁酒と言った生活習慣の見直しをすることで血行不良の改善をし、予防することができます。

医療機関での治療

浮き出た血管は特に女性にとって外見的にとても気になるものです。

どうしても気になり、改善したい場合は医療機関に相談することも一つの方法です。

腕の血管に対しては、美容外科での治療や、静脈瘤専門クリニックでのハンドベイン治療(硬化療法)を行う事で目立たなくさせることができます。




まとめ

腕の血管がボコボコ浮き出る原因や対処法を解説しました。

大きな病気が潜んでいることは稀ですが、原因は人それぞれあります。

日々の生活で目立たなくすることもでき、気になれば医療機関で治療することもできます。

しかし、病気が潜んでいる場合もありますので、高血圧など他の症状がなくても、気になる場合は医療機関に相談されることをおすすめします。

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