手首の小指側が痛い!腫れあがって熱を持つ原因3つと対処法!

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手首の小指側が痛い!腫れあがって熱を持つ原因3つと対処法!

手首


特にぶつけた覚えもないのに、手首に痛みが出ることがあります。

痛みだけではなく、腫れて熱を持つと、動かすのもつらくなります。

手首は日常生活で使う場面が多く、痛めてみてから始めて手首が思うように使えない不自由さに気が付く人も多いです。


では、手首に痛みの症状が出る原因は何が考えられるのでしょうか?

この記事では、手首の痛み(特に小指側が痛い時に)考えられる原因と対処法について解説していきます。

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TFCC損傷とは

TFCC損傷とは「三角繊維軟骨複合体損傷」のことを言います。

テニスやバドミントンなど、ラケットを使用するスポーツをしている人に多く見られます。また、転倒して手を強く着いたときに、損傷することもあります。


TFCCは「尺骨三角骨靱帯」「尺骨月状骨靱帯」「掌側橈尺靱帯」「背側橈尺靱帯」の4つの靱帯で構成されています。

靱帯は骨と骨とをつなぎ、動く方向や範囲を制限する大切な役割を果たしています。

手首もこれらの4つの靱帯により、安定性を保つことができるのです。

さらにTFCCは手首の外側の衝撃吸収も担っており、サスペンションのような働きをしています。

TFCCに何らかの原因により亀裂などが入ると、手首の外側(小指側)に痛みが生じ、手に力が入りにくくなってしまいます。

対処法について

損傷の程度が軽い場合は、テーピングやサポーターで固定し安静にします。

しかし、損傷が重症な場合は、ギプス固定をして3か月程度安静に保ちます。

損傷の程度によっては手術が行われることもあります。

手首の外側に痛みや腫れが生じ、手に力が入りにくくなるなどの症状がある場合は、早めに整形外科を受診することをお勧めします。


TFCC損傷を予防するために、手首を柔軟にすることや腕の筋肉を鍛えることが大切です。

テニスやバドミントンの選手は、負担がかかる手首まわりのストレッチや筋トレの他、練習の後はクーリングを行い、TFCC損傷を予防しましょう。



関連記事:手首の疲労骨折の症状は?原因や対処法も徹底解説!

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豆状骨骨折について

豆状骨とは、小指側の手首の付け根にある丸い骨です、豆状骨には「小指外転筋」と「尺側手根屈筋」が付いています。

小指外転筋は、小指を外側に動かす時に働きます。

尺側手根屈筋は握った手を小指側に倒すような動きをするときに働きます。

豆状骨は小さな骨ですが、様々な働きをする大切な骨です。


豆状骨は、手のひらを地面などに強くついたときなどに骨折することがあります。

骨折した場合は、腫れや皮下出血、豆状骨を押すと痛みが強くなるなどの症状が現れます。

対処法について

豆状骨を骨折した場合は、ほとんどが固定で治ります。

ギプス固定をし3~4か月で治ることが多くなっています。

捻挫だと思い受診しない人も多く見られますが、早めに固定することにより早期に治癒することが可能となるため、早めに整形外科を受診することをお勧めします。



関連記事:ばね指の症状が朝に酷い!治し方や原因を徹底解説!

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腱鞘炎について

腱は位置がずれないように「腱鞘」と言われるトンネルのようなものの中を通っています。

手首を動かすと腱鞘の中を腱がたえず伸び縮みしていることになります。

この動きにより腱鞘が炎症をおこし、腫れて痛みが出ることを「腱鞘炎」と言います。

腱鞘炎をおこす原因は、手や指の使い過ぎによるものと言われています。


仕事でパソコンを使う人や、楽器の演奏者、野球やテニスの選手など手首を使うスポーツをしている人に多く見られます。

赤ちゃんを長い時間抱っこする母親にも起こりやすいと言われています。


手首


また、女性は「プロゲステロン」と「エストロゲン」いうホルモンの影響もうけています。

プロゲステロンには腱鞘を収縮させる作用があり、エストロゲンには腱や腱鞘の弾力性を保つ働きがあります。

そのため、これらのホルモンが減少すると腱鞘炎をおこすリスクが高くなるのです。


手首に腱鞘炎がおこると、手首に痛みが出たり違和感が生じることもあります。

進行すると、動かさなくても痛みが出るようになり、手首が腫れることもあります。

治療をせずに放置すると、コップや箸を持つのも辛いほど、痛みが強くなってしまうこともあります。

対処法について

腱鞘炎をおこした場所が熱を持っている場合は、氷のうなどに氷水を入れたものを使用し冷やします。

腱鞘炎は手や指の使い過ぎによりおこります。

そのため痛みがある場所をテーピングなどで固定し、安静にすることで負担を軽減しましょう。

それでも痛みや腫れが引かない場合は、整形外科を受診することをお勧めします。



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まとめ

手首の小指側に痛みが出る原因3つについて見てきました。

手首は骨や靱帯が多く存在する複雑な構造をしています。

また、動きも多彩で日常生活においても使う頻度が高く、負担がかかりやすい関節であると言えます。

痛みや腫れが出た場合は、安易に自己判断せず整形外科を受診し、治療を行うことをお勧めします。



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