救心の効果・効き目が気になる!飲み方のコツも解説!

救心の効果・効き目が気になる!飲み方のコツも解説!

胸


「救心」とは、昔から長く飲まれている「循環器系の症状」に効果があると言われている薬です。

この薬には動悸や息切れなどを改善する効果があると言われていますが、どのようなタイミングで飲めば効果が得られやすいのでしょうか?

また、救心の成分や副作用・即効性などについても知っておきたいところです。

この記事では「救心」について、その効能や効果的な飲み方と副作用について説明していきます。

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救心とはどんな薬?

救心は「生薬」が配合されている薬です。

強心作用や強壮・鎮静作用などがある、自然からとれるものを使用し作られています。

救心の起源は、奈良時代の中頃だとされており、長い間使用されてきた薬だと言えるでしょう。

働きについて

救心は、心臓の筋肉に直接働き心臓の機能を高め、体の血液循環を良くする働きがあります。

また、呼吸を楽にする効果や自律神経のバランスを整える働きもあるため、動悸や息切れを改善することができます。

さらに、全身の血液循環を改善する働きにより、気つけ効果を発揮します。

気つけとは、気が遠くなったり元気がなくなった人に対し、気力を回復させることを指しています。



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自律神経に対する効果

救心は、自律神経の不調によるめまいや動悸、坂をのぼる時におこる息切れや動悸などに効果を発揮します。

また、寝不足や疲れによりボーっとしたり集中力がないときにも使うことができます。

試験や会議など緊張してドキドキする場合にも効果があります。



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飲むタイミングは?

救心の用法・用量には、「大人(15才以上)1回2粒、1日3回、朝夕および就寝前に水またはお湯で服用してください」と書かれています。

口にとどめたり、かんだりすることで、口の中がしびれる場合があるので注意が必要です。


生薬は胃腸への負担が少ないため、食前でも食後でも内服することができます。

1日に飲むことができる量は6粒なので、量を守ればどのタイミングで内服しても構いません。

ただし、決められた用法で内服することが一番効果的だと言われています。

救心の効果は、服用後30分程度で現れます。

量を守ることを基本とし、動悸やめまいを感じた時に早めに飲むことで、効果を感じることができるでしょう。



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副作用について

動悸や息切れに効果がある「救心」ですが、他の「強心薬」を内服している場合は併用しないようにしましょう。


強心薬は「心不全」の治療を目的に使用される薬ですが、現在は短期間の使用にとどめることが推奨されている薬となっています。


その他の薬との飲み合わせや、食べ物とも食べ合わせについては問題ないとされています。

副作用は、皮膚が赤くなったり発疹ができ、かゆみが出る場合があります。

また、吐き気や嘔吐が生じることもあるようです。症状が現れた場合は、内服を中止し医師や薬剤師に相談しましょう。

救心は飲み続けても問題はないとされています。

救心の成分は体に吸収され速やかに効きめがあらわれますが、長時間体の中に成分が残ることはないため飲み続けることができます。



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まとめ

生薬が配合されている「救心」は、古くから飲まれている薬で、愛用している人もいるでしょう。

また、自然からとれるもので作られている薬なので、安心して使用できるのではないでしょうか。

効果的な飲み方は、朝夕・就寝前の1日3回ですが、1日量を守れば、動悸や息切れがするときにも飲むことができます。

30分程度で効果が出るので、症状が現れた時に早めに服用するとよいでしょう。


かゆみや発疹、吐き気などの副作用が出ることもあるので、その場合は使用を中断し医師や薬剤師に相談しましょう。

「救心」を飲み続けても効果が感じられず症状が落ち着かない場合は、内服を中断して医師の診察を受けることをお勧めします。

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