胸の付け根の違和感が気になる!チェックしたい7つの病気!

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胸の付け根の違和感が気になる!チェックしたい7つの病気!

胸の付け根


「胸のしこり」と聞いて、真っ先に思い浮かべるのは「乳がん」が多いのではないでしょうか?特に女性は真っ先に思い浮かべる病気かと思います。

しかし、胸のしこり(違和感)の原因は、乳がんだけではありません。

胸のしこりが気になり病院へ行ったら、乳がん以外の病気だったというケースは多くみられます。

この記事では、そんな胸のしこり(違和感)について見て気になる病気を7つご紹介します。

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胸のしこりが気になる症状7つ


乳腺症(にゅうせんしょう)

これは、乳房の病気で一番多い病気で、主に30代から50代の女性に多く発症します。


女性ホルモンの乱れによる乳腺組織の変化が主な発症原因です。

症状は、胸のしこりや痛み、月経前の乳房の張りが挙げられます。

生理周期などによっても症状の強さに変化がありますが、乳腺症のしこりである場合、これは悪性ではなく良性で、また悪性になることもないので、これといった治療は行わないのが一般的です。

乳腺炎(にゅうせんえん)

これは、乳腺が炎症を起こしていることを指します。

主に出産後の授乳期にある人や、乳頭が陥没しているような形の人に多くみられます。

授乳中に乳汁が詰まってしまったり、授乳中に乳頭が傷ついたりすることで、乳管に細菌が入ることで炎症を引き起こします。


命の危険性がある病気ではありませんが、特に授乳期の女性にとっては、痛みや腫れなどが起こるとツライです。

治療には発症原因である細菌を除去させる抗生剤などが処方されます。


しかし、授乳期は、慣れない子育てに忙しくしていて、自分の事を疎かにしがちになってしまいます。

乳腺炎が発症してからもそのまま放置していると、細菌感染から炎症を起こした部分に膿が溜まってしまいます。

膿が溜まってしまうと、外科手術で膿を出す必要が出てきます。

また、授乳期ではないときでも、乳腺炎の発症から何度も繰り返していると慢性化する恐れもあります。

慢性化するととてもつらいので、痛みや腫れ、赤みが見られたり発熱を伴う場合は、出来るだけ早く医師の診察を受け適切な治療を受けるよう心がけましょう。



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線維腺腫(せんいせんしゅ)

乳腺の良性腫瘍の中では一番多いものです。

これは、乳腺にできるしこりのことを指します。

主に若年から中年女性と幅広い年層で発症するものですが、どちらかというと30歳い以下の女性に多く見られます。


胸にしこりはあるものの、特に痛みや腫れ、赤みや発熱などの症状はほとんどみられません。しこり自体は硬くて、触ると動きます。

極稀に痛みが生じることもありますが、悪性ではないため、大きな心配をする必要はありません。(線維腺腫であれば悪性ではないですが、線維腺腫かどうかの判断を自分で下すことは大変危険です)


しこりの成長自体は遅く、途中で成長が止まり、中途半端に胸にしこりがある状態で止まる、ということが多いですが、時々しこりの成長が止まらずにどんどん大きくなるケースもあります。


この場合は、手術でしこりのみを摘出することはありますが、ほとんどの場合、悪性になることがないので、薬物治療なども無く、経過観察という形で診断が下ることが多いです。



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葉状腫瘍(ようじょうしゅよう)

主に高齢女性に多くみられる病気です。

しこりは、胸の片側に一つだけ出来ることが特徴で、その症状としてしこり以外に痛みなどはありません。

急激に大きくなることのある、このしこりは診察段階では良性とも悪性とも判断がつかないために、葉状腫瘍と診断された場合は、基本的には外科手術により摘出します。

もし仮に悪性の葉状腫瘍だった場合は再発や、その他の部位への転移の可能性が考えられるために、摘出手術後の経過観察はとても重要です。

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乳管内乳頭腫(にゅうかんないにゅうとうしゅ)

これは、乳房ではなく乳管にしこりが出来ることを指します。

症状としては、血のようなものが乳頭から出ることが多いとされますが、必ず出るわけではなく、またしこりも小さく触っても気付きにくく、病院の定期検査などで発覚することが多いです。


しこりが一つだけの場合や、しこりが多く出来ることもあり、悪性を疑う場合は完全に切除します。乳管内乳頭腫は、がん発症の可能性が高いとされており、危険性のあるしこりです。

脂肪壊死(しぼうえし)

何らかの原因があり、乳房を打撲した後に硬いしこりが出来ることが特徴的です。

しこりだけでなく、乳房の一部分がへこむこともあります。

これは、症状が乳がんと酷似しているために、診断が難しく、自分の症状を的確に医師に伝えられるように、症状をメモに残すなど工夫しましょう。

比較的乳房が大きい女性が発症する可能性が高いです。



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乳がん(にゅうがん)

胸の付け根


最後になりますが、誰でも一度は耳にしたことがある、乳がんについて解説をしていきます。

乳がんの場合も、胸にしこりが発見できます。乳がんのしこりの特徴を以下に箇条書きにしてみます。

  • しこりが硬い
  • 境目がはっきりしない
  • 触ってもしこりが動くことなくその場で固定している
  • しこりの形を確かめるように触ると、形が整っておらず、少しいびつな形をしている
  • 押しても痛みを伴うことが、あまり無い

など、乳がんの場合の胸のしこりは非常に特徴的です。


上にも書きましたが、乳がんのしこりは押しても痛みが無いことが多く、しこりを押して痛みがある場合は、患部が炎症を起こしているということです。

乳がんは、炎症が原因ではないために、しこりに炎症が起こっておらず、しこりを押しても痛みを伴わないのは一般的ですのでよく確認してみて下さい。


また、乳がんは、乳腺から発生するがんであるために、乳房そのものから発生することはありません。

胸に形がいびつで境目がはっきりせず、動くことのない硬いしこりがある場合には、乳がんを疑い、早急に医師の診察を受けましょう。

乳がんは、他の部位へ転移する可能性が高く、極めて死亡率の高い病気ですが、早期発見による適切な治療を行うことで、完治することは十分に可能です。

定期検診などを怠らずに受けるよう心がけましょう。



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まとめ

一言に胸のしこりと言っても、そのしこりが良性であるのか、悪性であるのか、また良性だが悪性に変わる可能性があるのかどうか、というのは、専門家でも判断が難しいものです。


定期的に病院で検査を受けるようにしましょう。

そして、自己判断でしこりの状態を確かめ、判断することは危険です。これまで説明してきたことは、あくまでも予備知識として頭に入れておき、必ず医師の診断を受けるようにして下さい。



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