甘い食べ物が頭痛の原因?偏頭痛にチョコレートがよくない理由!

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甘い食べ物が頭痛の原因?偏頭痛にチョコレートがよくない理由!

子供


偏頭痛は慢性頭痛の中でも、比較的患者数が多い頭痛です。

偏頭痛は頭の血管が拡張することにより、炎症がおこり頭痛がおこると考えられています。

食品の中でも、偏頭痛を誘発しやすいと言われるものがあります。

チョコレートなどの甘い食べ物を食べた後に偏頭痛を起こした!言われてみればそんな感じがするという人は多いのではないでしょうか?


この記事ではチョコレートをはじめとする食べ物が偏頭痛をおこす原因について、解説していきます。

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偏頭痛とは?

偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛は慢性頭痛と言われています。

慢性頭痛は他に原因がないにもかかわらず頭痛がおこるものです。

偏頭痛は片側や両方のこめかみのあたりに、脈を打つような「ズキンズキン」という痛みが生じるのが特徴です。


頭痛は月に数回おこりますが、人によっては頻度が高い場合もあります。

また、頭痛に加えて吐き気を伴うこともあります。


頭痛の前駆症状として「閃輝暗点」がおこることもあります。閃輝暗点とは視界にチカチカ・ギラギラとした光が見える症状です。

人によっては、カゲロウのように見える場合もあります。

これは脳の血管の拡張や収縮による、視覚障害であると言われています。


閃輝暗点が前駆症状として現れた場合、激しい頭痛となる傾向があります。

前駆症状が現れた時点で、早めに鎮痛剤を飲むことで痛みを軽減できることがあります。


しかし、頭痛を伴わない閃輝暗点が生じた場合は、脳梗塞や脳腫瘍などの他の病気が隠れている可能性があるため、注意が必要です。



関連記事:閃輝暗点とは?頭痛や吐き気の前兆のギザギザな光の原因を解説!

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偏頭痛の原因は?

偏頭痛をおこす原因ははっきりわかっていません。

拡張した血管が「三叉神経」を圧迫することで、おこると考えられています。


三叉神経とは、12対ある脳神経の中で一番大きな神経で、「眼神経」「上顎神経」「下顎神経」の3つに分かれることが名前の由来です。

拡張した血管が三叉神経を圧迫することで、「神経ペプチド」といういう痛みの原因となる物質が放出されます。


これにより血管に炎症がおこり、更に血管が拡張し三叉神経が刺激されます。この刺激が脳に伝わり、偏頭痛がおこるのです。

この刺激が伝わる途中で様々なところにも刺激が伝わり、音やにおいに敏感になったり吐き気が出るなどの随伴症状が現れることもあります。


血管が拡張する原因として「セロトニン」の過剰分泌が考えられています。

セロトニンは神経伝達物質で、精神面に大きな影響を与えています。

ストレスがかかると神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンが放出されます。

これらとバランスをとるためにセロトニンも放出されます。


すると一時的に血管が収縮します。その後セロトニンが減少すると、血管が拡張し偏頭痛につながると考えられています。



関連記事:香水の匂いで頭痛が起こる原因は?治し方もご紹介!

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血管を拡張させる原因

血管の拡張を誘引するのは人によって違いがあります。

睡眠不足や月経、緊張から解放などや、特定の食品を取ることが誘引となる場合もあります。


偏頭痛のある人の約10%が、チョコレートが誘因となり頭痛がおこると言われています。


チョコレートに含まれる「チラミン」「ポリフェノール」が原因と考えられています。


チラミンはチョコレートの他、チーズやヨーグルトなどの乳製品、ワイン、コーヒー、ニシンやたらこなどにも含まれています。

チラミンはノルアドレナリンを遊離させて、交感神経を刺激します。

交感神経は活動している時に優位に働く神経で、血管を収縮させる働きがあります。


しかし体には収縮した血管を元に戻そうとする力があり、この力により収縮した血管が拡張し、偏頭痛をおこす原因となるのです。


チョコレート


ポリフェノールはワインやチョコレートに多く含まれていて「抗酸化作用」があり、血液をサラサラにしたり血管を強くするなどの効果があるものと言われています。


ポリフェノールには血管を拡張させる働きがあり、ポリフェノールが多く含まれる食品を取ることが偏頭痛の原因となるのです。

緊張型頭痛がある人には、ポリフェノールの摂取が、頭痛の軽減に効果があると言われています。



関連記事:偏頭痛の前兆は?頭痛薬を飲むタイミングで症状を多少和らげて!

まとめ

血管の拡張が偏頭痛の原因であると考えられています。

チラミンやポリフェノールが多く含まれるチョコレートは、血管を拡張させる働きをするため偏頭痛を引き起こす原因となるのです。

チョコレートを食べることで偏頭痛がおこる人は、摂取を控えることで頭痛を予防できる可能性があります。

人によって偏頭痛をおこす誘因は違います。

誘因となる食べ物や行動を避けることで、頭痛の頻度を減らしたり、軽減できると考えられます。

自分にとって何が偏頭痛の誘因となっているのかを知ることができれば、偏頭痛を軽減することができるでしょう。



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