インフルエンザの子供を同じ部屋で看病する!うつらない方法7選!
毎年、猛威を振るうインフルエンザ。職場や学校で集団感染という話を良く聞きます。
もし、自分の子供が感染して、看病することになったとすると、看病する者の感染リスクはかなり高くなります。
自分も寝込んでしまった、ということにならないためにも、うつらない方法を知っておくことが重要です。
そこでこの記事では、インフルエンザの特徴や二次感染の予防方法をご紹介していきます。
目次
インフルエンザはどうやってうつるのか
インフルエンザウイルスによる肺と気道の感染症で、発熱・鼻水・せき・喉の痛み・頭痛・筋肉痛・全身の倦怠感などの症状が起こります。症状は、感染後の1〜4日に起こります。
始めの数日間は発熱が生じ39℃程度まで上昇します。他の症状は2〜3日で落ち着きますが、発熱は5日程度持続する場合があります。
高齢者や小児の子供、長期療養中の方、免疫機能が低下している方は、かかりやすく、重症化しやすいためワクチン接種をお勧めします。
流行は11月下旬頃から始まり、1〜3月頃にピークをむかえるとされていますが、実際はその年によってピークの時期が異なります。
感染の仕方としては
- 飛沫感染
- 接触感染
飛沫感染は、感染者がくしゃみや咳をした際にウイルスが空気中へ飛び散ります。これを、近くにいる人が口や鼻から吸い込み感染します。
接触感染は、感染者の鼻水などに直接触れる、咳を抑えた手で触れたところに他の人が触れてしまい、その手で口や鼻に触れることで感染します。
これらの感染の様式を知り、対策することが二次感染の予防に重要となります。
以下に、具体的な予防方法を記載します。
関連記事:インフルエンザがうつらない人、うつる人の決定的な違いを徹底解説!
スポンサーリンク
うつらない方法7選!
1.うがい・手洗い
予防の基本中の基本となります。手や口にはいつの間にかウイルスが付着しているものです。より長く、多く付着させているとそれだけで感染のリスクが高まります。こまめな、うがい・手洗いを心掛けましょう。
また、手洗いは石鹸を使用し、30秒以上洗うと効果が得られます。手の甲・手のひら・指・手首をしっかり洗います。
特に、指の間・爪の間・親指・手首は洗い残しが多い部位のため、意識して洗います。
2.アルコール消毒
インフルエンザウイルスは、脂溶性の膜で覆われ、糖タンパクでできた本体があります。アルコールにより、膜を壊し、本体の糖タンパクの変性を起こすことでウイルスが不活化し感染力を低下させる効果があります。
スポンサーリンク
3.マスクをつける
感染している子供、看病する人は、ともにマスクの着用をします。また、他の家族の方も着用するようにしましょう。
4.部屋の空間を分ける
本来は、感染した人は他の家族とは別の部屋で安静にしておくことが望ましいですが、そうもいかない場合もあります。同じ部屋で看病する場合、パーテーションなどで出来る限り空間を分け、部屋中にウイルスが充満しないようにします。
5.看病する人は1人
家族の誰かが体調を崩すと、みんなが心配し何かしてあげたいと思うことは当然です。しかし、全員で看病すると二次感染が大きくなる可能性があります。
ひどい場合では、家族全員で寝込んでしまうなんてこともあり得ます。そのため、なるべく、看病は家族のうち1人が行うようにします。
スポンサーリンク
6.部屋の換気
部屋を閉め切ったままの状態にしておくと、ウイルスが空気中で徐々に充満していきます。そのため、定期的に窓を開けて換気することが重要です。
なるべく、窓は2箇所以上開け、空気の流れを作りましょう。頻度は2時間に1回、5分程度の換気ができると良いです。
7.部屋の加湿
インフルエンザウイルスは、乾燥した空気を好みます。一方で、温度が高く、湿った空気の環境ではウイルスの生存率が下がるとされています。
なるべく、部屋を温かくし、湿度は50〜60%を目安に加湿器などを使用し、湿度を保つことが効果的です。
加湿器がない場合、濡らしたバスタオルを部屋に干す、定期的に霧吹きで部屋に水を吹きかけるなどして、湿度を保ちましょう。
関連記事:予防接種のおかげ?インフルエンザなのに熱が出ない場合もある!
まとめ
インフルエンザにかかると、高熱や咳などの症状のため体力の消耗が激しく、症状が落ち着いた後の疲労感にも悩まされます。なるべく、感染した人の回復を早め、感染者を増やさないためにも今回お伝えした方法を参考にして頂きながら、ご自身と他のご家族への感染を防ぎましょう。
スポンサーリンク