鼻の中がかゆい感じが続く原因は?鼻水なしの場合の対策をチェック!

鼻の中がかゆい感じが続く原因は?鼻水なしの場合の対策をチェック!

鼻


鼻がムズムズすると、風邪をひいたと疑ってしまいます。

また、時期によっては花粉症と思われる場合もあります。


発熱や喉の痛み、咳などの他の症状がある場合は風邪である可能性が高いでし、鼻水がひどい場合には花粉症やアレルギー性鼻炎の可能性が高くなります。

しかし、そこまで鼻水が出ていない場合で、症状が長引くようであれば、風邪や花粉症以外にも原因があるかもしれません。


そこでこの記事では、鼻の中のかゆみの原因や対処法についてご紹介していきます。

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アレルギー性鼻炎

鼻がムズムズしてかゆみがある場合、まず、アレルギー性鼻炎が疑われます。

アレルギーの原因物質により、鼻の粘膜に炎症を起こします。急にくしゃみが出たり、鼻づまり、水のような鼻水が出る場合もあります。


アレルギー性鼻炎と聞くと、鼻水が出てくるイメージがあり、実際に鼻水が出ることが多いです。

しかし、鼻水の症状があまり出ないこともありますので、鼻水の有無だけでは判断は難しい部分もあります。


アレルギー性鼻炎には季節性・通年性の2種類があります。

季節性アレルギー鼻炎の原因は花粉となります。

通年性アレルギー鼻炎の原因はハウスダストとなるため、1年中を通して症状が現れる可能性があります。

ハウスダストは家の中に溜まっている、チリやダニがすぐに想像されます。

その他にも、

  • ペットの毛
  • フケ
  • 食べかす
  • 繊維のクズ
  • タバコの煙
  • 細菌

などが含まれます。

対処法

まずは、生活環境や習慣の改善をしましょう。また、ハウスダストやダニ、カビの嫌う環境に整える必要があります。

ハウスダストは軽く、空気中に舞いやすい状態となっています。

そのため、掃除は人の動きが多い日中よりも、夜寝ている間にハウスダストが溜まった状態となる朝一番にすると効果的です。


ダニが好む環境は湿気、栄養、20〜30℃の温度となります。

ダニは湿度が高いほど増加する傾向にあります。

また、食品の食べこぼし、人間のフケ、汗などがダニの栄養となります。

ソファや寝具など皮膚が接触する頻度が高い物品、床のゴミをこまめに掃除することが大切です。

さらに、室内の換気や空気清浄機の使用、室内温度の確認をすることで、ダニの好まない環境づくりを心がけましょう。


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血管運動性鼻炎

暖かい室内から、冷えた外気に触れると鼻がムズムすることが多い方はいないでしょうか。

気温の変化、寒暖差によって鼻がムズムズするという場合に疑われるのが、血管運動性鼻炎となります。

その他にも疲労・寝不足・飲酒・タバコの煙・自律神経の乱れが原因となることがあります。


症状には、鼻づまり・くしゃみ・咳・体のだるさなど風邪に似た症状が現れるため、間違いやすいので注意しましょう。

しかし、発熱は起こらない点で風邪とは異なります。

対処法

ストレスや疲労、タバコや飲酒が原因の場合、まずは生活習慣の見直しをしましょう。

可能な限り、規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事、十分な睡眠をとるよう心がけます。

また、症状を和らげる治療薬として、抗ヒスタミン薬や副腎皮質ホルモン薬などの薬によって改善効果が得られます。

不安な方は、お近くの薬局の薬剤師に相談して服用しましょう。


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ドライノーズ

鼻のムズムズに加え、乾燥が生じている場合はドライノーズの可能性があります。

鼻水は出ないのに鼻をかみたくなる症状が現れます。また、鼻の中に痛みを感じることもあります。


原因としては、冬場の空気が乾燥している時期、乾燥しやすいオフィスやホテルなどで過ごした際に症状が現れることが多いです。

さらに、新幹線や飛行機など、長時間の乗り物の乗車の際にも現れる方もいます。

対処法

とにかく乾燥を避けることが重要です。加湿器やマスクの使用で鼻の中の湿度を保ちます。

マスクの中に濡れたガーゼを当てておくと、より効果があります。さらに、保湿用のワセリンを塗っておくことも乾燥対策となります。


鼻がムズムズすると、ついつい鼻をいじりたくなります。

しかし、手やテッシュペーパーで触れすぎることで鼻の水分が取られてしまうため注意しましょう。


関連記事:鼻の中の乾燥と痛い症状の治し方7選!注意したい病気もチェック!

まとめ

今回は、鼻のかゆみの原因と対処法についてご紹介していきました。


風邪や花粉症と似た症状のため間違いやすいですが、時期に関係なく長く続くようであれば別の原因を疑ってみる必要があります。

何らかのアレルギー物質が原因である場合は、自分のアレルゲンを知ることが重要となります。

また、症状が現れる時の状況や環境に注意することで原因をつきとめ、適切な対処をしていきましょう。


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