鼻の中のムズムズする違和感の原因6つ!簡単にできる対処法は?

鼻の中のムズムズする違和感の原因6つ!簡単にできる対処法は?

鼻をつまむ


鼻は普段空気の通り道として働いているため、少しの違和感でも感じ取れるように敏感になっています。

中でも鼻がムズムズするという症状はよく見られるものです。


もちろんムズムズする症状に加えて鼻水が出たり、鼻が詰まったりすることも多いですし、時には痛みを伴うこともあるかもしれません。


鼻が詰まったり、鼻水が止まらないと集中力が低下してしまいますので、生活の質が下がってしまいます。

そこでこの記事では、鼻の中がムズムズする違和感の原因となる疾患について対処法とともに紹介していきます。

季節性アレルギー(花粉症)

アレルギーは特定の物質に対して免疫反応が過剰に起こってしまうことで起こってくるものです。

季節性アレルギーは木々がばらまく花粉に対してアレルギーを起こす疾患です。


人によって原因となる物質(アレルゲン)が異なるので、しっかり診断をつけてもらう必要があります。

花粉症というと毎年同じ人が目のかゆみや鼻のムズムズ感、鼻水などに悩まされているというイメージがあるかと思いますが、実際にはある日突然発症するというケースもあります。


つまり今現在花粉症でなくても将来的に発症することもありますし、今の症状が花粉の時期に一致して出ているのであれば、ちょうど発症したところかもしれません。


外出した時に花粉が付着するのは防ぎようがないですが、付着した花粉を家に入れないことが重要です。

玄関に入る前に服をはたいたり、場合によっては帰ってきてすぐに服を着替えてシャワーを浴びたりするという対策を取っている方もいます。

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通年性アレルギー

通年とは季節に関係なく1年を通して症状を呈してくるということです。ということは仕事場や家に原因があるということです。

主に考えられる原因はハウスダストです。

ハウスダストに対して、アレルギーを起こすのが通年性アレルギーであると言っても良いほどだと考えられます。

ハウスダストとは室内にたまっているホコリのことで、ちりやダニ、髪の毛、線維のクズなどが含まれます。

対策としては何よりもこまめに掃除をすることが重要です。


人によって免疫力に差があるので、同じ部屋に暮らしていても発症する人と発症しない人がいますし、同じ人でもストレスや疲労がたまっていたり、風邪気味であったりすると免疫力は低下するので、それまで発症していなかったとしても急に発症することがあります。



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血管運動性鼻炎(寒暖差アレルギー)

気温の寒暖差に反応するアレルギーもあります。

アレルギーとはいうもののアレルゲンはなく、寒暖差によって鼻の奥が刺激され、自律神経のバランスが乱れることで発症します。


主な症状としては風邪と似ていて見過ごされることもありますが、発熱が起こってこないという点がポイントになります。

季節の変わり目は体調を崩しがちですが、もしかしたら寒暖差アレルギーである可能性があることを覚えておきましょう。



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ドライノーズ

ドライノーズはその名の通り鼻の中が乾燥することで鼻がムズムズしてくるというものです。

特に空気の乾燥する冬場に発症する方が多いです。

鼻をかんでも鼻水が出てこなかったり、ピリピリとした痛みがある場合にはドライノーズを疑ってみると良いでしょう。

鼻炎

鼻をほじる


鼻炎の多くはウイルス性です。

一般的に「風邪」と呼ばれているものになりますが、その原因の多くはライノウイルス、コロナウイルス、RSウイルスといったものです。

風邪程度、といったら症状に苦しむ方に申し訳ありませんが、ウイルスを特定して抗ウイルス薬を投与するといった対処は多少オーバーです。


そもそもここで紹介した3つの他にも200種類以上のウイルスが風邪の原因となるので、ウイルスのDNAやRNAを調べて治療するというのは非現実的でナンセンスかもしれません。


そのため、市販されていたり病院で処方されたりしている薬は風邪そのものを治すというより風邪の症状をやわらげるというものになります。

アセトアミノフェンやイブプロフェンなどが含まれていると思いますが、いずれも用法用量を正しく扱わないと中毒症状を呈することがあるので注意しましょう。



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鼻前庭炎

これまでに紹介したアレルギー性鼻炎などの症状が悪化してくると発症することが多いです。

鼻のムズムズ感を解消するために、こすったりすると鼻の入口周囲の皮膚が傷ついてしまい、そこから炎症が起こってきます。

固いティッシュを使っていても同様に皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので、金銭的に余裕のある場合は少し高価なやわらかいティッシュを使用すると良いでしょう。



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まとめ

いかがだったでしょうか。

今回紹介したものはいずれも鼻に空気やアレルゲン、ウイルスが侵入することで発症するということでした。

ですので、マスクを付けることである程度の予防効果はあります。


ただし、マスクのヒダの向きや表裏を間違えてしまうと花粉がたまってしまったりするので注意が必要です。

ポイントとしては外側にした時にヒダがポケットを作らないようにすることです。

また、マスクを付ける他の利点としては、自分の吐息でマスク内の湿度が上がるためドライノーズの予防にもなることが挙げられます。

加湿器と併用するようにするとより効果的です。

症状が辛くて仕方がない時には耳鼻科などの病院を受診しましょう。



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