夜中に鼻づまりが起きる原因3つ!眠れないときの対処法はコレ!
風邪をひいたときや、花粉症など鼻が詰まって息苦しいときがあります。
特に夜中に鼻が詰まると、睡眠中でも苦しくて目が覚めてしまいとても不快です。
この様に悩ましい、鼻づまりを解消する方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
この記事では、特に夜中に起こる鼻づまりにスポットを当ててその原因や解消する方法について解説をしていきます。
目次
鼻づまりがおこる原因は?
鼻詰まりがおこる原因には大きく分けて3つあります。1つ目は、鼻の中の粘膜が腫れることにより、鼻のとおりが悪くなることでおこるものです。
これは、アレルギー性鼻炎などの場合に見られます。
鼻の粘膜にはたくさんの毛細血管が通っており、それが拡張すると鼻の粘膜が腫れてしまうのです。
2つ目は、細菌感染により副鼻腔炎をおこした場合の鼻づまりです。
細菌に感染すると、鼻水が黄色や黄緑色のネバネバとした鼻水に変化します。
さらに、副鼻腔炎になると鼻の中にも多量のネバネバとした鼻水が多くなってしまい、鼻づまりがおこるのです。
3つ目は、鼻の構造に原因がある鼻づまりです。
「鼻中隔湾曲症」や「アデノイド」などが原因で、鼻のとおりが悪くなってしまい、鼻づまりが生じます。
鼻中隔湾曲症は、左右の鼻の間にある「鼻中隔」が、左右のどちらかに曲がっているため、鼻のとおりが悪くなる病気です。
アデノイドは鼻の奥にあるリンパ組織で、免疫に関係しています。
アデノイドが肥大していると、鼻のとおりが悪くなり鼻づまりが生じるのです。
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夜中に鼻づまりがおこりやすいのはなぜ?
夜中や朝方におこる鼻づまりを「モーニングアタック」といいます。睡眠中は副交感神経が優位に働き、体がリラックスした状態になります。
すると筋肉が緩み、血管が広がります。
血管が広がると、鼻の粘膜が腫れて鼻のとおりが悪くなるため、鼻づまりがおこります。
また、枕が低いことも鼻詰まりの原因となります。
枕が低いと頭の血流が多くなります。すると、鼻の中の毛細血管が拡張し粘膜が腫れることにより鼻づまりが生じるのです。
水分不足も鼻づまりをおこす原因の一つです。
体は水分が不足するとむくみがおこります。鼻の中の粘膜もむくむため鼻のとおりが悪くなり、鼻づまりがおこります。
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夜中の鼻づまりを和らげる方法について
鼻を冷やす・温める
もっとも簡単に実行できる方法は、「鼻を冷やす・温める」ことです。モーニングアタックのように血管が拡張したことで生じる鼻づまりの場合は、鼻を冷やしてみましょう。
広がった血管を収縮させるために、冷やすことで鼻づまりが和らぐことがあります。
冷たい濡れタオルなどを鼻に当てて冷やしたり、口の中に氷を入れることにより鼻の毛細血管が収縮することが期待できます。
また、ネバネバした鼻水が詰まっている場合には、鼻を温めることにより鼻づまりが解消します。
温めたタオルを鼻に乗せたり、温かい湯気を吸うことでも効果があります。
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部屋の湿度を上げる
部屋の湿度が低く乾燥していると、鼻づまりがおこりやすくなります。
部屋に洗濯物を干したり、加湿器を使用するなどしてみましょう。
わきの下の自律神経を圧迫する
片方の鼻が詰まっている時に、詰まっている方の鼻が上になるように横向きになると、鼻づまりが解消します。例えば、右の鼻が詰まっていたら、左を向いて寝る(右を上にして寝る)ことにより、右の鼻づまりが解消します。
これはわきの下にある「自律神経」が圧迫されることにより、反対側の交感神経が刺激されます。
交感神経が働くと、血管が収縮します。
この働きにより、鼻の中の毛細血管が収縮し、粘膜の腫れが解消するのです。
これを応用したものが、ペットボトルを脇の下に挟んで、自律神経を圧迫するというものです。
ペットボトルを挟んだ反対側の鼻づまりが解消します。
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上半身を高くする
腰から上の上半身を少し高くして休むと、鼻づまりが解消します。これは、脳や上半身への血流量が減少することにより、鼻の中の毛細血管が収縮し、鼻づまりが解消するというものです。
鼻づまりを解消するツボを刺激する
鼻づまりを解消するツボは、小鼻のわきにある「迎香(げいこう)」と言われるものです。迎香に人差し指を当て、下から上に押し上げるようなイメージで刺激します。
3秒押したら6秒休む程度のスピードで押すと良いでしょう。
これを3回ほど行います。
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まとめ
夜中に鼻づまりがおこると苦しくて辛いです。時に布団に入ってすぐの時間帯や朝方は、鼻づまりが生じやすい時間帯と言えます。
鼻づまりの原因を見つけ、それに合った対処法を行うことで鼻づまりが解消できるので、さまざま方法を試してみると良いでしょう。
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