緑茶の飲み過ぎが原因で気持ち悪い?メリット・デメリットを解説!
緑茶は日本人であれば誰でも飲んだことがありますし、毎日飲むという人も多いかと思います。近年ではペットボトルで大量販売されており、安価でどこでも簡単に飲めるようになりました。
緑茶を飲むことによって得られる効果・効能が凄いとTVなどでも沢山取り上げられています。
ダイエットに効果がある・美容に効果がある・癌の予防にもなるなど耳にしたことがある人もいるかと思います。
しかし、同時に貧血を起こしたり、下痢や胃痛などお腹をこわしてしまう原因になったり、緑茶に含まれているカフェインなど少々心配なこともあります。
そこでこの記事では、緑茶をたくさん飲むことによって体におこる、良い影響と悪い影響について見ていきます。毎日の健康にお役立て下さい。
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目次
緑茶のメリット
まずはじめに良いことについて見ていきたいと思います。血糖値や肥満の予防
緑茶をたくさんの飲むと血糖値が下がります。これは緑茶の中に含まれるカテキンやカフェインが関係しています。
カテキンには、唾液や膵液に含まれる消化酵素の働きを抑制する働きがあります。消化酵素の働きが弱まれば消化により時間がかかり、食後の血糖値の急上昇を防ぐことができます。
またカテキンは脂肪の吸収スピードを遅くする働きもあり、肥満の予防、改善に効果があります。
美容に対する効果
緑茶は美容にも良いです。
先ほどお話ししたカテキンですが、血糖を下げる他に抗酸化作用もあります。
お肌の老化は、お肌が酸化ししわやたるみができることから起こります。これに歯止めをかけてくれるのが抗酸化物質です。
代表的なものにバナナやアボカド、アーモンドなどがよく知られていますが、緑茶のカテキンもその一つにあたります。
また緑茶にはビタミンCも含まれており、肌のキメを整えたりシミ予防にもいいことばかりです。
関連記事:麦茶の飲み過ぎは体に悪影響?吐き気や下痢に要注意!
ガンに対する効果
緑茶には抗がん物質が含まれています。茶ポリフェノールと呼ばれる物質は、がん細胞にアポトーシスと呼ばれる細胞死を引き起こします。
よって様々なガンの発生を抑制したり遅らせたりすることが知られています。
ポリフェノールやビタミンCの抗酸化作用で、活性酸素の害を弱めることはガンの進展や予防につながるとされています。
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緑茶のデメリット
次に緑茶をたくさん飲むことによる悪影響についても見ていきます。心臓に対する影響
緑茶、特に急須で入れるお茶にはカリウムがたくさん含まれています。健康な人が普通に食事と一緒に飲む分には何も問題ないのですが、腎不全など腎臓に病衣にある人は要注意です。
血液中のカリウムが異常に高くなると不整脈や心臓が止まるなど命にかかわる状態になることがあります。
また体調が優れなくなることもあります。
貧血
緑茶に含まれるタンニンは鉄分の吸収を妨げるため、貧血のある人は飲みすぎないようにしましょう。カフェイン
同じく緑茶に含まれるカフェインは胃を荒らしたり、大量摂取すると中毒症状が起きたりします。
緑茶に含まれるカフェイン量はさほど多くありません。相当大量な量を飲まない限り問題ありません。
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結石
緑茶に含まれるシュウ酸は血液中のカルシウムと結合して結石になります。結石とは激痛を伴うことで有名な尿管結石のことです。
肝臓に対する影響
緑茶に含まれるカテキンは肝臓に悪影響があるのでは?との見解もあります。カテキンは先に話したように脂肪の吸収を遅くする働きを生かしてダイエット商品として売られていますが、肝機能障害を起こすのではないかと危惧されています。
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まとめ
日本人には馴染みのある緑茶ですが、このように良い点、悪い点それぞれあります。良い点については美容に良い、健康に良いなどがあります。
悪い点についてはカフェイン中毒、尿管結石、カリウム中毒など怖いものばかりです。
しかしこれらは本当に大量に、目安として1日2リットル以上飲んだ場合です。ただ腎不全の人、貧血の人は大量でなくても上記したような障害が起きます。
緑茶の飲み過ぎで太ることはまずありませんので、適量を楽しんで毎日継続して飲むと健康や美容にとって良いことがたくさんありますので緑茶を手にする機会を、多くしていくことをお勧めします。
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