打ち身の内出血が治らない?酷い場合の原因と対処法はコレ!

打ち身の内出血が治らない?酷い場合の原因と対処法はコレ!

男性


隠れる場所ならいいですが、露出度が多い夏場は特に目立つ、内出血。

見た目が痛々しくて嫌ですし(実際に痛いことも多いです)、大きさによっては外出をためらってしまうこともあります。

その様な状態では、日常生活に支障が出てきますので、できることなら早く治したいものです。

この記事では、打ち身(打撲)が酷い場合の原因と対処法を解説いたします。

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内出血ができる原因

打撲

内出血の原因で一番多いのは、固い物にぶつかるなど、打撲によるものです。

打撲は皮膚の表面に傷口ができたりはしませんが、皮膚の下では、血管・筋肉・神経などが損傷を受けています。


特に子供は遊びに夢中になっているうちに、どこかにぶつかって、知らないうちに打撲し、内出血を起こすことが多いです。


血管が細い人はちょっとしたことで毛細血管が傷ついて内出血になりやすいですし、ビタミンCが不足していると、血管がもろくなるので、ちょっとした衝撃でも内出血を起こします。

打撲した内出血のあとは、赤色→青色→黄色と変色していきます。

これは時間の経過とともに、内出血した部分の血液が劣化することにより起こる変化で、自然な反応です。

骨折

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骨折をした場合も、内出血ができる可能性があります。

骨折するほどの衝撃を受けた場合は、皮膚外部にも傷口ができ、出血するケースが多いですが、内出血だけの場合もあります。

また疲労骨折などは、強い衝撃がなくともなります。

その場合は重症なので、すぐに整形外科を受診しましょう。


疲労骨折と聞くと、激しいスポーツをして、負荷がかかりすぎた場合などを思い浮かべると思いますが、くしゃみやせきが続くだけで、肋骨疲労骨折を起こす方もいるくらいですので、痛みが強い場合は、必ず病院を受診しましょう。



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病気

どこにもぶつけた覚えがないのに、内出血ができていたら、打撲ではなく、疾患の可能性もあります。

主に考えられる疾患は、紫瘢病・白血病などです。


打撲の場合と異なるのは、内出血している部分を押しても、痛みを伴わないことです。

痛みを伴わない内出血がなかなか治らないという場合は、紫瘢病でしたら皮膚科、白血病でしたら、内科を受診しましょう。



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内出血を早く治すための方法

原因として一番考えられる、打撲による内出血の場合の早く治すための対処法は以下の手順を参考にしてみて下さい。

冷やす

内出血が起きたら、24時間以内に冷却してください。

内出血をした部分は炎症を起こしていますし、腫れを伴っている場合も多く、気づいた時点でなるべく早くアイシングをして、炎症・腫れを引かせることが大切です。

肌に直接、氷を当てる・アイスノンなどを直接当てることは、皮膚に刺激となるため、タオルに巻くなどして、少しずつ患部を冷やしてください。



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温める

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アイシングを適切に行ったら、腫れや炎症は引いているので、今度は温めてください。

温めることで血液の循環がよくなり、患部を治すための栄養素が患部に回りやすくなります。

温めたタオルを患部に当てるたり、入浴をするとよいでしょう。

しかし、アイシングの手順を抜かして、温めてしまうと、炎症が収まらず、腫れたり痛みが出たりする原因となるので、初期のアイシングをきちんと行ってからにしてください。

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薬を使用する

内出血に使用する薬は主に塗り薬です。

特にヒルドイドクリームが有効と言われています。

ヒルドイドクリームは病院でも処方してもらえますが、薬局や通信販売でも購入できます。すぐに直したいという方にはお勧めです。

ヒルドイドクリームの主な効能は、皮膚の保湿・血行促進・傷跡をきれいにする等です。

その効果から、キスマークを消すために流行したという話もあります。

ヒルドイドクリームの副作用は非常に少ないと言われていますが、持病をお持ちの方は、副作用が出る場合もあるので、医師に相談の上、使いましょう。



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まとめ

内出血が起きやすいという方は、生活習慣の見直しも大切になってきます。

主にビタミンCやKなど、ビタミンが不足すると、内出血からの青あざができやすいと言われています。

普段から、意識してビタミンCやKを摂取しておくと、内出血からの青あざの予防になります。

見た目に痛々しい内出血はできることなら、普段の生活から改善し、少しでもできにくいよう、予防を心がけましょう。


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