耳が脂っぽいのはなぜ?4つの原因と簡単な対処法を解説!

耳が脂っぽいのはなぜ?4つの原因と簡単な対処法を解説!

耳


電話をした後に画面を見ると、なんだか画面が汚れていることは多いです。

また、何気なく耳を触った時にべたべたすることもあります。

「あれ?きちんとお風呂に入ったのに」と思う人や「耳掃除したのにな」と思う人が多いかと思います。


しかし、耳の穴を掃除する人は多くても、耳の穴以外の部分を丁寧にケアする人は案外少ないものです。

この記事では、耳が脂っぽい原因とその対処法を解説します。

皮脂線が活発

耳には、皮脂腺がたくさんあります。

皮脂腺とは、皮膚や毛を守ったり乾燥から守るために保湿したりするための皮脂が分泌される腺であり、主に毛穴などにそれぞれ存在しています。


耳は、特に皮脂腺がたくさんあり、常に皮脂を分泌していますので、当然耳は脂っぽくなってしまいます。

耳垢は、皮脂と耳の角質や耳の毛や埃などが混ざったものを指し、毎日耳掃除をしていて、耳垢が取れるという人は、それだけ皮脂腺も活発に働いている証拠であるために、耳は特に脂っぽくなります。



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洗い忘れ

入浴時に、耳を綺麗に洗う人は意外と少ないです。

耳に水が入ると聞こえが悪くなるし、耳はそんなに汚れていないと思いがちです。


しかし、耳は皮脂腺の働きにより脂っぽくなっています。

そのうえで、耳を洗わないというのは、当然耳が汚れたままということになります。

つまり、耳を洗うことが少ない人は、それだけ耳に汚れが溜まっているということです。


耳を洗わずに耳の汚れを綺麗に落としていないと、耳は分泌される皮脂が汚れと合わさり、どんどん脂っぽさが増します。

また、耳が水に濡れている状態で、タオルなどで拭かずに放置していたら、耳は雑菌のすみかとなっていまいます。

耳は、少し入り組んだ形になっていることが多いため、水が残ってしまいやすいので綿棒などで綺麗に拭き取るようにしましょう。



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先天性耳瘻孔

先天性耳瘻孔とは、耳の付け根の部分に小さな穴が開いていることを指します。

これは、極稀なケースであり、小さな穴は生まれつき開いています。

半数以上の人は、何の問題もなく生活していますが一部の人のうちには、この穴から膿が出てきてしまったり、脂肪のようなものが出てきたりします。


これは、感染症などの疑いがなければ問題はありませんが、耳瘻孔がある場合は、膿や脂肪のような症状がなくても、一度病院へ行きしっかり診てもらいましょう。

この小さな穴から菌が侵入してしまうと、感染症をお引き起こしてしまい、耳周辺が痛んだり、化膿することもあります。



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粉瘤

耳


これは、皮膚の下に、皮膚から出る角質や皮脂が溜まってしまうものを指します。

主に、ニキビのような小さなものから、大きなデキモノになることもあります。


溜まっているものは老廃物ですので、出す必要がありますが、自力で出すのは痛みを伴うことが多く、また菌などが侵入しやすくなります。


粉瘤は、毛穴に出来ますが、皮膚が柔らかく皮脂が多くある耳は粉瘤ができやすい場所です。

老廃物が原因であるため、常に清潔にしておけば大丈夫だと思われがちですが、体質や外部からの衝撃などにより粉瘤が出来る原因を作ってしまうことがありますので、完全に予防することは困難です。



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耳の脂っぽさを改善する方法

ずばり、丁寧に洗うことです。耳は、皮脂腺が多いため、放置しておくと臭いも出てきたりします。

入浴時に、丁寧に洗うことで、脂っぽさをある程度改善することが出来ます。


石鹸などを使って丁寧に洗うことにより、脂っぽさを改善するだけでなく、耳にはツボがたくさんあるので、洗うことによりそのツボを刺激して、老廃物が溜まったりすることを防ぐ効果も期待できます。

具体的な耳の洗い方

ボディーソープや洗顔料などを使って洗う場合は、耳の奥に石鹸が入り込んでしまわないように、しっかり泡立ててゆっくり洗いましょう。


手全体で洗うのではなく、指先で耳を軽くマッサージするように洗うのがコツです。

耳の穴に指を入れると石鹸が入り込んでしまうそうで怖いという人は、耳の軟骨部分だけでも十分です。


その後、耳の穴に水が入らないように、シャワーを弱くするか、洗面器などに水を溜めて、手で綺麗に洗い流しましょう。


この際に、石鹸が残らないように丁寧にしっかり洗い流してください。

洗った後のケアも重要です。

洗った後は、耳に水分が残っていますので、清潔なタオルなどでしっかり水を綺麗に拭き取りましょう。

この時は、耳の穴にも指にタオルを被せて拭き取りましょう。

具体的な耳の洗い方2

入浴できないが、どうしても耳の脂っぽさが気になる場合に、その場でできる耳の洗い方をご紹介します。

それは、タオルなどを水に濡らし、しっかり絞ったらそれを耳の周りから耳の後ろ、耳たぶから軟骨へとこするように拭きます。


タオルの場所を変えるか、もう一度水に濡らして絞ったタオルを、先ほどと同じように拭きます。

こうすることで、一時的に耳の脂っぽさがなくなり、スッキリします。



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まとめ

耳が脂っぽいというのは、意外と人には言えなかったりします。

しかし、気になっている人が多いですし、実は誰でも耳は脂っぽいです。


耳が脂っぽいだけでは健康に害が出てくることはあまりありませんが、気になってしまいますので、入浴時に綺麗に耳を洗い、しっかりケアすることを心掛けましょう。

入浴時に少し気にかけるだけで、改善効果が期待できます。

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