胃腸風邪の症状で発熱はある?早く治すための対処法も解説!

お腹


胃腸風邪という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

胃腸に風邪を引くなんてと思われるかもしれませんが、実際はテレビでニュースになるほど流行することもあり、メジャーな病気の1つです。


病名からして下痢や吐き気、腹痛などの症状は連想できますが、それ以外の例えば発熱などは起こるのでしょうか?

また、どの様に感染するのかなどの感染経路や予防法なども気になるところです。


そこでこの記事では、胃腸風邪になった時に現れる症状や感染経路、気をつけておきたい対処法などについて紹介していきたいと思います。

胃腸風邪とは

医学的には胃腸風邪という言葉はありません。正しくは感染性腸炎になります。

そもそも風邪(風邪症候群)は主に喉へのウイルスや細菌の感染によって発熱や喉の痛み、鼻水、咳などの症状を呈してくる疾患の総称ですので、少しナンセンスなネーミングです。

しかし、どちらも感染が契機となっていてイメージがつきやすいのでこのような呼び方が定着したのだと思います。

胃腸風邪の原因

先ほども書いたように、感染が原因となります。

主にロタウイルスやノロウイルスが原因として多いですが、ロタウイルスは主に5歳前後の小児に多いとされています。

ノロウイルスは冬に特に増加してくるもので、これは牡蠣(カキ)を生で食べることによって感染するケースが非常に多いです。


非常に美味でリピーターも多い生牡蠣ですが、新鮮であるかどうかに関係なく感染する恐れがあるので注意しましょう。

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胃腸風邪の症状

症状としてはノロウイルスもロタウイルスも同じようなものが現れてきます。

消化器症状では激しい嘔吐や吐き気、下痢などを起こしてきて、これらに加えて発熱や頭痛が出てきます。


発熱があるということは身体の中で炎症反応が起こっているということを示していて、大人では関節痛が出現することもあります。


なぜこのように年齢によって症状に違いがあるのかというと、炎症反応は感染や組織の傷害に対する白血球の反応で、大人の方がその反応を強く起こすためです。

小児では生まれた直後から乳児期までは母乳から抗体を獲得して感染に備えていて、成長に伴い自分の免疫機能を強めていきますが大人ほど白血球は増加しないため関節痛が起こることは少ないようです。


また、このような関節痛を引き起こすのはロタウイルスによる感染性腸炎よりもノロウイルスによるものの方が多いと言われています。

よって食べ物の嗜好も関係していると考えられます。


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胃腸風邪の経過

食べ物


いずれも潜伏期間は1日から数日で微熱の症状から発症します。

熱が出てすぐ、または数日で消化器症状が出てきます。


人によっては熱が出ずにはじめから胃痛や下痢、嘔吐という症状が出ることもあります。

およそ1週間ほどで回復してくることがほとんどですが、ごくまれに死亡することもあり、現在までにいくつかの死亡例が報告されています。

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細菌性の感染性腸炎

ここからは細菌性のものについてお話します。

代表的な病原菌はブドウ球菌、カンピロバクター、EHEC(腸管出血性大腸菌)、腸炎ビブリオ、サルモネラ、コレラ、チフス、パラチフスなどがあります。


症状はウイルス性のものと似ていますが、便に血が混ざってきたり、白い便が出てきたりします。

これらはどの細菌に感染するかで変わってきます。

それぞれの細菌は特徴的な感染源があり、カンピロバクターは生の鶏肉やレバー、サルモネラや腸管出血性大腸菌は牛肉、などとなっています。


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胃腸風邪の治療

感染性腸炎は自然に治ってくることも多い疾患です。

そのため、病院で処方される薬も症状に対するものがほとんどで、抗菌薬などを使うことは少ないです。

特に腸炎ビブリオやブドウ球菌などでは原則抗菌薬は不要となっています。

ただし、コレラやチフス、パラチフスでは必ず抗菌薬を使用して二次感染の予防に努めます。

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胃腸風邪の家庭での対処

下痢が起こってくるため、少なからず脱水症状を呈してきます。

脱水状態になると体内の電解質も少なくなってしまいます。


この時に水が足りていないんだからと水だけ補給していると電解質の濃度が下がってしまうので、麦茶や塩飴などといったもので補充するようにしましょう。

また、細菌性のものは毒素を放出するものもあるので安易に下痢止めを使用してしまうと体内に毒素がどんどんたまっていってしまうので注意が必要です。


さらに感染性腸炎の原因として火を通していない魚介類や肉類が最も多いため、調理の際には火が通っているかきちんと確認することが重要です。


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まとめ

いかがだったでしょうか。

感染性腸炎は原因が非常に多岐に渡り、中には亡くなってしまうこともあります。


感染源は食事であることが多いので、しっかり加熱したものを食べるようにしましょう。

また、本文中では触れませんでしたがブドウ球菌はヒトの皮膚に常在している細菌です。

皮膚にいる分には無害ですが、腸管に入ると悪さをします。


ですので調理や食事の際にはきちんと手洗いを行うことが重要です。

自然治癒することも多いですが、胃腸風邪かなと思ったら病院を受診してより身体に負担をかけないように治療を行いましょう。


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