熱はない寒気と関節痛の原因は?自宅でできる解消法!

熱はない寒気と関節痛の原因は?自宅でできる解消法!

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熱がないのに寒気や関節痛を感じたことはありますか?

それはもしかして風邪のひきはじめの症状かも知れません。


風邪のひきはじめかもしれないな!とは感じていても少し様子見をしてしまい、結局症状が悪化してしまう。

といったケースは多いです。


そんな事にならないためにもこの記事では、風邪の引きはじめにおこる寒気や関節痛の原因やそれらの解消法について少し詳しくお話したいと思います。

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熱がないのに寒気や関節痛が生じる理由

風邪のひきはじめは、免疫力が低下してウイルスが急激に増加してしまっているのです。

このウイルスに反応して、早く体温を上げて熱を発生させ、ウイルスをやっつけようとするためブルブルと体を震えさせて熱を発生させようとするのです。

これが寒気の原因なのです。


医療の世界では悪寒戦慄(おかんせんりつ)と言われている症状です。


次に何故関節痛が生じるのかというお話なのですが、風邪のウイルスが体内に侵入すると、PGE2という物質が作られてしまって、この物質が原因で関節痛が生じてしまうのです。


もう少し詳しくお話しますと、体内に風邪のウイルスが侵入することで、ウイルスから体を守るために白血球からサイトカインという物質が分泌されます。

しかし、この物質が過剰に出てしまうと、健康な臓器にまで危害を及ばしてしまいます。

それを防ぐために発生する物質が、PGE2という物質なのです。

ですので、関節痛が生じるのは体がウイルスと闘っている証とも言えるのです。

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寒気の解消法は?

寒気を感じている時は、体が体温を上げてウイルスと闘おうとしている前兆ですので、まずは部屋を暖かくして、重ね着をし、場合によっては電気毛布などを使用して体を温めることに努めましょう。

温かい食べ物や飲み物をとって、体を冷やさないようにすることも大切です。


時間が経つと体温がどんどんと上昇し、微熱などに移行していくかと思います。

寒気が取れて、暑さを感じてきたら今度はアイスノンなどを使って体を冷やすようにしましょう。

汗も出てくると思いますので、脱水予防のために水分補給にも努めてください。


ただの水ではなく、ドラッグストアなどで販売されている経口補水液がオススメですので一度お試しください。

経口補水液が家にないという場合は、ご自身でも簡単に作ることができます。

レシピを後述しますので、参考にしてください。


また、脇で熱を測っている場合は、汗をかいたまま測定してしまうと体温が低く出やすいので、必ず脇の汗をタオルなどで拭き取ってから体温測定をするように気を付けましょう。


関連記事:大人で40度以上の高熱が下がらない原因や対処法は?

補足:経口補水液の作り方

水500mlに砂糖20gと塩を1.5g入れて混ぜたら出来上がりです。

こちらが基本的なレシピですので、ぜひ参考にしてください。

カロリーが気になるという方は砂糖を半量の10gまで減らしても良いのですが、塩の量は変えないようにしましょう。


小腸で水分と電解質を効率よく吸収させるためには、糖分とナトリウムのバランスがとても重要ですので、計量は正確に行いましょう。

レモンなどの果汁を少し混ぜるとカリウムの補給にもなり、味もすっきりと飲みやすくなるのではないかと思います。


経口補水液は一気に飲むのではなく、コップ1杯分を30分ほどかけてゆっくりと飲むようにして吸収させやすくしましょう。

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関節痛の解消法は?

風邪のウイルスと闘う事で生じる関節痛ですので、1日も早く風邪を治すことに専念するようにしましょう。

安静にし、水分補給に努めてください。


解熱鎮痛剤はウイルスと闘うための体のサインでもある発熱などの症状まで抑え込んでしまいますので、極力使わない方が良いかと思いますが、熱や痛みのあまり水分補給すらできないだとか、睡眠も取れないという場合は体力を少しでも残して早く治すためにも服用しても良いかもしれません。


関節痛には湿布を貼ると勘違いしてしまっている方もいるかと思いますが、風邪を治すことが第一選択ですので注意してください。


関連記事:女性で微熱が続く原因は?ただの風邪ではないかも!

まとめ

いかがでしたでしょうか?


風邪のひきはじめで生じる寒気や関節痛は体がウイルスと闘おうとしているサインですので、無理に薬で抑え込もうとせず、水分補給に努めて安静にするようにしましょう。


高熱が出たり、症状が長引く場合は一度病院を受診して医師に相談すると良いかと思います。

また、冬になると空気が乾燥して風邪のウイルスやインフルエンザなどのウイルスが猛威を奮うようになりますので、加湿を心掛けると良いでしょう。

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