平熱が低いと病気になりやすい?原因と改善方法を解説!

平熱が低いと病気になりやすい?原因と改善方法を解説!

平熱が低い原因は?


ご自分の平熱はご存じですか。体温は、健康のバロメータです。

私達人間の体温の平均はだいたい36.5℃ぐらいです。この36.5℃は体内の酵素が最も活性化され働いてくれる温度なのです。


ただ最近は低体温の人が増えています。


低体温だと、この酵素の働きが低下してしまい、新陳代謝が低下し、免疫力の低下につながると言われています。

平熱が低いと病気になりやすいこと、この原因と改善方法を学んでいきましょう。

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平熱が低いと病気になる! 
低体温の症状とは?

先にも挙げましたが、健康な人の体温はだいたい36.5℃で酵素が最も活発に働いてくれる温度、細胞の新陳代謝が活発で、免疫力も高く健康でほとんど病気をせずにすむ状態を保つことが出来ます。


低体温とは、平熱が35℃台、なかには34℃台という人もいて、血行が悪くなり免疫力も低下、基礎新陳代謝が低下し体内酵素活性の低下がおこり疲労感やアレルギー、生活習慣病などの多くの病気になりやすい状態になることをさします。


体温が1℃下がるごとに基礎代謝が10%低下し、以上の機能が低下すると言われています。


体温が下がることで低体温になり、基礎代謝が低下する…結果脂肪を燃焼しやすくなって太りやすくなります。

生活習慣病には、糖尿病、高脂血症、脂質異常症などさまざまな病気がありますから注意が必要です。


また、婦人病といわれる子宮内膜症や子宮筋腫、不妊などは低体温と関係があり、女性に多い「冷え」などの症状も低体温からなるとされています。


体温と身体の機能の関係を見ていきましょう。

37.0℃~36.5℃

平熱が低い原因は?


免疫力や基礎代謝が最も活発に働きやすい体温。

36.0℃

身体がブルッと震えて寒気のようなものを感じて熱を生産しようとする。

35.5℃

基礎代謝機能が低下し、排泄機能の低下、自律神経失調症、アレルギー症状の発症、身体の機能が狂い始める。

35℃

がん細胞が最も活発に増殖し始める。内臓機能は正常範囲内で機能できる。

34.0℃

身体が生存ギリギリの状態。

33.0℃

凍死寸前の体温。


体温と身体の機能、健康状態に大きな影響があることが分かりました。


身近な症状としては風邪などの感染症、花粉症などのアレルギーなどの症状は免疫力の低下が原因ですが、これらも低体温、体温が下がってくると発症しやすいです。


その他、頭痛、肩こり、腰痛、腹痛、不眠、自律神経失調症、女性に多い生理不順や生理痛、肌のくすみ、更年期障害などの不快症状も低体温から現れます。


また、風邪などウィルスに感染すると発熱します。これは体温を上げてウィルスを死滅させようとしています。低体温の人は内臓の温度が上がりにくく、抵抗力が弱まり風邪が治りにくくなります。



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低体温の原因は?

低体温の原因は、生活習慣にあります。

とくに食生活の乱れが低体温を引き起こすとされています。私たち人間は、食べ物から身体に必要なエネルギーや熱を作って体温を保っています。主には、糖質、脂質、たんぱく質です。


そこで、体内でこれらの栄養素をエネルギーに変える時に必要な栄養分がミネラルとビタミンなのです。

ミネラル不足

このミネラルとビタミンが不足してしまうと、食べ物からエネルギーや熱を作ることが出来ずに体温が上がらず、低体温になってしまいます。


ミネラル・ビタミンの不足は加工食品の摂り過ぎや脂肪分、糖分の過剰摂取の食生活からミネラル・ビタミンが不足になりがちです。

たんぱく質不足

たんぱく質が不足すると熱を作りだす筋肉の量が減少するので低体温の原因になります。

冷たいものを飲食する

冷たい食べ物や飲み物、甘い食べ物は身体を冷やしてしまいます。

野菜

夏野菜は身体を冷やします。冬に季節はずれの夏野菜を生のまま食べることは禁物です。

ダイエット

無理なダイエットは食生活の乱れにつながり、ミネラル・ビタミン不足を引き起こします。

エアコン

冷暖房などがしっかりと整っている環境に居続けることで、体温調節機能が低下し自分で体温調節が出来なくなり低体温につながります。

運動不足

運動不足も血液を送る働きをする筋肉の力が低下し、低体温になります。

ストレス

過度なストレスが自律神経の乱れを引き起こし、体温をコントロール出来なくなります。

低体温の改善方法は?

平熱が低い原因は?


  • バランスの良い食事で、たんぱく質、ミネラル、ビタミン、亜鉛を摂取しましょう。

    亜鉛などのミネラルを摂ると、女性ホルモンのバランスを整え冷えや低体温、生理不順などを改善出来ます。

  • 冷たい食べ物、甘い食べ物を控える。温かい食べ物や飲み物で身体を温める。

  • 旬の野菜や果物を摂ること。

  • 無理なダイエットは避けること。

  • 適度な運動やストレッチで筋力をあげること。

  • お風呂にゆっくりつかる習慣をつけること。

  • お酒、煙草を控えること。



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まとめ 生活習慣を見直す

以上、平熱が低いと身体に影響すること、低体温の原因と改善方法を挙げました。健康な身体を保つことは、質の良い生活習慣がいかに重要であるかということが分かりました。


低体温を改善して、免疫力をあげて強い身体と心を作っていきましょう。


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