赤ちゃんが反り返る原因は?抱っこしにくいが何かの病気なの?
赤ちゃんの反り返りはよくあります。生後2、3か月の赤ちゃんの反り返りも4、5か月頃になり首がすわるとさらに反り返りが激しくなることがあります。
その後少しずつ減っていき、1歳頃を過ぎると多くの赤ちゃんは自然と反り返りをしなくなっていきます。
赤ちゃんの反り返りは、お母さんにとっては抱っこしにくくて大変です。この反り返りが脳性麻痺や発達障害のサインと聞いたことがありかもしれませんが、ほとんどの赤ちゃんの反り返りは問題ありませんので心配いないでしょう。
ただ、反り返りの状態で脳性麻痺や発達障害が疑われる場合もありますのでここで反り返りの原因などを見ていきましょう。
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赤ちゃんの反り返りの原因は?
赤ちゃんはお母さんの体内にいる間、丸まった姿勢のまま過ごしていました。それが誕生と同時に、丸まった姿勢から開放された赤ちゃんは身体を伸ばすことが出来ます。赤ちゃんは身体を丸めることから、徐々に身体を伸ばすこと、つまり体幹を伸ばすことにシフトしていきます。こうして筋力を備えていきます。
注意したい赤ちゃんの反り返りとはいったいどのような反り返りなのでしょうか。
力の加減がうまく分からない赤ちゃんは、身体の反り返りが強く出やすいことがあります。力が強いのもあってお母さんは不安を掻き立てられます。
その中で反り返りのクセが目立つ赤ちゃんがいますから挙げてみます。
➀横抱きだっこのときに反り返って抱っこしづらい。
➁仰向けに寝かせるとブリッジする。
➂ブリッジのまま移動したりする。
このようなクセが目立つ場合は、反り返りをチェックしてみましょう。
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注意したい反り返りとは?

注意したい反り返りの症状とは、
寝ている時にも手足を突っ張って反り返る。
反り返りの時に同時に足が棒状に突っ張る状態。
反り返り時に首や肩がねじれて不安定になっている。
身体を横向きに反り返る状態で寝がえりをうつわけではない。
仰向けではなく、身体を一方向に偏って反り返る状態が脳性麻痺としての分かりやすい症状ですから、4カ月を過ぎた赤ちゃんでこれらの様子が見られたら一度専門の医師に相談してみましょう。
赤ちゃんの意思で反り返っていれば問題はありません。しかし、寝ている時に身体に力が入っていて首や肩がねじれるような反り返りが見られたら脳性麻痺の可能性が考えられます。
脳性麻痺は1000人に2~4人程度の確率でかかる病気ですから、それほど心配の必要がありませんが、先天性のものと後天性のものが原因で発症してしまう場合があります。
生後1歳半未満の脳性麻痺は、専門医師でも判断が難しいので気になるようでしたら一度かかりつけの小児科の医師に相談してみましょう。
また、赤ちゃんの反り返りが激しいという症状が自閉症の特徴だと言われていますが、ただの反り返りの状態だけで自閉症かどうかの判断は出来ません。お母さんは過度に心配や不安を抱かないようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんの反り返りは心配しすぎないで
新生児や赤ちゃんの反り返りがひどいと抱っこしにくくて大変です。赤ちゃんが自分で力を入れた時、反り返りが起きます。お母さんやお父さんの抱っこが不安定だと赤ちゃんが不安に感じて力を入れてしまいます。初めての赤ちゃんならとくに、お母さんも赤ちゃんの抱っこにまだ慣れていませんから、赤ちゃんの方もバランスを保つために反り返るということもあります。
ほとんどの赤ちゃんの反り返りは1歳を目安に治まってきます。脳性麻痺や自閉症などの病名の可能性と聞くと不安になりますが、過度に心配しないようにしましょう。
普段から赤ちゃんの反り返りの様子を把握して、乳児健診や小児科の医師などの専門家に相談しましょう。
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