赤いうんちが出るのは病気?自覚症状が無くても要注意!

赤いうんちが出るのは病気?自覚症状が無くても要注意!

女性


便(うんち)をしたら便器が血で真っ赤になってしまっていたり便に血が混じっていた!

これは誰もがビックりしてしまうことかと思います。

痛みなどの自覚症状がなくても、何か良からぬことが起こっているのでは?悪い病気ではないのかと不安になってしまいます。


どこか病院に行こうと考えても初めての経験のため、何科の医者にかかれば良いのか判断を迷うこともあります。

この記事では、便(うんち)が赤くなったり、真っ黒になる原因をお伝えしていきます。

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便が赤い・黒い原因は?

便(うんち)が真っ赤になったり、真っ黒になったりした場合は、便に血が混じってしまっている可能性が高いです。


このことを、血便が出ていると言います。


血便と似た表現で鮮血という言葉がありますが、血便は排泄することで赤い血の混じった便で、鮮血は傷口から鮮血がふき出して固まっていない血と区別することができます。

赤い便が出る原因

便の色にも赤い便と黒い便がありますが、赤い便は肛門に近い側で小腸や大腸に出血がみられます。

「赤い便」の原因となる主な病気は

  • 大腸がん
  • 直腸がん
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病虚血性大腸炎
  • 内痔核
などが考えれれます。


関連記事:便が赤い原因は?塊が混じる女性が注意したい病気!

黒い便が出る原因

胃に近い部分からの出血があると、胃酸の影響で血が変色し黒い便が出ます。

「黒い便」の原因となる主な病気は

  • 胃がん
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 食道静脈瘤
  • 急性胃粘膜病変
などが考えられます。



関連記事:逸見政孝さんに学ぶ!スキルス胃がんの症状・原因・余命!

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肛門が原因

便秘や長時間にわたって同じ姿勢をとる、刺激物の過剰摂取。

女性の場合は妊婦の時や産後などに、いぼ痔や切れ痔になりやすく、臨月になるといぼ痔が悪化する場合も多いです。


肛門の痛みではなく違和感があり、かゆくなる場合もあり肛門が腫れてイボのようになるものです。


さらに悪化すると肛門の外にでる脱肛の状態を引き起こします。


いぼ痔は男性と女性の差はありませんが、女性は切れ痔になりやすく、男性には痔ろうが多く見られます。


女性に多い切れ痔の理由は、男性と比較すると女性は便秘になりやすく、便秘の原因として生理やダイエットなどの影響などで便秘になりやすいということです。

男性に痔ろうが多い理由
では何故、男性には痔ろうが多いのでしょうか?

女性は便秘になりやすい反面、男性は下痢になりやすく下痢になりやすい原因としては、仕事で強いストレスやアルコールを飲む機会が多いことからです。


痔ろうができる原因は下痢症になり肛門腺に便が入りやすくなることや排便の際に強くいきんで踏ん張ること、先天的なもの、疲労とストレスで免疫が低下して肛門内がわずかの刺激で炎症が起きることだとわかっています。


便秘も代表的な原因などからによるためであり、食生活の乱れから発生する場合があり、肛門に負担をかけないようにすると良いでしょう。

また、血便は激しい力仕事や運動や刺激物の摂取、産後にできる場合もあります。


関連記事:血尿が出る原因で男性が気をつけたい3つの病気!

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腸が原因

切れ痔・いぼ痔以外による血便や鮮血は、大腸の病気の可能性もあるのかもしれません。


はじめは小さなポリープで無症状のものがほとんどですが、次第にポリープが大きくなって血便が起こります。

ポリープの大きさや部位によって、便に鮮血が付いてる場合と見た目では異常が現れず便の検査で陽性反応が出て血便に気づく場合があります。

とくに、非腫瘍性の若年性ポリープは出血しやすいのが特徴です。

大腸ポリープに気が付いたら速やかに消化器内科を受診することをおすすめします。


注意点としては、高脂肪や低繊維食をなるべく控えて便通を整えてください。適度な運動も習慣付けることが大切です。

まとめ

便の色は病気の重要なサインとなりますので毎日便の色チェックすることが必要だと思います(正常な状態の色や形をチェックしておくとよいです)。


便を確認することで、自分の健康状態を知り病気の早期発見と予防ができます。


黒、赤、緑、黄色など便の色で病気の疑いが解れば早めに治療もでき、予防方法につながります。

また、便の色だけでなく、形や便の臭い、硬さなども腸内の状態を推測することができ、重要なポイントとなるでしょう。


大腸ポリープは放置しておくと大腸癌に発展することが多いので、早めに病院へいき検査を受けて下さい。

病院へ行く際は、肛門科、消化器科、胃腸科、外科などで対応してくれます。恥ずかしいという気持ちを捨てて自分の体の事を考えて病院に行きましょう。

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