太田胃散の副作用は?妊婦が服用しても大丈夫かも解説!
飲み過ぎ・食べ過ぎやちょっした吐き気などの時に、「太田胃散」を服用する人も多いと思います。
胃が弱い人は、欠かせない薬となっているかもしれません。
現代の食生活では不規則な食事・嗜好品の摂りすぎで、胃に負担をかけることが、多くなってきていますのでとても重宝する薬です。
太田胃散は胃腸薬と整腸剤が販売されていて、健胃生薬に強酸剤、消化酵素を配合した、現代の食生活に合った胃腸薬です。
この記事では、そんな「太田胃散」について効果や副作用を解説していきます。
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太田胃散の効果・効能
7種の健胃生薬(しょうやく)の効果的な配合が胃の働きを良好にし、飲みすぎ・食べ過ぎ・胃もたれなどの不快な症状の改善に役立ちます。また、胃の弱った方、食欲のない方にも健胃生薬は有効です。
作用の異なる強酸剤を配合することで、胃の中の酸度を調整し、胸やけ・胃痛・胃部不快感にもすぐれた効果をあらわすとともに、消化酵素を働きやすいようにします。
生薬特有の芳香味と効き目を生かすために散剤の形にしてあります(錠剤タイプもあります)。
生薬の芳香味がI-メントールの清涼感、強酸剤の働きと相まってスッキリとした爽快な服用感をもたらせてくれます。
散剤なので早く胃の中で作用します。
また、ストレス胃に効く漢方タイプもあります整腸剤ですが、2種の乳酸菌(ビフィズス菌・ガッセリ菌)と酪酸菌の3つの整腸性菌が、乱れた腸内バランスを整え、刺激を受けにくい腸内環境を作っていきます。
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太田胃散の効用
胃腸薬を飲むことで期待できる症状は
- 飲みすぎ
- 胸やけ
- 胃部不快感
- 胃弱
- 胃もたれ
- 胃痛
- 消化不良
- 消化促進
- 食欲不振
- 胃酸過多
- 胃部膨満感
- 吐き気(胃のむかつき・二日酔いのむかつき・悪酔のむかつき・悪心)
- 嘔吐
- 胸つかえ
- げっぷ
- 胃重
などです。
整腸剤を飲むことで期待できる症状は
- 弱いお腹を改善
- ストレスや飲酒などでお腹がゆるくなる方
- お腹の張りが気になる方(軟便・整腸・便秘・腹部膨満感)
などです。
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服用の注意点、妊婦は大丈夫?
まずは服用の注意点を見ていきます。
- 胃腸薬は8歳未満は服用禁止です。(小児に服用させる場合は保護者指導監督の元に)
- 整腸剤は5歳未満は服用禁止です。
- 持病のある方は医師に相談してください。
- 薬などアレルギー症状を起こしたことのある方
- 腎臓病・甲状腺機能障害のある方
- 透析治療をうけている人は服用禁止です。(太田胃散の中でもアルミニウムを含んでないものは大丈夫です)
- 長期服用はしないでください。(2週間以上服用しても改善されない場合は服用を中止し、添付文書持参の上、医師や薬剤師に相談してください)
- 他の薬を併用する時は効き目に影響することもありますので医師や薬剤師に、相談してください)
- 牛乳で飲まないでください(薬の効果に影響があります)
- 服用は1日3回以内にしてください(間隔は4時間以上あけてください)
などの条件に当てはまる場合は、服用は避けて病院で違う薬を処方してもらいましょう。
また、太田胃散は胃腸薬・整腸剤共に妊婦の方も服用できます。授乳婦の方も服用できます。(母乳へ移行する成分は含まれていません)
しかし、薬であるため心配であると考える妊婦さんも多いと思います。その場合はあくまでも胃薬ですので、無理をして「太田胃散」にこだわる必要はありません。
医師や薬剤師と相談して、薬を選んでください。
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太田胃散の副作用
眠くなる成分は入っておりませんが、発疹・かゆみなどの症状が現れることがあります。これは、成分の生薬のどれかにアレルギー反応が出ている可能性がありますので、すぐに服用を中止しましょう。
まとめ
胃腸薬でも様々な種類の胃腸薬が販売されています。太田胃散は色んな方や色々な症状に効果がありますので家庭の常備薬にも、使用することができます。
また、胃薬でも例えば、胃酸過多でキリキリする痛みの場合はH2ブロッカー入りの、胃薬(胃酸が分泌しずぎる前に先に胃酸の分泌を抑える作用のある)が向いていたりします。
症状に応じて薬剤師さんと相談して服用するようにしましょう。
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