手の指先がビリビリとしびれる3つの原因!姿勢や枕に要注意!

指先


指に力が入らなかったり、しびれがあったりする方はいらっしゃいませんか。

短時間でおさまるのであれば良いですが、なかなかしびれが取れない場合は何かしらの疾患にかかっていることがあります。


指先のひどくなると、夜も眠れない状態が続きますし仕事や勉強などの日常生活にも影響してきます。

そこでこの記事では、指先がしびれる原因についてご紹介いたします。

脊椎(せきつい)について

普段私たちが背骨と呼んでいるものは学問的に「脊椎」といいます。

セキツイ動物というような呼び方を中学校の理科で習ったことがある方も多いと思います。

この脊椎は幾つもの「椎骨」という骨が縦方向につながってできています。


首のところの椎骨を「頚椎」といって7つあり、胸のところは「胸椎」で12個、腰は「腰椎」と呼んで5個あります。

椎骨は前方に「椎体」という部分があり、椎体と椎体の間には椎間板という軟骨があります。

椎骨の後方は「椎弓」という構造があり、アブミのようなアーチを作っています。

このアーチが縦方向に並んでいることによって管のような構造を作っていて、これを「脊柱管」といいます。


脊柱管の中には「脊髄」という脳から伸びる神経線維の束が通っており、椎骨と椎骨の間の隙間から腕や体幹、脚へ神経を枝分かれさせています。


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頚椎椎間板ヘルニア

さて、頚椎椎間板ヘルニアは頚椎の高さにある椎間板が椎体と椎体の間からはみ出してしまい、脊柱管の方へ出っ張ってきてしまうことにより脊髄が圧迫されて神経を障害してしまう疾患です。


腕を動かしたり腕の感覚を伝えている神経は頚椎の高さの脊髄から出ているため、頚椎椎間板の異常が腕の症状として現れてきます。

腕や脚は左右に1つずつあるので、脊髄から出ている運動神経や感覚神経も左右1本ずつあります。


脊髄が圧迫されてしまっている場合は両手にしびれや運動麻痺が現れますが、椎間板が左右のどちらかに偏ってはみ出している場合には脊髄ではなく脊髄から枝分かれした後の神経を圧迫したり、脊髄の片側だけを圧迫したりすることになるので、どちらか片側だけの症状となります。


頚椎椎間板ヘルニアは猫背でデスクワークをしていたり、高さのあっていない枕を使っていると頚椎に負担がかかってしまうので、背筋をしっかり伸ばし顎を引いた姿勢で仕事を行ったり、寝姿勢に気をつけることが重要です。


また、椎間板は加齢とともに劣化してきてヘルニアを起こしてきやすい状態になるので症状が続くようであれば整形外科を受診すると良いでしょう。


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手根管症候群

先ほど腕や手への運動神経および感覚神経は首のあたりから出ているということでしたが、これらの神経は手に到達する際に必ず手首を通ります。

指先の感覚を支配している神経で代表的なものは正中神経という神経で手首にある手根管という所を通っています。


この手根管には正中神経の他に指を動かすための筋肉の腱が9本も通っていて、手根管自体は骨と靭帯で構成されていることから伸び縮みができません。


ですので、何かしらの原因によって手根管が狭くなると正中神経が圧迫されて指先のしびれなどの症状が現れてきます。


手首


原因は不明であることが多いですが、妊娠や出産、更年期の女性で多く見られる手根管症候群では女性ホルモンが乱れることによって、筋肉の腱を包んでいる腱鞘というものが、むくんでしまうことにより正中神経が圧迫されていると考えられています。


同様に腱鞘炎などでも手根管が狭くなってしまうことが考えられます。


正中神経は主に親指から中指、薬指の親指側半分の感覚を担当しているので、正中神経が障害されてしまうと、これらの指や各指を伸ばしたところの手のひらにしびれを生じてきます。


治療としては消炎鎮痛薬やビタミンB12などの飲み薬があり、腱鞘炎が原因である場合には手根管内腱鞘内注射を行って腱鞘炎の治療を行うこともあります。


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ハネムーン麻痺、サタデーナイト症候群

正確な疾患名ではありませんが、状況としてパートナーに腕枕をしているときに多く発生するのでこのように呼ばれています。

原因となる神経は「橈骨(とうこつ)神経」になります。


橈骨神経は正中神経と同様に脊髄から枝分かれした神経で、鎖骨の下、脇の下を通って、上腕骨の背中側を走行して肘のあたりで腕の前面に出てきて最終的に手の甲の中指より親指側の領域の感覚を支配します。


橈骨神経がこのような場所を通っているので、腕枕をしたりソファなどで頭の下に腕を置いたまま寝てしまったりすると、橈骨神経が圧迫されてしまって麻痺やしびれなどの症状が出てきます。


昼寝などの短時間であればすぐに回復しますが、数時間圧迫してしまうと長期間麻痺が取れなくなってしまうことがあります。


しかも、痛みがあるとか血が溜まっているという感覚があまり感じられないため、気が付かないうちに麻痺が出てしまっているということが多いです。

朝起きたらしびれがあって、数日とれないようならこの疾患を疑う必要があります。


発症状況としては腕枕であったり、飲み会で潰れて不自然な姿勢で寝てしまったというものがあり、誰にでも起こりうるものなので注意しましょう。


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まとめ

いかがだったでしょうか。

指先の痺れの症状でも指先そのものに原因があるとは限らない事が分かったかと思います。

症状が続く場合は一度病院に行って検査を受ける必要が出てきます。


しびれは神経に起因して出ていることが多いので、病院に行った際にはどの部分がいつ頃からしびれているかを正確に伝えるようにしましょう。

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